アスレバメンバーのリモート環境を紹介します
コロナ禍をきっかけに、多くの企業で導入が進んだリモートワーク。
一方で、フルリモートで働いている人の割合は 16〜25%程度 とも言われており、「興味はあるけれど、実際のイメージが湧かない」という声も少なくありません。
- どんな環境で仕事をしているの?
- 集中できるの?
- オンオフの切り替えはどうしているの?
こうした疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実はアスレバで働くメンバーも、半数以上がリモートワーク未経験からのスタートでした。入社当初は「自宅で本当に仕事ができるのか」「運動不足にならないか」など、
不安を感じていたメンバーも少なくありません。
そこで今回は、アスレバのメンバーが実際にどのような環境で働いているのかをアンケート形式で調査しました。
PCやデスク周りの環境だけでなく、集中するための工夫やオンオフの切り替え方まで、かなりリアルな声が集まっています。メンバーからは、「入社したときに知っておきたかった」という声も(笑)
フルリモートでの働き方が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アスレバメンバーのリモート環境を紹介します
アスレバの働き方について
メンバーアンケートを実施しました
【環境編】PC・モニター環境について
使用しているOS・PCの種類
モニター環境の工夫・考え方
【アイテム編】マウス・キーボード・デスク周り
マウス・キーボードの選び方
椅子・机について
買ってよかったアイテム
【業務に関わるもの】アイテムを駆使して効率アップ
【業務外だけど大切】快適さを保つ工夫
【こだわり編】集中とオンオフの切り替え
集中するためにしていること
オンオフの切り替え
最後に
アスレバの働き方について
まずは、アスレバの基本的な働き方から。
- 9:00~18:00のフルリモート勤務
- 3時間未満であれば業務に支障のない範囲で稼働調整可能
決まったオフィスに出社する必要はなく、それぞれの生活リズムや家庭状況に合わせた働き方ができます。
その分、自分で環境を整えたり、集中・切り替えの工夫をすることが大切になります。
メンバーアンケートを実施しました
今回のアンケートでは、以下のような内容を聞きました。
- 使用しているPCやモニター環境
- マウス・キーボードなどの周辺機器
- 「買ってよかった」と感じているアイテム
- 集中するための工夫
- オンオフの切り替え方
それでは、項目ごとに見ていきましょう。
【環境編】PC・モニター環境について
使用しているOS・PCの種類
OS
- Windows:11名
- Mac:3名
PCの種類
- ノートPC:11名
- デスクトップ:2名
- 両方使っている:1名
ノートPCをメインにしつつ、必要に応じてモニターや周辺機器で拡張しているメンバーが多い結果となりました。
モニター環境の工夫・考え方
外部モニター
- 1台:6名
- 2台:3名
- 使っていない:5名
モニター環境については、業務内容や個人の好みによってかなり違いが見られました。
モニター環境についてのこだわりについても聞いてみました。
「モニターの種類などにはこだわりはなく、作業はノートPCメインで行い、見ながら進めたいページなどをモニターで表示して作業しています」(ノートPC+外部モニター1台)
必要最低限に抑え、シンプルな環境で集中するスタイルですね。
一方で、作業効率を重視する声も多くありました。
「画面が小さいと表示される領域が狭くて、スクロール回数が増えて効率が下がると感じています。最低でも13インチは欲しいです」
「左にノート、正面にモニター2台。左のノートには常にカレンダーを表示しています。複数画面が必要なときは、ウインドウをカスタマイズして使っています」
「縦型と横型のデュアルディスプレイを使っています」
また、あえて外部モニターを使わない選択をしているメンバーもいます。
「外部モニターを使わないこと」
意外にも回答がバラける結果となりましたが、それぞれに共通しているのは、“自分が考えなくても作業に入れる配置”を作っている点でした。
【アイテム編】マウス・キーボード・デスク周り
マウス・キーボードの選び方
マウス
