【機電事業本部紹介】国内大手企業のものづくりを支える!機電系エンジニアの仕事とキャリアパス | 機電事業本部
アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)では、幅広い分野の技術を、在籍する約2万8000人のエンジニアが支えています。中でも、機電事業本部は自動車や重工業、半導体など私たちの生活の基盤...
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半導体は、現代社会のあらゆる技術を支える「産業の脳」です。この最先端分野でキャリアを築きたいと考えるエンジニアは多いのではないでしょうか。
一口に「半導体エンジニア」と言ってもその仕事内容は実にさまざまです。目に見えないナノスケールの世界で新しいプロセスを研究開発する仕事もあれば、工場全体の巨大な設備を管理し、日本のものづくりを根底から支える仕事もあります。
今回は、BREXA Technology(以下、BREXA Tech)の広島支店で活躍する2名の半導体エンジニア、野村さんと竹田さんにインタビューを実施しました。「最先端技術を拓く」役割と、「工場の安全を守る」役割。それぞれのリアルな業務内容、やりがい、そしてBREXA Techで得られる成長の可能性について、詳しくお話を伺います。
野村さん / プロセス評価エンジニア グループリーダー / 機電事業本部・広島支店
2022年4月にBREXA Techへ新卒入社。大学院では金属材料(磁石)を研究。入社直後から大手製造装置メーカーに常駐し、市場投入前の最先端エッチング装置のプロセス評価を担当。入社1年目で、BREXA Tech社内のチームリーダーに、そして3年目にはグループリーダーに昇進した、次世代を担う存在。独学でマクロ開発や統計学を習得し、業務効率化と技術力の深耕を両立している。
配属先は、半導体のウエハをナノスケールで削る「ドライエッチング装置」のメーカーです。
私はその中で、まだ市場には出ていないプロトタイプ(デモ機)のエッチング装置を使い、次世代半導体デバイスの開発につながるプロセス研究を担当しています。このように最先端の装置を用いて、最適な加工条件を導き出す一連の工程を「プロセス評価業務」と呼びます。
具体的な業務は、デモ機のオペレート、メンテナンス、評価用サンプルの準備、そしてプロセス評価の4つが主となります。装置のレシピ(エッチング時間、温度、ガス流量など)を設定し、ウエハを流して処理を行います。
簡単に言うと、ナノ単位の「彫刻」のようなイメージですね。プラズマやガス反応を利用して、ウエハ表面の不要な部分だけを選択的に削り取り、目に見えないほど微細な回路パターンを形成する工程です。
「削りたいところは削り、残したいところは残す」という、このナノスケールの精密な調整が、半導体の性能を左右する鍵になります。
※写真はイメージです
まず、現場に出て強く感じるのは、自分の扱う装置の圧倒的なスケール感です。1台数十億円規模の装置を自分で動かし、世界中の有名半導体企業に提供される製品のデモを進めています。そのスケールと責任の大きさを実感できる環境で、業界の最前線の技術に深く関わることができるのは、エンジニアとして大きなやりがいです。
一方で、その分、難しさもあります。パーツ1つが数十万円から数百万円と非常に高価なため、清掃や交換作業には細心の注意が必要です。ただ、そうした極限の「精密さ」と、世界中の技術を支える「ダイナミックさ」が共存していることこそが、この仕事の最大の醍醐味だと実感しています。
その他にやりがいを感じたのは、独学で習得したマクロ(VBA)を開発し、長年の課題であった大量のデータ集計・分析作業を自動化したことです。
それまで長時間の手作業で行われていた業務が大幅に効率化され、チームメンバーの半分ほどの工数削減に貢献できたんです。自分の技術がチームの生産性に直結したことが、とても嬉しかったですね。
私のチームは残業がほとんどなく、非常にホワイトな働き方だと感じています。
朝8時50分始業で、朝会後はすぐにクリーンルームへ向かい、装置のオペレートや測定、サンプル準備といった手を動かす作業が中心です。
基本的に定時退社ですが、自社の会議や支店運営タスクなど、リーダー業務のために月に数日、早出や残業をすることもあります。これも、自分の裁量で組織の改善に携われる面白さが感じられる部分です。
技術面では、Excelマクロ開発(VBA)、半導体分析装置の原理、統計学・データ分析力などを身につけることができました。ヒューマンスキルでは、プレゼン能力や、目標達成のための習慣化力、コミュニケーション能力も大きく成長したと実感しています。
習慣化については業務外でも片道4kmの徒歩通勤や弁当作りを4年間継続しているんです。
