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【誰も知らない社会問題】男のED(機能不全)問題の根深さを徹底分析してみた

こんにちは!アルファメイルの佐藤です!

今回は、現代社会の男性を苦しめるED(男性機能不全)の原因を追及しようと思います。

弊社のお客様の多くは男性機能に関してお悩みをお持ちでございます。

そのお悩みを解決するためには、根本的な原因を理解する必要があるのです。

それでは見ていきましょう!

深刻な社会問題でもあるED

そもそもEDとは全く勃たないといった症状だけを言うのではなく、行為に十分な「勃ち」が得られない症状全般を指します。

つまり十分に「勃ち」が持続しない、行為に十分な硬さが得られない、行為に対して積極性はあるが勃たない、行為自体に興味が湧かないなどの様々な状態が当てはまるのです。

このような性に関する悩みを抱える男性は多く、成人男性の3人に1人、さらに50代以上に限定すると2人に1人が機能不全に悩んでいるという調査結果もございます。

加えて近年問題となっているのは若年層のED。

20代〜30代の比較的若い世代で7人に1人が疾患を持つというデータがあり、さらには年々増加傾向にあるのです。

不妊や少子高齢化にもつながる、まさに深刻な社会問題であることは間違いありません。

男性機能のメカニズム

EDの原因解明の前に、そもそも「勃つ」とはどういう現象なのかご説明いたします。

男性器は海綿体と呼ばれる細い血管がスポンジ状に集まった組織から構成されております。

通常、海綿体につながる血管は閉じている状態なので、血液が送り込まれることはございません。

しかし、性的な刺激が与えらると脳から神経を通じて陰茎へと信号が伝達され、血管拡張物質であるNO(一酸化窒素)の分泌が行われます。

そしてNOが血管を伸縮させている平滑筋に送られると、サイクリックGMP(cGMP)と呼ばる物質が増加。

それに伴い筋弛緩物質であるプロテインキナーゼG(PKG)が活性化します。

これにより男性器の大元にある血管「陰茎深動脈」が弛緩し、大量の血液が「螺行動脈」から海綿体に流入することで、圧力により勃ち上がるのです。

EDの原因4つ

EDの原因は多岐にわたりますが、結局のところ上記の「男性機能のメカニズム」のいずれかの部分を阻害することにつながります。

ここからは、考えられる4つの原因をご紹介しましょう。

原因1.動脈硬化(器質性)

動脈硬化とは、文字通り血管が硬くなり柔軟性が失われてしまう症状のことです。

血管が硬化すると当然血液循環は悪化し、その結果「勃ち」に必要な量の血液が男性器に送られにくくなってしまうのです。

動脈硬化の原因は、血管の傷に入り込んだ酸化LDL(LDLコレステロールが酸化したもの)やプラーク(酸化LDLを除去するマクロファージが死ぬことで出来るもの)が肥大し繊維化すること。

つまり、「血管内に傷が付く事」と「血中のLDLコレステロールが多い事」の二つの条件によって引き起こされてしまうんです。

血管に高い圧力がかかる高血圧や血中の糖が過多になる糖尿病などは血管に傷がつきやすく、脂質異常症ではLDLコレステロールが増加します。

このような状態では動脈硬化のリスクが高まるのです。

予防するには、抗酸化作用のあるビタミンやフィトケミカル、コレステロール を低下させる食物繊維などのバランスの良い食事が大切です。

原因2.ストレス(心因性)

精神的なストレスもEDの大きな原因となります。

「勃ち」とは不随意運動であり、すなわち”自律神経”によってコントロールされております。

自律神経には”交感神経”と”副交感神経”があり、緊張状態であれば交感神経が、リラックスした状態では副交感神経が優位に働いている状態であることは有名です。

そして重要なのは、「勃ち」が副交感神経が優位のリラックス状態において発生するということ。

逆に言えば、交感神経が優位である緊張状態では勃ちにくくなってしまうのです。

つまり仕事や人間関係、過去に行為で失敗したトラウマや不安などの様々な要因で精神的ストレスを抱えると”緊張状態”となるため、十分に勃たないのです。

原因3.神経障害(器質性)

「勃ち」には神経の状態も大切になります。

性的興奮は脳の中枢神経から始まり脊髄、末梢神経を通して陰茎へと伝達されるため、これらの神経が正常に働く必要があるのです。

しかし、自立神経に障害を与える疾患の脳腫瘍や脳出血、脊髄損傷やパーキンソンなどは神経の働きを阻害します。

また、前立腺や膀胱付近の手術などで、陰茎海綿体の神経や血管を損傷してしまっている場合でも同じです。

このような原因で”性的な刺激”がうまく伝わらないと、そもそも勃つ事自体が難しい。

適度な運動を繰り返すことで神経を刺激し、情報伝達が行われやすくなるようにリハビリを行う必要があるのです。

原因4.薬の副作用(薬剤性)

以下の4種類の薬剤では、EDを引き起こす場合もございます。

  • 中枢神経系の薬剤
  • 末梢神経系の薬剤
  • 循環器系の薬剤
  • 消化管系の薬剤

これらは、いずれも他の病気を治療するために処方される薬ですが、その副作用としてEDが考えられるのです。

ただ、薬を飲んでいる時期にEDの症状が現れても、現状抱えている疾患によるものだと勘違いするケースは多い。

さらに、放置することで症状は進行するため、病気が完治して薬を辞めても男性機能が低下したままになってしまいます。

薬を飲んでいる時期に少しでもEDの自覚症状がある場合は、副作用の可能性も否定できないのです。

原因の多くは”混合型”

さて、EDの原因についてご説明いたしましたが、実はいずれか一つの要素で発症するケースは少ないのです。

例えば、動脈硬化の要因である糖尿病や高血圧などの生活習慣病では、疲れやホルモンバランスの乱れなどにより日常的にストレスを抱える状態が続きます。

つまり上記の原因がそれぞれが相乗し合うことがEDの原因となるのです。

これを「混合型ED」と呼び、中高年で男性機能に悩む方の多くが該当します。

生活習慣病を予防、もしくは改善するためには、栄養バランスの良い食事を取り、適度な運動と睡眠を毎日しっかりと行う必要があるのです。

当たり前のことですが、健康的な生活こそが一番の”薬”だと言えるでしょう。

最後に

今回は現代社会を取り巻く問題の一つ、EDについて解説いたしました。

社会的だけでなく発症すれば個人的にも大問題であるにも関わらず、実は治療や相談をする方はまだまだ少ない。

年だから仕方ない」「興味がなくなった」「恥ずかしい

など、様々な理由があると考えられますが、真剣に向き合えば改善する可能性は十分にあるのです。

我々アルファメイルは、そんな悩みを抱える方達に寄り添う形で、改善策を共に模索していきたいと考えております。

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