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SNSで仕事を獲れる!?フリーランスのSNS徹底活用術

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスの山崎レモンサワーです。

今日も複業メディア「ウィズパラ」で紹介したテーマ「SNSで仕事を獲れる!?フリーランスのSNS徹底活用術」についてお話ししていきます。(元記事:https://wizpara.com/2448/

今日はフリーランスのSNS活用術を徹底的に考察してみたいと思います。

最近はフリーランスでなくてもSNSを使っていいる人の方が普通で、単なる日記代わりや友達との近況連絡代わり、情報収集はもちろん、ビジネスツールとして利用されています。

今回はそんな中でも仕事の獲得・売り上げアップ目的のプロモーション活用について考察していきます。

事業をされている人であればWeb系問わずビジネスのプロモーションでSNSを駆使し、多くの売り上げアップにつなげている人は少なくないと思います。

ただ、このSNS活用、奥が深すぎて誰でもSNSを開始すればビジネスに好影響をもたらせてくれるわけではありません。

Web業界で仕事をしている、ようはSNSに相性の良い業界に身を置いている人たちであってもSNSを上手く活用できている人はごくごく少数です。

印象としてはYoutuber活動をしている人の95%がほとんど稼げずに終わっているのと近いと思います。
※参考:30万円以上はわずか5%!YouTuberの平均月収の理想と現実
https://dime.jp/genre/1368101/

ということで、SNSを使っても当初皮算用していた仕事の獲得や売り上げアップどころか、たいして影響力(フォロワー・チャンネル登録数)などを獲得する事もできず、更新が途絶えて終了となるケースがほとんどなのです・・・・

しかし、それでも、言わせてください。

フリーランスはSNSを活用すべきだと!!

今日は、
「フリーランスがSNS活用すべき理由」
「なぜみんなSNS運用に失敗するか」
「フリーランスがSNS運用を成功させる秘訣」

の順でお話ししていきます。

「フリーランスがSNS活用すべき理由」


SNSの活用が仕事獲得・売り上げアップの肝になっていくから

SNSが登場するまでの時代であれば、フリーランスが仕事を獲得しようと種をまく手段として、テレアポをしてみたり、見込み客にダイレクトメールをしてみたり、各種媒体に広告を出してみたり、交流会に参加したり、知人に自分のナリワイをアピールしたりと様々な手段を講じてきました。(今でももちろん行われていますが)

ただ、SNSが登場し、仕事の獲得・創出・プロモーションに最大限活用できるようになってきました。

もともとはただの日記やコミュニケーションツールに過ぎなかったSNSですが、徐々にビジネスを行う個人や組織のプロモーションプラットフォームとしての使われ方が広まっています。

自分も昔は、SNSでの発信がまさか仕事に結びつくなどとは微塵も思ってはおらず、たいした戦略もなく、その時その時の暇つぶしとしてSNSを活用していました。

ただこれからフリーランスとして活躍を目指すのであれば、営業ツール・プロモーションツールとしてSNSの活用は、完全にマストです。

SNSから仕事を獲得・お店への集客・物販の促進・イベントの告知・SNSそれ自体でのマネタイズなどなど、うまく活用することができればフリーランス活動の成功にぐっと近づきます。

SNSの活用法を研究することがマーケティング能力向上につながるから

自らビジネスを行うフリーランスならSNSをやるのが当たり前と、とりあえずアカウントを開設して、じぶんの考えや趣味・日常の風景・日記などゲリラ的に発信し、まぁ、楽しいけど、とくに仕事にはなんの恩恵も得られないな・・・という感じで多くのアカウントが失敗していくわけです。個人的に楽しむという目的であれば問題ありませんが・・。

自分の適性も無視して、なんの戦略もなくただアカウントを作成し、その日の気まぐれで思いのままに投稿していても、ほとんど誰からも興味を持ってもらえません。

SNSをうまく活用することとは、多くの影響力を獲得するという事です。

影響力を獲得するという事は、多くのフォロワーやチャンネル登録者を獲得する事であったり、エンゲージメントにコミットしてくれる大ファンを獲得することです。

いざ実際にSNSをやってみるとわかりますが、芸能人ではない限り、多くのフォロワーや熱烈なファンを獲得するのがいかに難しい事か愕然とするはずです。

95%の人はそこで、すぐ心が折れたり、飽きたりして、更新が滞り、そのまま放置される事になりますが、自分が芸能人のような特別な存在でなくても、SNSの特徴と自分のカード(適性や才能、趣味嗜好)を分析して戦略をたてて運用を行えば、影響力獲得の可能性を上げる事は充分に可能です。

