現場の声を大切に組織成長を見守っていきたい
そんな風に力強く語る、管理本部の執行役員であるKさん。今村不動産の創業期から長年に渡り、経理や財務管理など会社の要であるバックオフィスを支えてきました。そんなKさんに、規模拡大に向けて変革期にある会社に対する思い、これからのキャリアビジョンについてうかがいました。
目次
自分の専門性を高めて会社と社会に貢献したかった。
常にアップデートし続けることが求められる環境。
一人ひとりの意見を大切にしてくれる組織風土。
努力が会社の発展につながっていると実感できる組織を目指して。
自分の専門性を高めて会社と社会に貢献したかった。
ー もともとは全く違う業界からのキャリアスタートでしたよね?
大学卒業後、大手食料品メーカーの営業職からキャリアをスタートしたんですが、そのなかでお客様との折衝よりも売上や予算編成など数字を管理する業務に楽しさを感じ、次第に簿記を勉強するようになりました。その後、社労士事務所と不動産会社でダブルワークで働くようになってからは、簿記の勉強に加えて宅地建物取引士の資格も取得し、不動産業界の経理業務に携わるようになりました。そうしているうちに、さらに会計業務の専門知識を深めたいと感じるようになって、会計事務所に転職したんです。
仕事は充実していたのですが、プライベートでは子供が小学生に上がるタイミングに差し掛かり、当時の勤務体系で働き続けるのが難しくなったこともあって、次の転職を決意しました。これまでの経験を活かしながら、もっと責任ある仕事に挑戦して、会社や社会に貢献したいというキャリアビジョンを描いていたものの、子育も犠牲にしたくなかったので、9時-17時勤務が可能なことを最優先の条件として転職活動をしていました。そこで出会ったのが今村不動産。私がどんなキャリアを歩んできたか、将来のキャリアビジョンはどうかなど、真摯に向き合って耳を傾けてくれたのが印象的でした。
ー 転職にあたって不安などはなかったんですか?
当時は会社としてちょうど3期目に入ったばかりで4名体制。まだまだスタートアップの組織だったので、社労士事務所、会計士事務所、そして不動産業界と、これまで自分が得てきた経験をフル活用しながら、会社の発展を担えるポジションにわくわくしたことを、いまでも覚えています。
はじめは勤怠管理も手書き、給与もエクセルで計算していたところを、少しずつシステムを導入しながら自動化していきました。組織の土台をいちから作り上げていく役割だったので、とてもチャレンジングな毎日でした。なかでも重要だったのが管理会計のシステム化。入社後、社長や専務とお話しするなかで求められるものは、これまで会計事務所で経験してきた一般的な経理業務とは異なる、経営判断に直結するレスポンスでした。
ー 求められる仕事のレベルも高かったんですね
不動産開発の仕事は取り扱う金額が大きくプロジェクトのスパンも長い傾向にあり、案件ごとの収支シミュレーションの精度が資金繰りなどの経営計画に大きく関わってきます。それこそ、桁をひとつ間違うだけで予測が大幅に変わってしまう。不確定要素なども盛り込んだシビアな収支シミュレーションをもとに、経営サイドが求める質の数値データを算出し、財務状況の分析や経営判断に寄与できる仕組みを目指して、エクセルを駆使しながらカスタマイズしていきました。経営を左右しかねない重要な仕組みだからこそ、プレッシャーもやりがいも大きかったですね!
