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「相談しにくい悩みを相談しやすい世の中に」オンライン診療Oopsに込めた想いとは

私達SQUIZは、EDやAGAなどの"特に若い方が相談しにくかった悩み"や"子宮や卵巣から起こる様々な悩み"対し、オンライン診療サービス「Oops(ウープス)」を通して医薬品やその他のソリューションを提供するスタートアップです。

多くの方が抱える悩みであっても、病院で受診をすることにハードルを感じる方も少なくありません。私たちは「オンライン診療」を通して、医療をより身近な存在に感じてもらい、悩みにポジティブに向き合えるようなブランドづくりにこだわってきました。

今回は代表の平野に、起業した経緯や現在積極的に採用活動をしているブランドマネージャー職についてインタビューを実施しました。少しでも会社に興味を持った方は、ぜひお気軽にご応募ください。

ED治療薬業界の「コミュニケーション課題」を解決するために起業を決意


―まずは起業した経緯を聞かせてください。

私は家族が経営をしていたので、自分もいつかは起業したいという気持ちがありました。広告業界でキャリアを積んできたので、元々は広告業での起業を考えていました。

起業前、「あれ、勃たないじゃん!」ということがありまして、ネットで解決策を調べていると怪しげなサプリやED治療を行っているクリニックの広告がたくさん出てきたんですね。しかも広告を見ていると私はターゲットの年齢層ではないことに気づいたのです。多くの広告では「若い頃の自信を取り戻そう」というメッセージで、私よりも上の年代をターゲットにしているようでした。

それでも実際にクリニックに言って治療薬を処方してもらうと効果は抜群。あっという間に悩みが解決されました。「こんな素晴らしい薬なのに、すごくネガティブにブランディングされている。しかも私のように若くてもEDで悩んでいる方も大勢いるはずで、その方達を救えるのでは?」と思い起業に至りました。

―これまでのキャリアと異なる業界での起業に抵抗はありませんでしたか?

私自身は、今の事業も広告作る仕事も差はないと思っています。広告の仕事と聞くと、クリエイティブな側面を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、その本質は企業や商品と顧客の「コミュニケーション」です。

サービスや商品の魅力をユーザーに適切に伝えることで、興味を持ってもらったり利用してもらうのが広告の仕事です。そのため、今の事業もその延長線上にあると思っています。私たちのサービスは「オンライン診療」が前面に打ち出されていますが、その本質は商品の魅力を正しく伝えることにあります。

コンプレックスを煽らない、新しい「コンプレックス商材」の売り方

―今後の事業戦略について教えてください。

ED治療薬に限らず、商品の魅力が正しく伝えきれていない商品をブランド化してユーザーに届けていきたいと思っています。たとえば、現在はピルのオンライン診療も行っているのですが、ユーザーの中には肌荒れのためにピルを処方してもらっている方もいて。そのような方には、ピルに限らず肌に直接アプローチできる薬を処方できるようにしていきたいです。

加えて、最近ではクリニックさんからも相談が増えてきました。その内容は「オンライン診療をしたいけどノウハウがない」というものです。そのようなクリニックに向けて、オンライン診療のサポートをしていくような取り組みをしていく方向もあるかもしれません。



―商品を展開していく上で、重要視している考え方はありますか?

私達が扱う領域(ピルは除く)は、一般的に「コンプレックス商品」と言われるものです。そのため、基本的にコンプレックスを煽れば煽るだけ強く刺さるため、業界の先人たちもそのような事業展開をしてきました。しかし一方で、そのようなブランディングが商品のイメージを悪化させたり、誰かを傷つけてきたのも事実です。

私達はそのようなコンプレックス商材の商習慣を変えるのが使命だと思っています。コンプレックス商材をポジティブにブランディングすることで、悩みを持っている方も堂々と手を伸ばせるような、新しい価値観を築いていきたいですね。

「Oops(ウープス)」というブランド名にも、そのような想いを込めています。「Oops」は英語で「おっと、しまった」「やっちゃった」と軽く驚いた時の言葉です。今はEDやAGAで「最悪だー!」と感じてしてしまっている方も、「おっと!まぁ大丈夫か!」ぐらい気軽に相談できるような空気感を作っていきたいですね。

