現在はラグジュアリー日本酒ブランド「MINAKI」のパートナーセールスとして主に企業様とコラボレーションイベントや提携を担当している許斐さん。0から一緒になって双方のお客様が笑顔になる企画を考えています。その中でいかにしてブランドの価値を伝え、コラボレーションや協業するまで対応しているのか。提案の裏側にある解像度の高い現場意識と、ベンチャーに飛び込んだ現在の心境を聞いてみた。
「いつか自分で事業をつくりたい」から始まった転職
前職ではIT企業で、大手企業のWebアプリケーションのディレクションを担当していました。仕事にはやりがいを感じていましたが、以前から「いつか自分で事業をつくりたい」という思いがありました。
クライアントワークでは事業を外側から支援する立場になるため、次はもっと事業の内側に入り、自分で考え、意思決定し、その結果に責任を持つ経験をしたい。そう考えて転職活動を始めました。
重視したのは、少人数で一人ひとりの影響力が大きいこと、代表との距離が近いこと、そして営業やマーケティングなど領域を限定せず、事業づくりを幅広く経験できること。
その中で出会ったのがREBORNでした。
留学経験から、いつか日本の良さを世界へ発信する仕事がしたいという思いもあり、日本酒から世界に通用するブランドを目指すMINAKIにも惹かれました。
最後の決め手は「この人の近くで働きたい」
様々な企業の選考を受ける中で最終的な決め手になったのが代表の皆木の存在です。若くして起業し、事業をJ:COMへ売却。その後REBORNを創業し、プロバスケットボールチーム「ライジングゼファー福岡」のオーナーも務めています。経歴だけを見たときは、「自分とは違う、特別な才能を持った人なのか」と思っていました。しかし、その印象は面接で大きく変わりました。今ではMINAKIはミシュラン星付きレストランや五つ星ホテルなど350店舗ほどで取り扱われていますが、立ち上げ当初は、代表自身が自転車で一軒一軒、飲食店を回り、新規開拓をしていたと面接の際に伺いました。今ある実績も、最初からあったわけではない。地道な行動の積み重ねでつくられてきたんだと知り、「この人がどう考え、意思決定し、行動しているのか。それを近くで働きながら吸収したい」
そう思えたことが、REBORNへの入社を決めた大きな理由です。
入社2日目から、商品開発の議論に
入社して最初に驚いたのは、仕事を任せてもらうまでのスピード感でした。入社2日目には母の日に向けた「日本酒×花」のセット商品について、代表とコラボレーション先との打ち合わせに同席。「誰をターゲットにするのか」「どんな商品にするのか」「価格はいくらにするのか」「どう販売するのか」。そうした上流の部分から議論し、その後の企画まで担当しました。入社直後からここまで事業の根幹に関わるとは思っていなかったので、良い意味で大きなギャップでした。
営業だけではなく、事業をつくる仕事へ
現在は企業向け営業を中心に、飲食店やホテル、ブランドコラボレーション、海外市場の開拓などにも関わっています。最近ではオーストラリアへの出張や、海外のインポーターとの英語での商談も経験しました。
営業だけでなく、マーケティング、商品企画、価格設計、イベント企画、クリエイティブなど、必要であれば領域を越えて仕事をするのがREBORNでは当たり前です。
その中で、自分の考え方も変わってきました。
入社当初は「どうすれば目の前の受注を取れるか」を考えることが中心でしたが、今はその先の継続性やコスト、相手にとっての価値、ブランドとしてどうあるべきかまで考えるようになりました。まだまだですが、少しずつ「一営業」ではなく、「一事業」の視点で仕事を見ることができるようになってきたと思います。
日本酒で世界に通用するラグジュアリーブランドを
今、本気で実現したいのは、MINAKIを世界のラグジュアリー市場で戦えるブランドに育てることです。日本酒は、世界に誇れる日本の伝統文化の一つだと思っています。
僕たちが目指しているのは、単に「高級な日本酒をつくる」ことではありません。日本酒という日本の伝統文化から、エルメスやルイ・ヴィトンのように、世界中の人から憧れられるブランドをつくること。そこに確立された正解はありません。
「日本酒におけるラグジュアリーとは何なのか」から自分たちで考え、一つひとつブランドをつくっていく必要があります。前例がないからこそ面白い。今は、その挑戦に当事者として関われていることにワクワクしています。
今は、この会社とブランドを本気で大きくしたいと思っています。将来的には自分で事業をつくりたいという思いは、今も変わっていません。入社した頃は「自分がどれだけ経験できるか」という視点も大きかったのですが、今はそれ以上に「この会社とブランドをどこまで大きくできるか」を考えるようになりました。
まずは責任者、その先では役員として、より大きな意思決定に関わり、REBORNとMINAKIの成長に与えられるインパクトをもっと大きくしていきたいと思っています。