私が大好きなブロガーのちきりんさんの過去のブログ記事が、先日Xでポストされていました。
彼女のブログは全て一度は読んでいるはずですが、正直この記事の内容は記憶にありませんでした。
要約されたものを引用すると、以下です。
簡単に言えば、各年代において、下記のような感じでキャリアを積んでいこうという話でした。
20代はいろいろ体験しよう=バラエティが大事=V
30代は専門分野を決めて深掘りしよう=スペシャリティが大事=S
40代は自分でなくちゃできない仕事をしよう=オリジナリティが大事=O
50代は個人の人格と信頼で仕事をしよう=パーソナリティが大事=P
https://chikirin.hatenablog.com/entry/20120829
※ちなみに、出典を辿るとVはバラエティではなくバイタリティのVらしいのですが、バラエティの方が時代に合っていると思うので後者で話を進めます。
この記事を読んで、私は今自分が在籍している会社、セブンデックスの最も強いアドバンテージは、この「仕事のバラエティを圧倒的なスピードと量で経験できること」であると、強く、激しく腹落ちしたのです。
セブンデックスは、マーケティング、デザイン、リサーチなど、あらゆる手法をもってビジネス課題を解決する支援会社です。
マーケティングを広義で捉え、顧客の課題に合わせて手段を限定せず最も本質的なアプローチを行うため、このような業態になっています。
私はその事業部でディレクターとして20代後半でジョインし、現在2年ほど経ったところです。
この会社でディレクターをするということは、「常に数ヶ月おきに全く新しい顧客、チームメンバー、事業ドメイン、支援内容のプロジェクトをリードする」ということです。
私がこの会社で経験したプロジェクトを振り返ると、
・超大手家電メーカーの新規事業開発(PM/UXリサーチャー/サービスデザイナー)
・士業領域の新規事業開発(PM/UXリサーチャー/サービスデザイナー)
・スタートアップ企業の採用サイト制作(PM)
・ヘルスケア企業のサービスブランディング(PM/ブランドストラテジスト)
・大手アフィリエイトメディアのUXリサーチ(PM/UXリサーチャー)
などなど。
クライアントの規模や特性、支援の内容が実に多様なことが分かるかと思います。
これは一般的な支援会社の中で見ても、相当多様な方だと思います。ほとんどは「デザインのみ」「サイト制作のみ」「Webマーケティングのみ」など、ある程度手法が絞られているはずです。
しかも同時並行で複数PJを掛け持ち、成長するにつれどんどん新しく難しい仕事を任されるので、「常に未知の領域で新しい経験をしている」状態になります。
(もちろん、経営者レベルに高いスキルがあるマネージャーが常にクオリティコントロールをしてくれます)
慣れも飽きもなかなかやってこない、経験のビュッフェのような環境なのです。
ディレクターの業務内容
私はこの会社に入ってからの2年間で、前述した通り実にバラエティに富んだPJを経験させてもらっています。
その結果として得たものは、スキルそのものももちろんですが、「自分の得意/不得意領域の理解」があり、それは何よりも私のキャリアと生き方に大きな影響を与えています。
得意か不得意かというのは相対的に決まるもので、
①同じ仕事を他人と比較したとき
②自分の中で別の仕事と比較したとき
に評価することができます。
セブンデックスでは、数ヶ月おきに異なるチームメンバーとPJを遂行します。つまり同じ仕事を複数の他人と進める機会が多いため、
「自分にとってこんなに難しいことを、いとも簡単にやってのける人がいる」
「自分にとってこんなに簡単なことに、こんなにも手こずっている人がいる」
など、「自分が他人と比べてできる、できないことが何か」が常に浮き彫りになるのです。
そして、仕事内容もルーティーンワークとは対極であり、経験未経験関係なくあらゆることをやるので、「このタスクよりあのタスクの方が褒められる」「このPJよりあのPJの方が上手く回せた」など、自分に合っている・合っていないを根拠をもって判断することができるのです。
このように、「仕事比較」「他人比較」をしながら日々さまざまな経験をした結果、自信を持って「私は絶対にこの領域が向いているから、そっち方面にスペシャリティを積んでいくと良さそーだ」と言える状態になりました。
ちなみに、私がセブンデックスに入社前の自分への解像度は、こんな感じでした。
数字弱い。分析苦手。文章書くのは割と得意。タスク処理は速いし、マルチタスクも苦手じゃない。飽きっぽくて、ルーティーンワークが好きじゃない。自分がペルソナになれる商材の方が成果が出しやすい。
