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【社長インタビュー】遠回りしてたどり着いた、理想の会社オルベック

皆さん、はじめまして。株式会社オルベック採用担当です。株式会社オルベックは、『ITの常識を覆し、今ある地点からさらなる飛躍を目指し続ける』IT企業。クライアントが抱えるIT上の問題に対するソリューションを提供しています。
wantedlyのストーリーでは、社員へのインタビューや企業レポートを通じて、求職者の皆さんにオルベックの魅力をお伝えします。

記念すべき第一回は、弊社社長の萩原貴史へのインタビュー

変化の激しい現代社会で、なぜオルベックは成長し続けているのか。その秘密に迫ると同時に、萩原社長の思いを紐解いていきます。

遠回りしてきた萩原社長

本日はよろしくお願いいたします。まず、社長のご経歴を教えてください。

よろしくお願いします!
大学生のころは、建築学を専攻していました。そのまま建築業界に進んだのですが、当時の建築業界は事故も多くて。身近な人が怪我する姿もたくさん見ました。自分の身も事故にあうかもしれないと不安になったので、数年で転職しました。
その後営業職として違う会社に入社したのですが、そこで衝撃的な出会いがありまして!今でもはっきり覚えているくらいなんですけど…。

どんな出会いですか?

インターネットとの出会いです!その会社が扱っていた商材の一つに、ブログを作るサービスみたいなものがあったんですね。当時はまだまだインターネット黎明期で、一般的な社会にインターネットは全然浸透していませんでした。そんな中で初めて触れたインターネットという技術は、もうすごくて…!今まで見たこともないようなもので、本当にびっくりしましたね。世界が変わる感じがしたというか…。時代の分岐点に立っている感覚がありました。

そこでインターネットに関わる仕事をしようと思って、この業界に入りました。でも、やっぱり最初は大変なことばかりでしたよ。

何が大変だったのでしょうか?

当時のエンジニアって、今よりもっと専門職っぽかったんですよ。情報工学の大学出てないとなれないし、今ほど資料とか教材とか出回ってなかったし。今はWEBサイトに教材があったり、解説動画があったりしてハードルは下がったと思います。文系出身のエンジニアさんもたくさんいますもんね。
でも当時は、とりあえず学校にいかないと勉強できなかったので、専門学校に入学して二年間勉強しました。より深くインターネットというものを理解して、改めてその技術のすばらしさに感動しましたね。

その後すぐにエンジニアとしてお仕事を始めたんですか?

そうです!エンジニアとして働き始めても大変なことはたくさんありました。周りの同僚や先輩社員たちは大学で情報を学んでいた人たちだからスキル的に追いつけなかったし、皆忙しかったので質問や相談もなかなかできなくて。しかたなく本屋や図書館で資料を探して自分で勉強するんですけど、当時はあんまり本もなくて。何時間も本屋で探し回っていたこともあります(笑)

数年間エンジニアとして頑張ったんですけど、どうしても周囲の人たちとの差が埋まらなくて。当時働いていた会社の社長に、「やめたいんです」って相談しに行ったんですね。そうしたら社長は親身に話を聞いてくれて、僕の悩みを聞き終わったあとに「萩原くんの強みを活かせばいいよ」って言ったんです。「君の強みはコミュニケーション力でしょ」って。
確かに学生時代からコミュニケーション力には自信があったんですが、それがエンジニアとして活かせるとは思っていませんでした。エンジニアは専門職だとばかり思っていたんですね。寡黙で、所謂職人タイプの人が多かったし。
でもエンジニアの経験があって、お客さんとエンジニアの間の通訳ができる人はほとんどいなかったんですよ。当時はコミュニケーションの齟齬が原因で失敗したプロジェクトも少なくなかったと思います。そこで僕が間に入ってプロジェクトを円滑に進められるのなら、僕の強みになるなと気がつきました。それからは目指すものが明確になって、少しづつ成長できるようになりました。
今でも自分の強みはコミュニケーション力だと思っていて、弊社のメンバーにもコミュニケーションが得意な社員が多いです。そういう部分が他社さんと比べたときの強みかなと思いますね。

なるほど、すごく苦労されたんですね。

いやいや、苦労自慢するつもりはぜんぜんないんですよ(笑)もっと苦労されてる方はいっぱいいますし。
でも、すごく遠回りしたなという自負はあります。例えば、大学は理系だったのでIT関連の授業もあったんですよ。でもそういう授業は全然興味がわかなくて。当時は私生活でITに触れることもなかったので、何が面白いのかもわからなかったんですよね。結果的にプログラミングの授業は全部赤点でしたし(笑)結局専門学校に入って学びなおしたので遠回りだったかなと思います。何時間も本屋で資料を探したり、エンジニアとして伸びなかった時期もずっとやりつづけていたり。今思えば、もっと簡単な近道があったとは思うんですけど(笑)
会社を立ち上げることに関してもそうです。IT業界の社長さんって結構若い方が多くて、うらやましいなあと思います。僕なんかは50代になってからこの会社を立ち上げたので、周回遅れというか、やっぱり近道ではないですよね。

