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〜行動の先を創造する〜「情報漏えい防ぐくん」開発ストーリー

弊社のメイン事業であるサイバーセキュリティ事業の商品「情報漏えい防ぐくん」を提供してから丸2年、早3年目に突入しました。ローンチしてからもこまめにアップデートを繰り返し、昨年の春、全体機能として十分と言えるものが完成し、導入実績120社以上、売上はなんと昨対約500%にまでなりました。(!)

改めて「情報漏えい防ぐくん」はどのようなことを心がけて開発しているのか、他社商品との差別化についても触れながらご説明させていただきます。


標的型メール訓練|情報漏えい防ぐくん
「情報漏えい防ぐくん」はコンテンツ・カスタマイズ性に特徴がある標的型攻撃メール訓練サービスです。フィッシングメールやなりすましメールがマンガ・動画で学べる情報セキュリティ教育サービスになります。
https://fusegu-kun.com/


ーーまずは開発体制について。

営業、カスタマーサクセス、エンジニアの距離が非常に近く、毎週MTGを行うことで、昨年は毎週のように新機能をアップデートすることができました。機能の充実だけでなく、カスタマーサクセスの声を拾い、使用感にも注力し実装しています。また、実際にお客様からご要望をいただき、過去に実施していた訓練フローを再現し、さらに改善した機能を約2週間後には開発するなど、小回りの効く製品作りに努めています。そのため、今では「標的型メール訓練」として十分以上の機能を網羅することができました。その甲斐あって、多くのご評価をいただき実績が増えたこともあり、大手企業が実施している訓練のノウハウも蓄積されています。競合他社ではメイン事業が他にあり、新機能の開発を定期的に実施していないことが多いですが、メイン事業としている弊社では、お客様のご要望に応じることができる体制が整っています。今後も全体に対してポジティブに働く機能を開発予定です!

ーー開発するにあたって大切にしている軸とは。

ずばり「カスタマーファースト」です。ありきたりですが、エンドユーザーとなる従業員、また情シスの方が求めていることをとても意識して開発しています。例えば、運用する側となる情シスの課題として、以下の声がよく挙げられます。

  • 教育コンテンツが面白くなく、従業員が見ているか不安
  • セキュリティ教育の学習効果が分かりにくい
  • そもそも従業員が勉強してくれない
  • 業務が忙しく訓練に手間をかけられない

「従業員のセキュリティ意識を向上させる」をミッションに持つ弊社としては、訓練を実施しても従業員まで届いていなければ、サービスとして意味がないと考えています。「情報漏えい防ぐくん」の1番の特徴である教育コンテンツは、漫画やYouTubeといった動画を利用しているため、学習意欲を高めることができます。また、シンプルなシステムのため、情シスの手離れが良く、運用の負担を軽減することができます。これはまさに弊社の企業理念である「行動の先を創造する」に則ったバリューです。


株式会社サイバーセキュリティバンク
私達は、"お客様に価値を提供できるビジネスマンであること"を常に意識をして事業に取り組んでおります。
https://csbank.co.jp/


ーー「情報漏えい防ぐくん」の今後の展望について。

「情報漏えい防ぐくん」は配信をお任せいただく「配信代行」と、いわゆるSaaSの「ツール販売」の2種類のプランをご用意しています。今期はカスタマーサクセスを新設し、運用に力を入れて業務推進してきましたが、来期は運用のサポートだけでなく、システムの使用感も強化していきたいと計画しています。これまで通りカスタマーサクセスに運用をお任せいただき、訓練内容や送付頻度など、ナレッジを提供しながらディレクションさせていただくことで効果が高まることは間違いないですが、お客様のご要望として、やはりコストの観点は避けることができません。「情報漏えい防ぐくん」をより多くのお客様にご利用いただくために、今後ツール販売も拡大していけるよう、社内のオペレーションを強化し、運用する側の工数にも着目した開発を行い、従業員まで届く学習効果を提供できるサービスにしていきたいと思っています。


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