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【誰も知らない社会問題】EDは男性不妊の原因の最たるもの。家族計画には男性の奮起が必須

こんにちは!アルファメイルの佐藤です!

今回のテーマは『男性不妊症とED(機能不全)』についてでございます。

”不妊問題”は現代社会では深刻化している問題でもあります。

そんな中、「男性不妊症」の存在は次第に認知され始めているのです。

男性不妊症の現状について

妊娠を望んでいる夫婦の約6組に1組が不妊に悩みを抱えているこの現代。

その約48%の夫婦では、男性側の「男性不妊症」が原因であることが分かっております。

ただ、男性不妊症の存在は世の中に次第に浸透しつつある一方で、まだ専門的な医療施設や専門医が極めて少ないのが現状でございます。

特に”種”に問題がある場合、泌尿器科かつ生殖医療科である「男性不妊専門医」に診て貰う必要がありますが、その数は日本全国で100名程しかおりません。

実際に不妊に悩む男性の多くは婦人科で受診を行い、補助生殖医療「ART」(体外受精・顕微授精法)を受けることがほとんど。

つまり、男性不妊の認知は高まり治療を必要とする方が増える一方で、専門的な医療体制の整備は追い付いていないのです。

このような現状において、いざ不妊問題に直面した場合に素早く最適な対処が可能となるように、我々男性が男性不妊症についての理解を深め備えておく事が重要だと考えます。

男性不妊症の原因について

男性不妊症の原因は以下の二つに大別できます。

まずは、”種”の運動率や濃度が低く、うまく受精ができない「”種”の問題」。

この場合、人工授精や顕微受精、精路再建術などの治療が必要となるケースが多いです。

もう一つは、子供を作る行為自体が困難になる「男性機能の問題(ED)」でございます。

加齢に伴う機能低下だけでなく、不健康な生活習慣や、それに伴う糖尿病や動脈硬化などの病気もきっかけとなります。

基本的にクリニックでは具体的な診察が行われるわけではなく、決まったED治療薬を処方されるだけに留まります。

ただしEDの場合、治療薬の服用だけではなく生活習慣を整えることで改善が見られるケースもあります

つまり男性不妊症には、手術などの治療が必要となる「”種”の問題」と、生活習慣を整えることで改善が期待できる「男性機能の問題(ED)」の二つの原因があるのです。

そこで本記事では、不妊問題の解決にも繋がる「男性機能の回復」に効果的な生活習慣をご紹介しようと思います。

ED(機能不全)の根本的な原因

生活習慣をご紹介する前に、まずはEDの根本的な原因について簡単に解説させてください。

結論から申しますと、男性機能が衰える大枠の原因は”血流の悪化”と”テストステロン量の低下”でございます。

下半身は海綿体と呼ばれる細かい血管の塊で、”勃ち”はこの海綿体に血液が送り込まれることで発生します。

そのため、血流の状態が悪化することで”勃ち”は悪くなるのです。

また、テストステロンは男性ホルモンの一種で、性に対する積極性や持続力などの男性機能の様々な部分で重要な役割を果たしております。

テストステロン量が減少すれば、これらの働きは弱くなり男性機能は衰えてしまうのです。

つまり男性機能を回復するためには、”血流の悪化”と”テストステロン量の低下”を改善する必要があるのです。

ED(機能不全)を改善するための生活習慣

大変お待たせいたしました。

ここからはEDを改善するための生活習慣を5つご紹介します。

食事の栄養バランスを整える

偏った食生活を続けると、血管や血液の健康状態が損なわれるだけでなく、テストステロン量も減少してしまいます。

特に菓子類やジャンクフードなどの糖質や脂質、コレステロールが多く含まれる食べ物が中心の食生活では、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病のリスクを高めます