振り返ってみると、悪いことじゃなかったなと思いますね。
たくさん遠回りをして、みんなの辛さや悩みがわかるようになったので、遠回りしてよかったと思います。もちろん、ひとそれぞれ辛さは違うから、100%はわからないかもしれないけど。それでも社員の悩みは受け入れて、一緒に解決策を模索できるようにしていきたいです。

たどり着いた答え、オルベック

なぜオルベックを立ち上げたんですか?

自分が望んでいた会社を作りたかったからです!組織で働いていると、色々な悩みがありますよね。人間関係でギクシャクしたり、いつも上司の顔色を窺ったり…。そんな悩みのない職場を作ろうと思ったことが起業のきっかけでした。僕のこれまでの経験の集大成として、「こんな会社があったら楽しいだろうな」といった理想の企業を体現しようと思ったんです。

今では体現したい企業像が少しだけ変わってきていますね。“僕の”理想というよりも“社員たちの”理想を追求したくなりました。
僕の思いに共感して、「もっとよくしたい、もっと楽しくしたい!」と言ってくれる社員たちの意見をどんどん取り入れて、自分の経験してきたこと以上の何かを生み出したいんです。

だから、社員が「この会社にいて幸せだ」と感じるような環境づくりを非常に大切にしています。業務面でも第一にこれを考えていて、相談しやすい雰囲気になるよう心がけていますね。業務時間以外でもこの意識はあって、普段からみんなが楽しく過ごせるようにしようと思っています。もちろん、社員だけではなく社員の家族も尊重しています。社員旅行には家族も招待しますし、残業をなくして家族との時間を増やせるように心がけていますね。お子さんがいても仕事できるような場を整えたり、ライフスタイルの変化に応じて働き方を変えたり。悩みのない会社を作るために日々考えています。
先日ある部下の奥様に初めてお会いしたんです。すごくうれしかったんですけど、それ以上に緊張感が増しましたね。「ああ、僕は社長として、この人も幸せにしなきゃいけないんだ」って改めて自覚して。だから今から入社してくれる皆さんも、皆さんの家族も幸せにできるような会社でいたいと思っています。

素敵な考え方ですね。オルベックを立ち上げて一番大変だったことはなんですか?

周りの人が信頼してくれなかったことですね。
最初は「一緒にやろう!」と言ってくれたひとも、いざ始まると規模を理由に断られたり、連絡がつかなくなったり…。僕のことを信じてくれないんだ、と思ってとてもショックでした。
また、「理想の企業をつくる!」や「幸せな人生を約束する!」など、理想論っぽい言葉を掲げて始めたので、心無い悪口を言われることもとても多かったんです。「理想ばっかり語ってる」とか「どうせ失敗する」とか。言われているときはとても傷つきました。最初は全く成果も上がらないし、プライドはボロボロになってましたね。

創業当初は不安ばかりで、ほぼ眠れない日々が続きました。それでも続けてこれたのは、「自分は間違いなく社会貢献できているはず」と信じているからです。芯の部分は決して曲げず、試行錯誤を繰り返して今の会社を作ってきました。これからも、世界と社員にとって理想の会社を目指すことはやめません

批判を浴びたことも、今の企業運営に生きていると思います。悪口や嘲笑を受けてひどく傷ついたから、僕は絶対に人の悪口を言わないし、嫌いな人を作らないようにしています。どんなに嫌な人でも、苦手だと思う人でも、それは自分が勝手に決めているだけで、その人の素晴らしいところを見つけられていないだけなんですよ。その人には必ず素晴らしいところがあるし、私はそこを見つけ出せるように、努力しています。

今後はどんな会社にしていきたいですか?

今までの方針は曲げませんね。理想の会社、幸せでいれる会社を目指し続けます。僕を始め、全員がおもいやり第一の集団になれれば、そういう会社になれるんじゃないでしょうか。理性をもって互いに思いやることが、他人の幸せを形作るうえで大事なことですから。まず僕から社員全員を思いやって、特に女性とファミリーには優しい会社にしていきたいと思っています。

女性は男性に比べてライフスタイルが変化が激しく、仕事を続ける難しさがあると思います。ライフスタイルの変化を気にせずに女性が手に職をつけることができる環境を整えていきたいと思っています。

また、社員の家族全員が当社に対して良い共感をしてくれるような会社を目指しています。家族から会社へ不満を抱かせることは絶対にしたくないので、家族まで幸せと感じることができる会社を目指して、今後も社員と共に歩んでいきたいと思っています!