多分、ほんとにこのレベルでした。我ながら恐ろしいほどのボンクラっぷりで、いかに20代をボサっと過ごしてきたかがよく分かります。
こんなんなので、「私って結局なにができるんだろう」「何が向いてるんだろう」と何歳になってもモヤモヤしており、なんのプロにもなれていないことや、なんのプロを目指したいかさえ定められてないことに強いコンプレックスを抱えていました。
現在は、私は自分のことを以下のように評価しています。
- 言語化が得意
- その中でも「論理的に説明する」ことが特に強い
- 一方で、「情緒的なコピーライティング」は特段得意とは言えない
- この理由はおそらく、私は言語化する際にディープダイブせず処理的にアウトプットするタイプだからである
- 定性調査が得意
- ユーザーインタビューでは即時的に仮説を立て、頭の中に分岐を作りながらインタビューすることができる
- インタビュー結果からインサイトを抽出するのも得意
- 一方で、定量調査などの数字データからインサイトを抽出するのは苦手
- この理由はおそらく、私は論理的に導くのではなく、自己投影を通して仮説を立てるというプロセスを踏んでインサイトを抽出しているからである
- 細かい管理が求められるPM業務は苦手ではないが、私の強みが特段発揮される領域ではない
もちろんこれはごく一部で、このような自分への分析が少なくともあと10個以上は容易に書き出せるかと思います。
入社前の状態に比べると、かなり解像度が細かくなっていると言えると思いませんか?
今、私は「UXリサーチやブランディング方面に強みがある」と明確に自覚しており、30代、スペシャリティを積むのはこの分野がいいなと見つけられている状態です。
そして、私の能力開発に激コミットしてくれている上司と常に1on1で作戦会議をしながら、そのようなPJに優先的にアサインしてもらえるよう動いており、着々とその方面に専門性を高められていると思っています。
「やりたいことが明確になっている」人は、世の中にそう多くはないかと思います。
特に学生は、プライベートな経験からのみ仮説を立てて仕事の適正の当たりをつけなければいけないため、明確になっていなくて当たり前とさえ言えます。だって、バラエティをほとんど経験できてないわけですから。
そして社会に出て数年働いていたとしても、バラエティ豊かな経験ができる環境はそう多くないため、「自分は何が向いてるのか」「自分は何がやりたいのか」と悩む20代、30代も多いかと思います。過去の私のように。
ジョブローテーションがある総合職だとしても異動が起こるのは数年おきだし、転職も毎年するというわけにはいかないですからね。
やりたいことや自分の適正が明確にわかっている人は、その世界に飛び込むべきであり、それはかなり幸運なことです。
まだその判断をする材料が揃ってない人は、自分探しじゃないですけど、「バラエティ豊富な環境に身を置く」ことが、とても良い選択肢になるのではないでしょうか?
経験したことがないことを想像して自分に合うか判断するのは、あくまで仮説に過ぎません。
検証してない仮説は机上の空論となってしまうので、高速で検証できる環境を選ぶことが、長い目でキャリアを考えた時にとても有益なのではと思うのです。
私はセブンデックスが好きなので、この会社のいいところや強みはたくさん言えます。仲が良くて協力的な組織であることとか、優秀なマネージャーが揃ってるとか、本質的な仕事ができるとか、裁量があるとか。
でも、この会社が持つ特性の中で最も希少性があり、かつキャリアに良い影響を与えてくれるという点で最大価値になるのは、この「圧倒的なバラエティを経験できて、スペシャリティの選択に備えられる」ことではないかと、ちきりんさんのブログを読んで思ったのです。
(20〜30代の若手で)ここまで多様な経験を積める会社という点では、もしかして日本一なのでは?とさえ思うのです。
もし何かの縁でこのnoteを読み、「自分のことをもっと知りたい」「できるだけ早く多くのバラエティを経験したい」と感じた方は、ぜひセブンデックスの採用エントリーを検討してほしいです。
セブンデックスよりも給与が高かったり、ライフワークバランスが優れていたり、オフィスがゴージャスな会社はたくさんあるでしょうが、この「経験のバラエティ」という点では、もしかしたら日本一、少なくとも国内トップクラスであると自信を持って言えます。
私は採用のKPIは一切持っていませんが、優秀な仲間が増えることは私にとって利でしかないので、このようなアピールをさせてもらいました。
よかったらお気軽にカジュアル面談など申し込んでくださいね!陽気なメンバーがお出迎えします。
そんじゃーね
【引用元note】キャリアのVSOPのV(バラエティ)を得られる会社|ユリ