さらに不健康な食生活はテストステロンの生産も妨げるため、男性機能を著しく低下させるのです。

実際に糖尿病などの生活習慣病患者ではEDの発症リスクが非常に高まります。

ビタミンやポリフェノールなどを豊富に含む野菜や魚、キノコ類に柑橘類などをバランスよく摂取することが大切。

また、肉や大豆などのタンパク質が豊富な食べ物を摂取することでテストステロンの生産をサポートします。

男性機能を回復させるには、これらの栄養バランスの整った食事を続ける必要があるのです。

適度な運動を行う

適度な運動を行うことで、男性機能が回復することも十分に考えられます

運動は血管や血液の健康維持や、テストステロンの生産促進には欠かせない要素でございます。

筋肉を動かすことで血管の運動性を高め柔軟にするだけでなく、心肺機能が強化され血液循環が良くなります。

血の巡りが良くなれば、汚れた血液を濾過する効率も向上するため、血液そのものも綺麗になるのです。

また、テストステロンは筋肉の構成にも働くホルモン。

そのため、適度に運動し筋肉を刺激することでテストステロンの分泌量は高まるのです。

血行を促進しテストステロンを健康レベルで維持するための運動として、少し息が切れる程度の軽いジョギングや大きな筋肉を動かすスクワット等のトレーニングがオススメです。

十分な睡眠を取る

睡眠をしっかりと取ることも、男性機能の回復には大切でございます。

睡眠が不足すれば”活性酸素”が増加します。

活性酸素とは、細胞伝達や免疫機能として働く物質ですが、過剰に増えれば組織や細胞を傷つけてしまいます。

これを「酸化ストレス」と呼び、悪化すれば動脈硬化を引き起こす可能性もあるのです。

また、健康的なテストステロン量を維持するためにも睡眠は必須要素でございます。

テストステロンの生産・分泌が最も活発になるのは就寝中であるためです。

実際に「University of Chicago(シカゴ大学)」が行った研究では、一週間の睡眠不足でテストステロンが最大15%減少したことが確認されています。

それだけではなく、実験では糖を代謝するインスリンのは働きを25%低下させることも報告されているため、EDを発症させる糖尿病のリスクを高めると考えられます。

このように睡眠不足は男性機能にとって非常に悪影響となるため、改善する必要があるのです。

禁煙する

喫煙もEDの大きな原因となるため、ED改善のためには禁煙することをオススメします。

例えばタバコにふくまれるニコチンには、「トロンボキサンA2(TXA2)」と呼ばれる”血管凝縮物質”を遊離させます。

さらに、インスリン感受性を低下させる働きや、カテコールアミンの分泌促進による中性脂肪を合成させる働きもございます。

そしてHDL(善玉)コレステロールを激しく減少させLDL悪玉コレステロールを増やす作用もあります。

また、含まれる一酸化窒素は血中ヘモグロビンと結びつき酸素の運搬を阻害することで血液をドロドロにしてしまうのです。

これらの働きにより動脈硬化のリスクを高めるのです。

それだけではなく、ニコチンはアドレナリンの分泌を促進するため、睡眠の質を低下させテストステロンの分泌も妨げます

つまり喫煙は血流を悪化させテストステロン量を減少させるため、男性機能にとって悪影響となるのです。

ストレスを軽減させる

ストレスの蓄積も男性機能を低下させる原因となります。

ストレスは自律神経の交感神経の働きを優位にさせることで緊張状態にさせます。

緊張状態では血圧が上昇するため、高血圧となり血管に負担をかけるのです。

さらに緊張すると分泌される副腎皮質ホルモンやアドレナリンには、血糖を上昇させる働きがあります。

これは本来は血糖値が減少したときに補うための作用ですが、ストレスが蓄積されると過度に血糖値を上昇させることになり、糖尿病や動脈硬化のリスクを高めてしまうのです。

さらにはストレスは、交感神経を優位にさせることで”勃ち”を妨げる「心因性ED」の原因にもなります。

社会で生きている限り、ストレスはどうしても避けようがございません。

ですが、趣味を持ったり休暇を取るなどのストレス発散が男性機能の回復には重要なのです。

不妊は健康的な生活習慣で予防も可能

不妊は非常に複雑な問題です。

そのため、上記のような生活習慣を送れば必ずEDが改善し妊娠に至るというわけではございません

どちらかといえば、男性不妊症の原因は”種”にある場合が多く、その場合は専門医の治療に頼る必要があります。

ただ、何よりも大切なのは、我々男性が男性不妊症の理解を深めること。

健康的な生活習慣を心がけ、”男性機能”と”種”の健康状態に気をつける事なのです。

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