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なにをやっているのか

【たくさんのご老人たちが毎日笑顔で過ごすことができたなら】 私たちは、住宅型有料老人ホーム「かぜのおと」の運営や訪問介護事業、また障がい者グループホームの運営を行っています。老人ホーム2棟、障がい者グループホーム2棟を千葉県松戸市に構え、この土地の皆さまと手を携えながら、介護・福祉にあたっています。 2025年問題など、高齢化の一途をたどる日本の社会では未来への不安が語られることが多くなっています。国の対策だけでは間に合わない、超高齢社会をめぐる諸問題・・・。世界有数の長寿国であるがゆえの問題に私たちは直面しているのです。 でも、たくさんのご老人たちが毎日笑顔で過ごすことができたなら。それは大きな幸せとなるでしょう。そしてその点に、私たちの存在意義があると考えています。国の施策と一緒になって介護環境を整備し、暮らしのセーフティーネットになること。それが私たちの使命であり、私たち全世代の未来を安心なものに変えていく方法でもあるのです。 今回は、私たちの老人ホームで一緒に働いてくれる方を募集します!松戸に根差しながら、時代に則し、高齢者の皆さんが本当に笑顔になれるにはどうしたらいいかを考えている私たち。その介護哲学にご共感いただけたら、ぜひ一緒に働く職員になってくださればと思います。

なぜやるのか

【本当に困っているご高齢者さん達を救いたい】 私たちが拠点を置く松戸市は、都心部からも近く住みやすい町と言われています。一方で、高齢者率の高さや平均所得の低さも目立つ地域であり、年金生活者の方や生活保護の対象となっている方も多くお住いの地域です。 私たちは、こうした方々こそ高齢者向けのサービスを必要としていらっしゃると思っています。大手企業などが運営する高級老人ホームに入居できるのは、日本のなかでもごく一部にすぎません・・・。介護が必要なのに、適切な環境で生活できない方はたくさんいらっしゃいます。 ・・・そんなことを考えたとき、私たちは松戸に拠点を置こうと決めました。本当に困っているご高齢者さん達を、低料金の介護を提供することで救いたい。そんな思いがあるからこそ、私たちの「介護」はただ入居者の方をケアすることだけでなく、そのご家族や地域のことまで考えているのです。

どうやっているのか

【古民家で、本来の暮らしを】 世間にあふれている老人ホームは、病院みたいな形をした四角いコンクリート造の建物が多いのではないでしょうか。どうしてもそれは負の感情を呼び起こしてしまうものであり、冷たく無慈悲な感じがしてしまいます。 私たちは、老人ホームに用いる建物の理想形は「平屋の古民家」であると考えています。他の入居者さんとも親しい距離で、職員とも家族とも愛情があふれる暮らしをしてもらうこと。私たちが松戸で運営している「かぜのおと中和倉」ではまさにそんな生活を実現するために、平屋の古民家にて老人ホームを運営しています。 私たちが古民家にこだわる理由は、入居者さんに「本来の暮らし」を思い出してほしいから。「施設」という響きが思い起こさせてしまう「寝たきり」や「あふれるような薬」というイメージを、私たちは極力少なくしています。 たとえ医師が処方した薬でも、日々の生活をみていて必要ないと判断できるものがあります。また「寝たきり」になってしまう理由は「歩くことを禁止されたから」というケースが少なくありません。 私たちがおすすめする環境は「過剰な薬は飲まない」、そして「ちょっと頑張って歩いてみよう」というもの。こうした生活を通して入居者さんが元気になっていく様子に立ち会うのは、介護に携わる者としてこのうえない喜びです。