そしてその試行錯誤はWebマーケティングノウハウの獲得につながり、自分のビジネスに間違いなく良い影響を及ぼします。

社会とのつながりが生まれ思わぬ波及効果がもたらされるから

フリーランスがSNSを活用する目的は、何もお金(仕事)のためだけではありません。

むしろお金のことばかり考えているフリーランスが多すぎだと思います、フリーランス最大の利点は自分の生き方を自分で設計できる点だと確信しています。

SNSを活用することで、自分と同じ価値観や趣味嗜好を持った人たちとつながれるという利点は、自分の人生の幸福度を上げるという意味で見逃せないメリットです。

また本業以外にも自分がどのような活動をしているかを発信することで、仲間や協力者を得られる可能性がぐっと上がります。

人とつながれば、悩みも生まれますが、幸せや感動や喜びもつきつめれば人とのつながりからしか生まれません。

フリーランスである以上、自分がどのような活動をしていて、どのような考え・趣味嗜好・スキルがあるかは、臆せず発信していく方が良いでしょう。

人生の活動の幅を広げてくれるから

SNSを戦略を立てて本気で運用をはじめ、順調に影響力を獲得し、発信内容が多くの人に届きエンゲージメントが得られるようになると、多くの人からリアクションやお誘いが届くようになります。

もしかしたら、出版社から本を書いてみませんか?などのオファーが届く事だってあるかもしれません。

同じジャンルのインフルエンサーから協業・コラボのお誘いが届くかもしれません。

世の中に広く問いたい事を発信すれば、フォロワーの皆さんがより多くの人に拡散してくれて、世の中を動かすことができるかもしれません。

「なぜみんなSNS運用に失敗するか」


そんな無限の可能性を秘めたSNS運用ですが、うまく活用するのは難しく大半の人は、当初掲げた目標を達成できず、心が折れていつしか更新が滞り放置される事になります。

もちろん、影響力など獲得せずとも、自分が情報収集のために使っているだけの場合や、親しい友人数人に近況報告できればいいと、最初から鍵付きアカウントで運用するケースもありますけど・・・

では、なぜ多くの人がSNS運用に夢を持ちはじめても、大半が失敗に終わるのでしょうか?

フォローやいいねなどまったく反応が得られず凹む

基本的によほど有意義な情報を発信するか、誰しもの注目を引く特殊能力、稀有で魅力あふれるキャラクター、著名な芸能人・アーティストなどでない限り、ようは特に特徴のない一般人に対し、周りの人はほとんど興味を示しません。

アカウントを開設して、意気揚々と投稿を続けても周囲からおもった反応が得られず、何のために発信しているのかわからなくなってくると、いつしかSNSへの投稿が滞るようになり、そのまま放置される末路をたどる事になります。

YoutubeでもSNSでも、どういうわけか、はじめる前は、誰しも成功すると思い込んで始めるものなんですね。
そのイメージと実際のリアクションに心が折れてしまうようです。

自分の日記になっているから

芸能人でない限り、一般人が日々起きた出来事を雑記しても、誰も興味を抱きません。

カフェでおいしそうなキャラメルマキアートが出てきたので、パシャっと撮ってSNSで投稿・・・

たしかにやってる方は楽しいですし、自分が楽しむ目的でやっているのであれば、特に問題はありませんが、SNSを上手く活用して大きな影響力(フォロワーやいいね)などを獲得しようとしているのであれば、多くの人が感嘆するような有意義で意味のある情報のみを発信しつづけなければなりません。

あなたを知らない人にとっては、あなたがどこに旅行に行こうが、どんなイベントに参加しようが、どんなカフェやレストランでどんな美食を食べようがどうでもいいわけですから。