オルベックを中心に、思いやりとか幸せが伝播していく社会をつくりたいから、もう少し人数も増やしたいですね。僕がしっかり向き合える人数は50人くらいだと思うので、それくらいが当面の目標ですかね。ただ社員数を増やすのではなく、全員がオルベックの一員として、弊社で働くことを幸せに、誇りに思ってほしいんです。そうすれば100年続く企業がつくれると、僕は本気で思っています。社員ひとりひとりと向き合いたいので、採用基準も一般的な企業とは違うかもしれません。例えば、ITの技術力に長けているが性格面が当社には合わない方と、ITの技術力はやや劣るが人に対する思いやりを持っている方がいるのなら、僕は迷わず後者の人を採用します。

もしかすると僕の理念は、経営とか経済とかの考え方から見ると王道じゃないのかもしれません。一生懸命売り上げばかりを追いかけたり、規模をただ大きくすることを目標にしたりしていないので。もちろん僕個人が儲けることも目標じゃありません。なんならサラリーマン時代より収入は減りましたからね(笑)でもそんな、王道「じゃない」会社を目指すことがみんなの幸せを生むことができると信じて会社を動かし続けています。

理想の会社を目指し続けることで、どんな時代も乗り越えることができる会社になるのではないかなと考えています。

新しいメンバーへ

この記事を読んでいる皆さんに伝えたいことはありますか?

全員、IT業界を目指せばいいと思います!
もちろんそれぞれの夢や目標もあるでしょうが、僕はこんなに楽しい世界はないと思っているので、皆さんにも来てほしいですね。今はエンジニアを目指すハードルも下がりましたし、いろいろな方法で勉強できます。
それになにより、AIの進化!これはまた一つ時代が変わる分岐点だと思います。僕が昔インターネット黎明期に感じた何倍もの衝撃が、もう一度訪れている感覚がありますね。インターネットの時ですらひとつの改革が起きたので、AIの登場はもう革命といってもいいのではないでしょうか。
現代のビジネスシーンでインターネットが必須になったのと同じように、近い将来必ずAIと関わる必要がでてきます。弊社でも今後、AIを活用した新しいサービスに挑戦しようと思っています。一足先にAIと向き合って、時代が変わる瞬間を一番先頭で味合ってみませんか?

未経験からでもIT業界で活躍できるのでしょうか?

できます!
僕も未経験からのスタートだったので、不安に思う気持ちや壁にぶつかる気持ちもよくわかるんです。たくさん遠回りもしましたからね。だからこそ弊社でなら、新しいキャリアの第一歩を安心して踏み出せるようにしています。
少しでもIT業界に興味があるのなら、入社しなくても気軽に相談してほしいです。面接の際に、自分のキャリアに合わないと感じた場合は、「この会社で働くより、この方が向いているかもしれない」とアドバイスさせてもらうかもしれません。出会いはキャリアに直結すると思っているので、皆さんの人生を第一に考えてお話ししたいんです。
まずは「人生の相談所」に行くくらいの感覚で、面接に来てほしいなと思っています(笑)

求職者の皆さんに伝えたい、オルベックの魅力はなんですか?

「幸せを追求する社風」です。
社員も、その家族も、全員が幸せに過ごせるような会社づくりを徹底しています。
社員の声を反映して、王道じゃなくても素晴らしい会社になれるよう日々頑張っていますね。月に一回程度、社員から意見を聞く時間を設定して環境の改善を行っています。社員からの意見ならどんなことでも必ず耳を傾けますし、社員が心から楽しいと思える会社創りを行っていますよ!

そのために、活発なコミュニケーションを促進できる環境を用意してます。
クラブ活動を推奨して補助金を出したり、ランチ補助金を出したり、社員旅行に行ったり、花見に行ったり…。例を挙げればきりがないんですけど、コミュニケーションの場はありあまるくらい作っていますね。

仕事の面においてもコミュニケーションが強みです。
商品の品質だけ良い会社では、お客様は満足してくれません。特に問題が起こった時こそしっかりと対応する会社であることが、お客様にとって非常に重要なことなんです。商品の品質だけでなく、全ての点でお客様が満足していただけるよう、私たちは”おもいやり”の大切さを更に追求し、拘りを持ち続けていきたいと思っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
現代を生き抜くIT企業、オルベックの秘密と萩原社長の思いが伝わったなら幸いです。
少しでも興味をお持ちになりましたら、ぜひ弊社にお問合せください。
どんな経歴の方でも大歓迎!相談のつもりで面接にいらしてください。

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