今回は、中途入社インタビュー第1弾として、2026年2月よりデータックにジョインした田北さんにお話を伺いました!
ー自己紹介をお願いします
田北と申します。前職ではCROに約10年間在籍し、CRA業務を経て、メディカルライティングチームのマネージャーを務めていました。循環器・オンコロジー領域を中心に、観察研究・介入研究の計画書策定、倫理審査申請、学会資料や論文の作成に携わり、論文約40報、学会発表約60演題の執筆実績があります。
また、働きながら九州大学大学院 医学系学府 医療経営・管理学専攻の修士課程に在籍し、2026年3月に修了しました。レセプトデータを用いた研究に取り組み、現在英文雑誌に投稿中です。大学院での研究を通じて、リアルワールドデータ (RWD)やデータベース研究への関心がさらに深まり、この領域で専門性を高めたいという思いがデータックへの入社につながりました。
ー当社に興味を持った点や、入社前に抱いていた印象について教えてください
データックに興味を持ったきっかけは、大学院でのレセプトデータ研究を通じてRWD・データベース研究の可能性を強く感じたことです。製薬企業やアカデミアと連携しながら、データベース研究を事業として専門的に手がけている会社は多くなく、自分のこれまでのメディカルライティングの経験と、大学院で培った研究スキルの両方を活かせる環境だと感じました。
入社前の座談会やカジュアル面談を通じて特に印象的だったのは、会社として個人の成長を非常に重要視している点です。また、データベース研究は個人の専門性に依存しやすく「個人戦」になりがちな領域ですが、データックでは業務の標準化・仕組み化を積極的に進め、チームとして成果を出す体制を構築しようとしていることに感銘を受けました。「医学の知の創出を加速する」というミッションと、それを実現するための組織づくりへの真剣な姿勢に共感し、入社を決意しました。
ー入社後、入社前に抱いていた印象に変化はありましたか?
入社前に感じていた「仕組み化・標準化の文化」は、実際に業務に入ってみて、想像以上にしっかりと根付いていると実感しました。途中から参画するメンバーにとっても非常にわかりやすくキャッチアップしやすい仕組みを構築中です。一定以上の経験値があれば、この仕組みに則ってプロトコル作成を進められるという安心感がありました。
また、総会やグループワークに参加して感じたのは、課題に対してメンバー全員が立場を超えてオープンに議論する場が設けられていて、組織学習への意識の高さを感じました。
ー現在担当している業務についてお伺いします
現在は、主に論文化フェーズにおいてメディカルライティングと研究計画書作成フェーズのプロジェクトマネジメントを担当しており、データックの業務プロセスの習得を並行して進めています。
メディカルライティングの経験を活かしつつ、パブリケーションマネジメントに関してプロセス整備をするなど、前職での知見を早期に還元できるよう意識しています。
また、新規案件獲得のための提案資料作成にも関わらせていただいています。
ー入社後の疫学研修で、学びになったと感じた点がありましたら教えてください
疫学研修では、実際の提案依頼書をもとに研究計画書案を作成するという実践的なプログラムを受けています。この研修を通じて最も学びになったのは、「RQ(リサーチクエスチョン)とObjectiveの初期明確化」と「徹底した文献調査」の重要性です。
前職ではプロトコルの記載自体は経験がありましたが、データベース研究においては、最初にRQとアウトカムを明確にしてから関連文献を徹底的に調査し、研究デザインの論拠を固めるプロセスが極めて重要であることを改めて痛感しました。対象集団の定義ひとつをとっても、単なる技術的な設定ではなく、「何を検証したいのか」という本質的な目的に立ち返り、データベースや疾患の特性を考慮した戦略的な意思決定が求められます。
実践的な研修では、こういった専門的な内容についてシニアの疫学者と1on1で議論していただき、より実践的な知識が身についていきました。また、データックでは、定期的な社内の会議や勉強会でも活発な議論があったり、疫学者メンバーが執筆しているデータベース研究に関するNavi記事をみんなでレビューしたり、アカデミアの疫学専門家や各領域の臨床医と議論する機会があったり、知識を広げたり深めたりする機会が研修以外にもたくさんあります。
このような機会で得た学びは、すでに担当案件にも活かし始めており、日々の業務と学びの機会が相互に補完し合う形で成長を実感しています。