なぜか自分にみんなが興味があると錯覚しているから

一般人がいかにたいそうな持論を並べ立てても、熱い想いを書き綴っても、ほとんど気に留めてもらえることはありません。

自分の主張や考え、プライベートの行動などに興味を持ってもらえるのは著名なアーティストやアスリート、権威のある研究者・経営者などです。

多くの人は、なぜか、周囲はじぶんに興味をもっているとポジティブに捉えがちですが、まわりはビックリするほど無関心です。

まずは、知名度が何もない状態の一般人には、周りの人はとくに興味をいだかないということを気に留めておくことからスタートしましょう

人の役に立つ情報の発信になっていないから

SNSに日常であった嫌な出来事に対する愚痴を書きなぐると非常にスッキリするという気持ちはわかりますが、人の愚痴を聞いたり見たりすると非常に嫌な気分になり、フォローする気になど到底ならないですよね。

では、どうしたらこの人をフォローしておきたいと人に思わせる事ができるのか・・・自分だったらどんな人をフォローしておくか想像してみましょう。

簡単です。

この人をフォローしておかないと自分にとって有益な情報を見逃してしまう、ようはフォローしないと自分が損してしまうと思った時ではないでしょうか?

となれば、自分がどうすればフォローされるようになるか、わかりますよね。

答えは簡単です。

人の役に立つ有益な情報を発信するように努めることです。

ちなみに人にとって何が有益かは異なります。

人によってはマネーリテラシー系の情報が重宝されたり、人生訓であったり、傷ついた人をやさしく応援するエールだったり、お得なセール情報だったり、旅の情報だったり、転職のノウハウだったり、もしくはちょっとエッチな画像だったりと実に様々です。

発信する内容に統一感が無いから

発信する内容に統一感が無いというのは、もっとも見落とされがちな失敗要因のひとつです。

多くの人からフォローを集められる資質をもったアカウントであっても、じぶんの属性とは関係ないいらない発信をちりばめることによって、人が離れて行ってしまうのです。

著名な作家がじぶんの著作で展開するような情報を発信しながら、関係のない野球の巨人戦の情報をちりばめてしまう・・・。

著名な経済評論家が重要な経済指標を日々発信しながら、じぶんの息子の成長日記も同時並行で発信してしまうみたいな・・・。

発信内容に統一感がないとすぐにフォロワーは離れて行ってしまいます。

プラットフォームが露出を上げるロジックを理解していないから

検索エンジン上での露出(検索順位)をあげるための施策としてSEOという施策があることは、みなさんご存知だと思います。

検索エンジンと同じくSNSも内部ではアルゴリズムで各投稿の露出を決定しているわけですから、どうやったら各SNSプラットフォーム上で露出を高められるかという施策も存在しています。

SEO(検索エンジンへの施策)であれば、外部リンクであったり、低品質のコンテンツの除去や更新頻度であったり、権威性・専門性であったりスマホでの表示スピードであったり様々な指標が勘案されて検索順位が決定されています。

このプラットフォームが露出を上げるロジックを想像できない人は、何をやってもうまくいきません。

SNSでも同じくどうやったら露出が高まるのかを自ら情報収集し、研究し、試行錯誤することによって影響力は徐々に高められるはずです。

一度、期待を裏切ったアカウントの再浮上は難しい

一度、プラットフォーム上でペナルティを受けたり、信頼・期待を裏切り低品質のアカウントと判定されたアカウントは、それ以降、浮上するのは難しいでしょう。

プラットフォームのデータベースに低品質なアカウントであるレッテルが記録されるからです。

信頼を築き上げるのは何年もかかるのに、信頼を裏切りどんぞこに落ちるのは一瞬です。

自分のファンを裏切らない・・・SNSの運用のコツはまさにその一言に集約できるのかもしれません。

「SNS運用を成功させる秘訣」


最後に「SNS運用を成功させる秘訣」をできるだけ具体的なノウハウで紹介します。

徹底的な戦略を立てて細部にこだわる

SNSでフォロワーなどの影響力を獲得するには、生まれ持った才能・素質・見た目などの運の要素も必要になりますが、何も持たざる者も自分の適性を見極め、戦略を立てて、細部に徹底的にこだわり投稿を粘り強く継続させることである程度の影響力の獲得は可能です。

ただ、影響力の獲得は、人気商売と同じなので、努力すれば誰しも有名人になれるわけではないのと一緒で、誰しもインフルエンサーのような影響力を獲得できるわけではありませんが・・・。