―コンプレックス商材というと、さまざまな種類がありますが、特に今後力を入れていく分野があれば教えてください。

医療が関わる分野は積極的に展開していくつもりです。既に様々なクリニックの医師、製薬会社といった医療関係の方たちとの関係があるため、そのリソースを最大限活かしていきたいと思っています。

また、医療分野は特に情報の非対称性が大きく、不妊やメンタルなどで悩んでいる方は多くても、病院で受診するという選択肢を後回しにする方も少なくありません。そのような方々が、もっと気軽に医療に関われるような橋渡し役になっていきたいです。



―コンプレックスを煽らずにブランドを展開していくに当たって、競合他社との優位性があれば教えてください。

実はビジネススキームが競合他社と大きく異なります。詳しいことは言えませんが、表面的なデザイン性だけでなく、事業の仕組み自体が大きな武器になっているのです。

そして、その利益を十分にクリエイティブに投資していきます。広告業界で働いていた私にとって、クリエイティブは「掛け算」です。ある要素が良くてもある要素が0点なら総合点は0点です。

そして、医療業界では本質的なクリエイティブに強いプレイヤーが少ないため、クリエイティブに妥協しない私たちに大きな勝ち筋があると思っています。我々は上部のデザインがオシャレなブランドではなく、本質的なクリエイティビティに強みを持っています。本質的なクリエイティビティについてはぜひ直接お話しさせて下さい(笑)

独自のノウハウを使ってブランドを育てられる「ブランドマネージャー」を募集中

―現在はブランドマネージャーの採用に注力していると思いますが、SQUIZで働く魅力を聞かせてください。

裁量が大きく、経営者目線でブランド展開できることが魅力だと思います。大企業では、ブランドマネージャーといっても制約が大きく、やりたいことができないことも少なくありません。どんなに現場が素晴らしいアイディアを出しても、経営層の決裁が降りずNGになることも珍しくないと聞きます。

その点、私たちの会社はブランドマネージャーに大きな裁量を与えています。「ブランドマネージャー=事業責任者」なので、PLや採用にも責任をもって事業を展開していってほしいと思っています。その上で、数十億円から数百億円のブランドを作って欲しいと思っているので、チャレンジの場としては魅力的ではないでしょうか。



―どのようにサービスをブラッシュアップしていくのでしょうか。

私達が扱う商品は医薬品のため、私達が薬自体をブラッシュアップすることは基本的にはできません。しかし、私達は単に商品を横流ししているわけではなく、体験を作って提供しているため体験をブラッシュアップすることはできます。

たとえば医薬品は飲み忘れる人も多いですが、飲み忘れを防止する機能が求められるかもしれません。また、AGAは薬を飲んですぐに効果が出るわけではないので、モチベーションが続かない方もいます。そのような方には提携している美容室で特典を受けながら様々な髪型を楽しんでモチベーションを持続してもらうことも必要です。

サービスの磨き上げには終わりがありません。いかにユーザーの満足度を上げられるか考え続けられる人はブランドマネージャーに向いていると思います。

―様々なブランドを展開していますが、戦略に再現性があるのか聞かせてください。

ブランドごとに扱う商品は違いますが、コンプレックス商材の訴求の仕方やクリエイティブというのは、共通する部分も少なくありません。現に、ED領域のブランド立ち上げで学んだ教訓や改善点は、AGA領域など次のブランドにも活かせました。

他のブランドマネージャーとノウハウを共有しながらも、そこに自分のエッセンスを加えながらブランドを成長させていくのがマネージャーの仕事だと思っています。そして、ブランドマネージャーというのは役員候補だと思っているので、将来的には会社全体の経営にも関わってほしいですね。



―ブランドマネージャーの他には、どのような職種を求めていますか?

マーケティングの専門部隊も作りたいと思っています。現在は各ブランドでマーケティングを行っていますが、ブランドを横断してマーケティングする専門部署を作った方が効率的だと思っています。

ブランドマネージャーの経験がなくとも、マーケティングの知見がある方にはぜひ興味を持ってほしいですね。

―最後に今後のビジョンを聞かせてください。

どんな悩みごとに対しても、駆け込み寺的に頼ってもらえるような会社になりたいと思っています。人生100年時代を言われる中で、どんなに寿命が長くなっても、AGAやEDが原因で人生を楽しめなければ意味がありません。

サービスを通して、ユーザーの方が少しでも人生を楽しめるようになり、感謝されるような会社を目指していきたいと思っています。


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