- 通常マウス:8名
- トラックボール:4名
- タッチパッド:2名
- 気分で変える:1名
キーボード
- PC付属:8名
- 外付け(無線):3名
- 外付け(有線):2名
意外と「付属品を使用している」「特にこだわりは無い」というメンバーが多かったです。
こだわりがある、という回答の中で多かったのが、テンキーへのこだわりです。
「キーボードは必ずテンキー付き。数字入力が楽なので手放せません」
「テンキーがあることと、しっかり押し込めるタイプが好みです」
また、トラックボール派からはこんな声も。
「トラックボールは一度使ったら手放せません。右手を動かす必要がなく、本当に楽です」
ちなみに私はトラックボール派。慣れるまでは苦戦しましたが、慣れてしまうと本当に楽です。特に事務作業をメインでされる方にはおすすめしたいアイテムです。
椅子・机について
椅子
- オフィスチェア:8名
- ゲーミングチェア:5名
- ダイニングチェア:1名
机
- 固定デスク:9名
- 昇降デスク:4名
- ダイニングテーブル:1名
選ぶ際に重視したポイントは回答が多かった順で、以下の通りです。
- 快適さ
- 見た目
- 腰痛対策
- スペース
長時間作業が前提となるため、体への負担を意識しているメンバーが多いことが分かります。
買ってよかったアイテム
【業務に関わるもの】アイテムを駆使して効率アップ
「ChatGPT有料版。物ではありませんが、仕事の効率がかなり上がったと感じています」
「ゲーミング用の左手デバイス。ショートカットキーを最大30個設定でき、コピペやタブ切り替えもキー1つでできます」
「モニター掛け式ライト。場所を取らず、手元が明るくなって使いやすいです」
単なる便利グッズというよりも、作業スピードを上げたり、無駄な動きを減らしたりすることで、仕事の質を安定させるアイテムが多く挙がりました。
フルリモートでは「ちょっとした非効率」が積み重なりやすいため、こうした道具への投資が、結果的にストレス軽減や集中力の維持につながっているようです。
【業務外だけど大切】快適さを保つ工夫
「ネブライザーと生理食塩水。喉のケアでかなり重要です」
「浄水ポット。在宅時間が長く、水の消費量が多くなったので重宝しています」
「お気に入りのマグカップや文房具。デスク周りを好きなもので固めると、気分が上がります」
一見すると仕事と直接の関係はなさそうですが、長時間自宅で過ごすフルリモートだからこそ、体調管理や気分転換の重要性を実感しているメンバーが多いことが伝わってきます。
快適さを保つ工夫は、生産性以前に「無理なく働き続けるための土台」。業務外のアイテムも、立派な仕事環境の一部と言えそうです。
【こだわり編】集中とオンオフの切り替え
集中するためにしていること
「仕事用携帯のみ稼働させています。プライベート携帯は通知なしにしています」
「25分集中+5分休憩のポモドーロタイマーを使っています」
「昇降デスクを使って、架電のときは立って作業しています」
フルリモートでは、 集中を妨げる要因がすぐ身近にあるからこそ、 環境やルールをあらかじめ決めておくことが重要になります。 通知管理や作業リズム、姿勢の切り替えなど、 それぞれが自分なりに「集中できる型」を作っている点が印象的です。
オンオフの切り替え
「仕事が終わったらPCの電源を落とす、それをオンオフの区切りにしています」
「仕事用のデスクを決めていて、そこに座ったら仕事だと意識しています」
「こまめに立ち上がるようにしています」
仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちなフルリモートでは、意識的に切り替えのスイッチを作ることが欠かせません。物理的な行動や場所の区切りを設けることで、気持ちの切り替えもうまくコントロールしている様子がうかがえます。
最後に
フルリモートと聞くと、 特別な設備や高い自己管理能力が必要そうに感じるかもしれません。
しかし実際には、 一人ひとりが小さな工夫を積み重ねながら、自分に合った働き方を作っているというのが実情でした。
完璧な環境を最初から整える必要はなく、 試しながら少しずつ調整していくことが、
フルリモートを長く続けるコツなのかもしれません。 この記事が、 フルリモートで働くイメージを具体的にするきっかけになれば嬉しいです。