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【散策レポ】湯煙に包まれた集落「岳の湯」を歩いてみた

こんにちは!ふるさと熱電 採用広報チームです。

私たち、ふるさと熱電は「地熱発電所」の運営を軸に地域創生を目指して様々な事業を展開しており熊本県 小国町から一緒に地域を盛り上げる人材を大募集しています!

阿蘇外輪山の北側に位置する小国町は、すっかり秋になりました。

朝夕は寒さを感じるこの頃、温泉の恋しい季節です。

ふるさと熱電は涌蓋山(わいたさん)の麓にある温泉郷で地熱発電所を運営していますが、その自然エネルギーを昔から生活に利用し、暮らしを営んできた地域があります。

ここでは一家にひとつ“地獄”があるのだと言います。

ちょっと怖い響きですが、果たして“地獄”とは何なのでしょう・・・?

今回は人と地熱が密に共存するハイパーレアなスポット“岳の湯集落”をご案内します。

それではどうぞ!

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秋の訪れを感じさせるコスモスが満開です。

いや~癒されますねぇ(ーv-)

が、ちょっとズームアウトしてみましょう。

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な、何という事でしょう!

いたるところから煙が立ち上っています!

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こんなに煙が出てたら、何事か!?って思っちゃいますよね。

でも安心してください。

この煙は、地面から出ている温泉の蒸気。

ここでは、その蒸気を”地獄”と呼んでいるのです。

同じ九州の中でも、別府あたりに行くと、山の斜面から湯気が出ていますが、ここは民家と民家の間から湯気が出ているのをご覧いただけると思います。

このように人家の間を縫うように蒸気が立ち上る景色は、日本広しといえどかなり珍しいものだとか。

この集落の人々が、いかに地熱に近い場所で生活してきたか、ということがお分かりいただけると思います。

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コチラは各家庭にそれぞれ設置されている地獄。

調理場としての蒸し場や暖房、温浴などに使われているのだそうです。

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このように地面の至るところから蒸気が出ています。

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また、時間によってその状態が変化するのも地獄の特徴。

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普段の日常生活で「地球の脈動」を感じる事はなかなか無いと思いますが、ここにいると毎日が地熱との共生。

美しい野山と湯けむりに囲まれて、マイナスイオンと四季折々の自然を感じながら大地と共に生きていることを感じます。

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こちらは地獄を使って木材を乾燥させる施設。

自然エネルギーを使う木材乾燥はCO2削減になり、環境負荷の低いローエネルギーな技術として注目を集めています。

さて次は、岳の湯にある施設をご紹介します。

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こちらは“ゆけむり茶屋”。

神経痛、筋肉痛、慢性消化器病に効能がある温泉のほか、レストランと売店を併設した複合型の施設となっています。

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そして、こちらは岳の湯で一番大きな地獄、その名も“岳の湯大地獄”。

モウモウと蒸気が噴出しています。

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大地獄には観光客が気軽に使える地獄もあります。

地熱で蒸した野菜はグッと甘みが引き出され、美味。

火山のエネルギーを食べ物を通して吸収できる毎日なんて贅沢♪

おや、大地獄の奥に上に続く道があります。

ちょっと登ってみましょう。

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こんな風に普通ならあり得ない場所から湯気が出ているのを横切るなんて体験、中々できません。

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そろそろ、行き止まりのようです。

ふと、後ろを振り返ってみると・・・

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目の前には岳の湯集落が広がっています。

あちこちで蒸気が立ち上るフォトジェニックな地熱の町、岳の湯集落。

岳の湯集落は年々、若者の人口が減り高齢化が問題となっています。

「自然エネルギーと共生するふるさとを守り存続させる」

これはふるさと熱電の掲げる目標のひとつ。

ふるさと熱電はこの集落を、若者が住みたい場所、次世代へ引き継げる魅力的な場所にするために、日々奮闘しています。

こんな素敵な場所を放っておくなんて勿体ないと思いませんか?

地域創生に熱意あるあなたのご応募をお待ちしております。

ふるさと熱電株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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