なにをやっているのか
株式会社ROYAL YELLOW HLD.(ロイヤルイエローホールディングス)は、名古屋・東京を拠点に、直営8店舗の飲食事業と、AI・DX教育、デザイン、金融、不動産、コンサルティングを自社7社で運営している会社です。
■ 飲食事業
名古屋を中心に直営8店舗を運営しています。事業の土台であり、後述するAIスクールの「実験場」でもあります。
■ AI・DX教育|THE MONOLITH(ザ・モノリス)
2026年9月に開講した、非エンジニアのための生成AI実践プログラムです。全6章・40ミッション、1回15〜30分、Webブラウザで完結。滅亡後の世界を舞台にした物語を進めながら、「自分の業務をAIに渡せる単位まで分解する力」を身につけます。提出した課題は採点AI「モノリスの審判」が評価し、合格するまで何度でも挑戦できます。
■ デザイン・金融・不動産・コンサルティング
株式会社トキネクトをはじめ、各領域で事業を運営しています。
■ これからの展開
THE MONOLITHの法人導入・OEM提供・販売パートナーの拡大を進めています。飲食の現場でAIを定着させた経験をそのまま教材にしているのが、AI事業を本業とする会社との違いです。
なぜやるのか
理念は「大切な人の、大切な人を、大切にする」。社内では頭文字をとって「TTT」と呼んでいます。
目の前の社員を大切にするのは、当たり前。その社員が大切にしている家族まで幸せにする。目の前のクライアントを勝たせるのは、当たり前。その先にいるお客様まで幸せにする。この幸せの伝播がビジネスの真髄だと考えています。
■ この理念に至った経緯
代表の倉知礼門は、大学在学中に起業しました。若さと勢いで売上は上がりましたが、組織はボロボロでした。稼ぐことだけにフォーカスし、人の心を見失った組織は、驚くほど脆く崩れます。どれだけ数字を積み上げても、そこに人への愛がなければすべては砂上の楼閣にすぎない。一度全部を失って、はじめてそのことがわかりました。やり直すときに掲げたのが、今の理念です。
■ ビジョン|100人100事業
うちに入る人には、必ず最初に「君は、本当は何がしたいの?」と聞きます。給料を上げたい、マーケティングを学びたい。その答えの先にある本当の夢を、本気で応援したい。
やりたいことがはっきりした人に事業を任せ、うまくいったらその人の会社にする。この独立支援の形で、これまで20名以上が自分の会社を持ちました。仲間の「したい」を叶え続けた結果として事業が増え、会社が増えていく。100人のリーダーを世に出すことが、私たちのゴールです。
■ なぜAIスクールなのか
自社に生成AIを導入しようとして、何度も失敗したからです。ツールの研修から入った時期は、研修の場では好評でも翌週には誰も使っていませんでした。原因は教え方ではなく「渡し方」でした。業務をAIに渡せる単位まで分解する工程から教えるようにしたら、はじめて現場で使われるようになった。その転換をそのまま教材にしたのがTHE MONOLITHです。受講してくださる方の先には、その方の同僚や部下がいます。その人たちの仕事まで少し楽になるところまでを、このスクールのゴールにしています。
どうやっているのか
■ 面談で必ず最初に聞くこと
「君は、本当は何がしたいの?」。給料を上げたい、の先には何があるのか。親に楽をさせたい、自分の店を持ちたい、都心に住みたい——そこまで降りてくると、話が具体的になります。具体的になった瞬間から、本気で応援できるようになります。うちの独立支援制度は、この会話から始まります。
■ 独立支援制度
制度といっても、書類があるわけではありません。やりたいことがはっきりした人に事業を任せる。うまくいったら、その人の会社にする。それだけです。実際にこれまで20名以上が、この形で自分の会社を持っています。
■ 任せてから、教える
20代で事業責任者を任せます。経験より意欲を見ています。任せてから教えるほうが、教えてから任せるより速いからです。成果を出した人には役職も事業も渡します。年次で待たせることはしません。
■ 失敗を語れることのほうが価値
代表自身が一度、自分で作った組織を壊しています。だからこそ、失敗を隠す文化より、失敗を語れる文化を大事にしています。きれいな成功事例からは、きれいな教材しか生まれません。
■ フラットな組織
代表との距離が近く、やりたいことは直接持ち込めます。決裁までの階層がありません。
■ 「説明書のないレゴ」が好きな人と
代表の幼少期の宝物は「バラバラのレゴ」でした。説明書どおりに作るのではなく、何もないところから自分だけの形を組み上げる。立ち上がったばかりの事業が多いので、決まっていないことのほうが多い。裏を返せば、自分で決められることが多いということです。説明書どおりに作るのが得意な人より、説明書がない状態から形にするのが好きな人と働きたいと思っています。