コミュニケーション能力に関して、半導体業界で結果を出すためには技術力はもちろん、部門の垣根を越えて連携し、問題解決の糸口を見つける能力が必要だと感じているので、特に重要視しています。
これまで身につけてきた材料分析と統計学・データ分析の知見を融合させた分野で、より高いレベルで活躍できるエンジニアになりたいと考えています。そして、その知識や経験を、メンバーへの技術教育という形でアウトプットし、還元していきたいです。
竹田さん / 排ガス維持管理・調整エンジニア グループリーダー / 機電事業本部・広島支店
映像関係の専攻から、車のディーラー営業、2018年からBREXA Techにて大手自動車メーカーの部品開発を経て、請負業務の副責任者として半導体業界へキャリアチェンジ。工場全体の設備を統括するファシリティ管理を担当。未経験の領域で、常に何千台もの装置の排気圧を監視・調整し、巨大な生産ラインの安定稼働を維持する責任あるポジションを務めている。
私の業務は、半導体の生産工程に直接関わるというより、工場全体の安定稼働を支える「ファシリティ(設備保全)」の維持管理を担う役割です。配属先にある何千台もの製造装置すべてから排出される、酸性、アルカリ性、有機ガスなどの排ガス類の排気圧を、工場全体のバランスを見ながら維持管理と調整するのが主な仕事です。
具体的には、プロジェクトの副責任者として排気圧を常にモニターで監視し、装置を立ち上げる際などに排気圧が規定値を超えないよう細かく調整しています。もし排気圧が少しでもブレてしまうと、工場全体の装置が停止し、1台あたり何千万もの巨額の損害につながってしまうんです。まさに「生産ラインの守り神」のような重要な役割です。
※写真はイメージです
私の役割は「指示者」と呼ばれていて、いわば司令塔です。基本はモニター越しに排気圧の数値を見ながら、現場で動くエンジニア約17名に対して指示を出しています。リアルタイムで的確な指示を出す必要があります。
ただ、それだけではなく、広大な工場内を状況確認のために歩き回ることも多く、時には高所にある排気用ダンパー(弁)の開度を現場で直接確認するなど、アクティブな一面もあります。
さらに、工場では装置の入れ替えや拡張がほぼ毎日発生しており、新規装置の「立ち上げ」やその事前準備がプロジェクトの中心業務となります。立ち上げ前には、配管経路の確認や他業者・工場側(プロパー)との細かい調整を重ねる必要があり、こうした緻密な準備作業が業務の大部分を占めていますね。
特に印象に残っているのは、日本国内でも導入例が少ない「EUV露光装置」という、世界最先端の巨大装置の立ち上げプロジェクトです。誰もやったことのない業務を、業者やプロパーの方と調整を重ねて実現していく、その困難を乗り越えた時は格別の達成感がありました。
自動車部品の開発から、全く新しい半導体のファシリティ管理という領域に飛び込んだため、ここで学んだことすべてが自分の成長につながったと実感しています。
まず、技術面では、大規模工場のファシリティ管理技術、排気圧(制圧)の原理原則、空間把握能力などを身につけることができました。
そして、一番成長したと感じるのは、マネジメント力とコミュニケーション能力です。以前は経験できなかった「メンバーの適性を見ながらチーム全体を動かす」という視点の広がりや、他業者・工場側との頻繁な折衝を通じて、高度な調整力を培うことができました。
私のようにたとえ未経験からでも、広大な現場で体を使って働く意欲と、現場の知識を自ら吸収する姿勢があれば、早い段階から第一線に携われるチャンスがある、そんな環境だと感じています。
私はこれまで多様な業界を経験してきましたが、今後も1つの分野に留まらず、次の分野へと踏み出し続けたいと考えています。幅広く多様な知見を持つことは、エンジニアとして必ずどこかで活きると信じているので、これからも自分の可能性を広げる挑戦を続けていきたいです。
BREXA Techの強みは、エンジニアを「孤独にさせない」仕組みがあることです。営業担当やリーダー組織など、エンジニアをサポートする窓口が非常に多く、新しい挑戦も一人で抱え込む必要はありません。
若手からリーダーを任されるチャンスもあれば、一つの技術を究める道、あるいは異分野へ挑むマネジメントの道もあります。
また、BREXA Techでは扱う案件の幅が非常に広く、多様な経験を通じて技術の幅を大きく広げることができます。インタビューで紹介したような、立ち上げプロジェクトの指示者として現場を指揮する業務や、プロトタイプ装置で最先端半導体プロセスの評価・研究開発を行う業務など、他では得られない経験ができるはずです。
「最先端技術を拓きたい」「社会を支える安全を守りたい」——あなたの目指すエンジニア像を、BREXA Techで実現しませんか。
少しでも興味を持ってくださった方はぜひお気軽にエントリーしてください!
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