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日本の未活用資源を価値に変える自然エネルギー”小水力発電”の取り組み

吉銘のWantedlyをご覧いただきありがとうございます!採用担当の千歳です。

当社が積極的に推進している自然エネルギー「小水力発電」について、その意義や可能性をわかりやすくお伝えします。環境価値、地方創生などの観点で今とても注目されている領域です。

小水力発電って?

従来の水力発電は大規模なダムを建設して行いますが、小水力発電は一般的な川をそのまま利用して発電します。1ヵ所あたりの発電量は従来の水力発電の100分の1未満ですが、比較的小さな川でも整備が可能なので日本全国の様々な場所に設置することができます。

私たち吉銘グループの近畿小水力発電株式会社は、既に20ヵ所以上でこの発電方式を着工しており、また新たな設置場所の調査も300点以上進めている小水力発電のリーディングカンパニーです。
(※件数は提携パートナーを含む)

小水力発電は環境に優しい

水力発電は、石油などの化石燃料を燃やす火力発電や、放射線や放射性物質が発生する原子力発電と比べて環境に優しいクリーンエネルギーです。世界的にも脱炭素が求められている現代において大きな意義があります。

そして、水力発電の中でも特に環境負荷が低いのが「小水力発電」です。小水力発電は、川の流れをそのまま利用するため、ダムを建設して地形や川の流れを変える必要がありません。ですから、生き物たちが変わらず暮らすことができ、また魚の遡上にも影響を与えにくいという特徴があります。

さらに、景観も維持できるため、観光立国を目指す日本として本気で取り組む意義のある発電方法だと私たちは考えています。

日本の豊富な水資源を活かす”純国産”再生可能エネルギー

みなさんは、日本のエネルギー自給率を知っていますか?なんと11.8%。先進国の中でも極めて低く、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っています。

そんな中で水力発電は、水資源が豊富な我が国が石油などを海外から輸入しないでできる「純国産」の発電方法であり、エネルギー自給率を高める観点で風力発電とともに期待されています。

お世話になった山の力を、さらなる価値に

私たち吉銘は建築資材のトータルサプライヤーとして、創業70年以上に渡って山のお世話になってきました。日本三大美林の1つである吉野杉を擁する奈良県で生まれた当社は「木を科学する」をテーマに、木の価値を全国にお届けして成長してきました。

それもこれも、地域資本たる山が育んでくれた森林のおかげです。お世話になったこの山々の価値をもっと活かし、地域に還元することが私たちに求められている役割だと考えて、次に注目したのが「水」でした。

山があり、森があり、そして川があるこの自然豊かな日本を、地域の皆様とともに守り、活かしていくために、小水力発電をこれからも推進していきます。

おわりに

私たしは、発電所の企画・可能性調査・発電所の所有・運用管理を含めて小水力発電開発に関わる事業一式を地域の皆様と協働して行うことで、森林が生む水の価値を最大化しています。今後全国でこの取り組みを拡大していくために、事業開発職を募集しています。ご興味を持っていただいた方は、ぜひ一度直接お話させてください。

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