それでも、戦略を立てて日々のSNS運営に相応の労力を割ければ自分がフリーランスとして幅広く活動していくには充分の影響力は獲得可能です。

自分が跳ねられる(影響力を獲得できる)フィールドを見つける

例えばじぶんに誰もがうらやむようなルックスが備わっていれば、周囲から自然と注目され、たいして労力を割かなくても自然とSNS上で影響力を獲得できていくはずです。

モデルやアーティストになったりすれば、SNS運用に気をもまなくても自ずと影響力は獲得できます。

ルックスが秀でてなくても、例えば学歴や肩書、特殊スキルを持っていれば多くのファンを獲得できますね。

ではルックスもダメ、学歴・肩書もない、特殊スキルもない・・・そんな人はどうすればいいでしょうか?

誰よりも秀でているというのは難しいかもしれませんが、幼少期から何かに熱中してきたものが、誰しもひとつやふたつはあるのではないでしょうか?

もしそれすら無いという人でも心配無用です。

今、現時点で誰もが注目していない分野を自分が先駆者として掘ればいいのです。

たとえば、今適当に思いついたもので言えば、線香ソムリエなどはどうでしょう?

たぶん誰もやっていないですよね。

大喜利的な発想で、じぶんが先駆者になれるものを見出して突き進むのです。

ビジネスに結びつけやすいターゲットを設定する

自分のビジネスに活用しようとSNSを運用する上で、必ずしも多くのフォロワーを獲得する必要はありません。

それよりは、少なくとも自分や自分のビジネスの大ファンになってくれる少数精鋭が大事になってきます。

自分や自分のビジネスに大きな貢献をしてくれるのは、多くのにわかファンより、少数の熱烈なファンの方がインパクトが大きい場合がほとんどです。

また情報発信するフィールドやターゲットも、ビジネスと相性が良いものをしっかりと見極める必要があります。

たとえばビジネス目線だけでいえば、同じスポーツでも空手よりは間違いなくゴルフの方がビジネスの道は開けますし、ターゲットはお年寄りよりも、経営者向けの方がはるかに道は開けます。

エンゲージメントの高い発信のみに心がける(低品質発信は絶対にしない)

最近確信したのは、大きな※エンゲージメント率を獲得する投稿が多いユーザーは自ずとアルゴリズムによって露出が高まっていき、さらに多くのエンゲージメントを獲得できるようになるという好循環がSNSのアルゴリズムであると感じています。

そして同じく低品質(くだらない)情報の発信を避けるというのも、有意義な情報を発信するのと同じくらい重要になってきます。

※SNSにおけるエンゲージメントとは、「いいね」「RT」「コメント」など、ユーザーからのリアクションのことです。 エンゲージメント(engagement)は直訳すると「約束・契約」ですが、マーケティングではそれが転じて「企業と消費者のつながり」を意味する単語となります。

影響力(フォロワー)が説得力を持たせることを知る

フォロワーが多いアカウントが発信する内容は、いっけん、内容がくだらなくてもフォロワー数によって説得力があるためか、多くの賛同を得る事があります。

東大卒とかハーバード大卒とかNASAの研究者とかCEOとか肩書がある人の発言は、説得力を持ちますよね。

人は何を言っているかよりも誰が言っているかを重要視しているという事ですし、権威をすぐに信用してしまうという事です。

アカウントの魅力に確信を持てたら積極的に広告を打つ

芸能人であれば、アカウントを開設してあっというまに多くのフォロワーを獲得することができますが、一般人であれば有意義な情報をコツコツ発信し続けても影響力の獲得には多くの時間が必要になります。

それであれば、広告の積極的な活用も視野に入れた方が良いでしょう。

ただし、これは自分の発信している情報が多くの人に求められているという確信がある場合に限られます。

そうでなければ大事なお金をドブに捨てる事になりますからね。

ぶっちゃけ運(人気商売)の要素はある・・・何をやってもダメなら諦める

一般人の影響力の獲得は、頑張っても頑張ってもダメな時はダメです。

影響力の獲得は人気商売のようなものですからね、華が無い人がどれだけ努力をしても女子アナになれないのと似ているかもしれません。

戦略を立て、細部にこだわり、徹底的に労力を割いて運用してみて、それでもダメなら、スパっと諦めたっていいんです。

またやり方を変え別の切り口で何回も試行錯誤をすれば、あなたの発信する情報を求めている人たちといつかつながれるはずです。

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