いまではVBAで構築したその仕組みをベースに、会計シミュレーションや資金繰りの管理、営業職が使用する工程表や収支資料などを連動させ、毎年バージョンアップを重ねながら今村不動産独自の管理ツールとして財務管理を行っています。
常にアップデートし続けることが求められる環境。
ー 独自システムは現在もアップデートが続いているんですか
そうなんです。現在は各営業担当からバラバラに上がってくる資金の流れの表があって、それをもとに経理担当がキャッシュフローを管理し、私の方で最終的な財務のシミュレーションに落とし込んでいるんですが、それぞれの仕組みが独立していることもあり、転記ミスなどのヒューマンエラーが起こるリスクがあるんです。そこで、それぞれのデータを全てシステム化して連動&一元管理できるように、独自システムのアップデートを現在進行形でプロジェクト化して進めているところです。
これが実現すると、エラーはもちろん情報連携のタイムラグも減るので、よりタイムリーな経営判断が可能になります。また、いまは私がほぼ全てを把握していますが、拡大成長していく会社の今後を考えると、私以外もシステムを理解&管理できる状態にしておくべきだと以前から感じていました。それだけ、昔と比べると会社が大きくなって、組織として機能するようになってきたんだと嬉しくも思います。このプロジェクトは私自身のキャリアにとっても大切な仕事になると確信しています。
ー 会社の成長とともに個人もアップデートしている感じでしょうか。入社時から比べると人もずいぶん増えましたもんね
それこそ、私が入社した頃と比べて社員数は3倍に増えています。ちょうど5月に節目となる第10期の決算月が終わりましたが、現在は17名体制になりました。私1人だったバックオフィスのメンバーも現在では6名に。2023年の人事考査で執行役員というポジションをいただいたこともあり、中長期的には私個人のキャリアはもちろん、一緒に働く後輩のマネジメントにも力を入れていきたいと思っているところです。
役職責任が変わり、マネジメントの業務では個人の成果だけではなく部門全体の成果が求められるようになったので、各部署の方向性を定めたり、スタッフ個々の成長をサポートするなど私自身も新しく取り組むべきタスクが増えました。さらに人事部、総務部、経理部、広報部に分かれている部署を、第11期からはより細分化して部署ごとの役割を明確にしたうえで、業務内容の最分担を行っていく会社方針があります。このあたりを整備するのも、執行役員である私の仕事。プレイヤーとしての自分とは違った視座が求められます。
私はどちらかと言えば完璧主義なタイプで、これまで社長や専務から依頼された仕事に対しては、100%を超える提案をしたいと努力を重ねてきました。けれど、人が増えるにつれて組織には多様な考え方が出てきますし、個々人に与えられる役割も仕事に対する価値観も変わってくる。だからこそ、これからもっと大事にしたいのは複合的な視点です。入社当時、社長や専務が私にしてくださったように、スタッフ一人ひとりにしっかり向き合い話を聞きながら、個人として、執行役員として、そして会社として最適な判断ができるように、マネジメント力をつけていきたいですね。
今村不動産の素敵なところはチーム力だと私は思っているんですが、スタッフそれぞれが主体的に意見を出し合い、課題改善を繰り返しながら、より良い組織作りに貢献していきたいと思います。
一人ひとりの意見を大切にしてくれる組織風土。
ー昔から現場の声を大切にする社風だったんでしょうか?
そうですね。トップダウンの指示ではなくて、社員一人ひとりが意見やアイデアを出しやすい環境で、その意見を尊重し、会社の成長に活かしていく企業文化は、私が入社した頃から変わりません。毎月の社内イベントなど部署や役職を超えた交流の機会も、社員の声から始まった素敵な取り組みだと思います。
今後組織がどんどん拡大して人が増えたとしても、これまで今村不動産が大切にしてきたボトムアップの意見が求められる社風、そしてその意見が実現しやすい環境を整備発展させていくことも私の役目だと思っています。
ー 働く環境の整備は組織拡大のカギになりそうですね
今村不動産には特徴的な制度がいくつもあります。育児休業は子供が3歳になるまで取得可能で、育児時短勤務やフレックス制度と合わせて、子育てと仕事を両立しやすい環境が整っています。他にも、勤務時間を7時間または8時間から選択できる制度があったり、会社の計画年休で消費する有給休暇に変わる形で特別休暇を付与するなど、社員一人ひとりが自分に合った働き方を実現できる環境が整っているのは魅力だと思います。
私自身、振り返れば2022年から2023年にかけて出産育児を経て仕事に復帰した経験があります。それ以降、現在は遠方に住んでいる関係もあり、基本フルリモートで業務に携わっています。個人的には働きやすい環境でありがたいと思う反面、執行役員という役職をいただいたこともあって、私が現場にいなくても大丈夫なのだろうか?リモートワークでもマネジメントの職責が務まるのだろうか?という不安はいまも正直あります。
ただ、私がいまのスタイルで工夫しながら働いた経験が、将来私と同じような環境でフルリモートで働く必要のあるスタッフが出てきた時のモデルケースにもなるはず。そんな思いで、リモートながらも現場とのコミュニケーションを円滑に取れるように日々模索しています。
会社の制度をただ享受するだけじゃなく、柔軟な働き方ができるからこそ、個人としてのパフォーマンスを最大限に発揮することができ、その結果会社や社会へ貢献することができる。これから今村不動産に加わるメンバーにも、ぜひそんな姿勢で仕事に取り組んで欲しいと願っています。
努力が会社の発展につながっていると実感できる組織を目指して。
これまで社長や専務のリーダーシップのもと、会社が成長し続ける姿を間近で見ながらその一端を担ってきたことは、私のキャリアにとっても大きな自信になっています。
会社の一員として働くだけでなく、自分の知識や経験を活かしながら意見を出し議論を重ね、業務改善や新しい取り組みにチャレンジできる環境。そんな今村不動産の企業文化をこれからも大切にしながら、「関わりのあるすべての人々を幸せにする」というビジョンに貢献できるよう、会社の発展拡大をこれからもしっかりとサポートしていきたいと思います。