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CAMが掲げるFensi プラットフォーム戦略とは?

初投稿となる本日は、エンジニア向けに書いていきたいと思います。現在の募集について応募を検討している方は是非このストーリーも読んでいただけると嬉しいです!


オフィシャルサイトを簡単に開設することができるサービス「Fensi(フェンシー)」

まずは、Fensiプラットフォームを語る上で欠かせない「Fesni」について説明をしていきます。

「Fesni」とは2019年4月にリリースしたオフィシャルサイトやファンクラブが簡単に開設できるサービスです。この数年で動画プラットフォームやSNSなどの浸透により個人の表現・発信の場に広がりを見せています。そんな表現・発信をする皆さんを応援しブランディングのサポートをしたいと思い「日々頑張る人を輝かせたい」というコンセプトの下「Fensi」を開発しました。

https://fensi.plus/


実際に公式サイト/ファンクラブの開設で使える機能として以下のような内容があげられます。

  • サイトデザインのテンプレート
  • ブログ
  • ニュース
  • MOVIE
  • オンラインサロン
  • 1on1トーク
  • ポータルでのレコメンド機能
  • 分析機能
  • Blink etc…


すべてのリンクをひとつに | Blink by Fensi
アカウントをお持ちの方はこちらから ログイン アーティスト、タレント、ミュージシャン、YouTuber、TikToker、ショップオーナーなど、様々な人がBlinkを利用しています。 好きなフォントやカラー・ボタンの形を 自由に組み合わせてオリジナリティ溢れた ページを作成しましょう。 リンクをあらゆる場所へ TwitterやInstagramなど、普段あなたが利用しているSNSに あなたのページのURLを 貼ることで たくさんの人に見てもらえるようになります。
https://get.fensi.plus/blink


この多機能開発をしている「Fensi」ではどのような形で開発を行っているのか、以下で簡単に紹介していきます。

開発の基盤は「Fensiプラットフォーム」

サービスの名称である「Fensi」と「Fensiプラットフォーム」と言われても「?」が浮かぶ人がほとんどだと思います。ただここではサービスと開発基盤の2つで “Fensi” というキーワードが使われていることを認識していただければと思います。

「Fensiプラットフォーム」は、FensiはもちろんのことCAMで運営しているその他数十個のサービスの共通基盤としても役割を果たしています。共通基盤としての最大のメリットは、「Fensiプラットフォーム」上で1つの機能を追加すると、基盤上で開発している他のサービスにも容易に機能追加できることです。積み上げ式の開発スタイルにすることで、サービス固有のシステム開発に注力できる、つまり機能レベル( Packaged business capabilities )で他のサービスに提供できるという新しい試みです。

世の中でリリースされるサービスのクオリティや、リリースされるまでの速度はどんどん上がっています。それにも関わらず、大企業がそれなりのリソースを割いて作ったものですら、ヒットするかどうかわからない状況。CAMくらいの規模の企業が同じ土俵で戦う場合、フルスクラッチ型の開発をしていくと大きい資本には勝てません。だからこそ積み上げ式の開発スタイルをとっています。

この積み上げ式の開発スタイルによって、より高度でユーザーのためになる機能を集中して作ることができ、貴重なリソースも担保しようと考えました。



「Fensiプラットフォーム」は“作り直すのが当たり前”と考えて開発をしているので、新しい技術を簡単に試すことができますし、実際に、過去何度も作り直しをしてきました。

作り直すにもコストはかかりますし、技術者が少ない組織だと尚更難しいことだと思われるかもしれませんが、機能ごとに独立したマイクロサービス構成にしていることで修正や作り直しの影響範囲も限定的になり、比較的容易に進めることが可能です。

誰かが「Fensi」で作った機能を他の人がメンテナンスし、ブラッシュアップすることで「Fensi」のユーザーにもより満足いただける機能となり、さらに多くのユーザーに使ってもらえる機能に磨かれていくのはとても良いループだと思います。

みんなで作り上げていく楽しさを感じると共に、汎用性のある機能を作る難しさもありますが、だからこそ技術的成長実感も得られるのではないかと思っています。

「Fensi」に関する開発のほか、「Fensiプラットフォーム」、その他サービス開発についてもCAM Tech Blogで発信しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。


株式会社CAM
株式会社CAMのサービスを支える技術、デザイン、またクリエイターの文化などをエンジニア、デザイナー向けにご紹介するtech blog(テックブログ), developers blogです。CAMは熱狂できるエンタメコンテンツ、ユーザーに長く愛されるライフスタイルメディアを展開しています。
https://cam-inc.co.jp/p/techblog


次回実際に「Fensiプラットフォーム」で開発する現場で奮闘する社員のインタビューも掲載予定ですのでそちらもお楽しみに!


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こんにちは!CAM広報の田口です。 前回はCAMで採用されている開発スタイルについて解説記事を公開しました。今回は社内の新規サービスのほとんどで採用されている"マイクロアーキテクチャの魅力" について、開発の根幹をなすバックエンドエンジニアにインタビューをしてきました! 2019年新卒入社のバックエンドエンジニア。 ...
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