目次
-「いいものを、ちゃんと伝えたい」
- 解釈の余白が、ブランドの広がりに
- コミュニケーション原点は、ウェディングドレスの現場に
- 好きだから、言葉にできる
- 私のお気に入りは、ヘアマスカラ
PROFILE
-「いいものを、ちゃんと伝えたい」
去年の5月に独立して、今はフリーランスで広報・PRをしています。働き方も暮らし方も見つめ直す中で、改めて「自分の好きなブランドを、自分の言葉で伝えたい」という気持ちが強くなりました。今は複数のブランドに関わりながら、自分のペースで丁寧に広報の仕事と向き合っています。
COLORISでも広報として、雑誌やWEBメディアへの掲載などを通して、ヘアカラーの魅力を多くの方に届けるお手伝いをしています。どんなに魅力的な商品でも、“知ってください”と一方的に発信するだけではなかなか届かないんですよね。だから私は、メディアの方やその先にいる読者・お客様の気持ちを想像しながら、“どんな切り口なら心に残るかな”といつも考えています。
掲載が増え、お客様からの反応があるのはとても嬉しいです。
- 解釈の余白が、ブランドの広がりに
私は、「このブランドはこういうもの」と決めつけすぎないことを大切にしています。COLORISのコンセプトにある“余白”という言葉も、人によって捉え方はさまざま。時間のゆとりや心の余裕、ちょっとした気分の変化として感じる人もいるかもしれません。だからこそ、伝える言葉にも少し余白を残して、見る人・読む人が自由に自分の価値観で受け取れるような伝え方を意識しています。
COLORISは、子育て中の方はもちろん、ファッションを楽しみたい方、忙しくて美容院に行けない方、白髪が気になり始めた方など、いろんな方にフィットするサービスだと思っています。ひとりひとりの生活背景や価値観によって、同じ商品でも捉え方がまったく違ってくる。 その“解釈の幅”こそが、ブランドの広がりにつながると信じています。
- コミュニケーション原点は、ウェディングドレスの現場に
新卒で入社したのは、青山にあるドレスショップ。約500着のドレスを扱うスタイリストとして、たくさんの花嫁さんに接してきました。ドレスのフィッティングでは、直接体に触れて調整する場面も多く、初対面でそういった距離感に踏み込むことに、戸惑いや不安を抱く方も当然いらっしゃいます。
だからこそ、一人ひとりの反応や言葉に注意深く耳を傾けながら、「どうしたら心を開いてもらえるか」を真剣に考えていました。話し方や提案の順番を変えたり、相手に合わせてアプローチを工夫する中で、どんな人とも自然に会話ができるようになったんです。そうして培ったコミュニケーション力が、今のPRの仕事のベースになっています。
- 好きだから、言葉にできる
今はフリーランスとしてCOLORISに関わっていますが、メンバーとのやりとりが本当に楽しくて。 打ち合わせのあとは、いつも笑顔になっている自分がいるんです。
このブランドが好きだからこそ、“どうすればもっと良さが伝わるか”を考えることも、言葉にすることも、自然と前向きになれる。そう思える仕事ができている今は、とても幸せですね。メンバーが商品に込めた想いや情熱を言語化することや、その魅力をより多くの人にどう届けるかを考えるのが好きで、得意でもあると感じています。
モノと人との間に、あたたかい橋をかけるような仕事をしていきたいです。
- 私のお気に入りは、ヘアマスカラ
COLORISのアイテムの中で、個人的にとくに気に入っているのが、まとめ髪用のヘアマスカラ「クリア」です。前髪や浮き毛を整えるための商品なんですが、私は眉毛の毛流れを整えるのにも使っています。自然な仕上がりなのに、1日中しっかりキープしてくれるんです。コツは肌に触れないように使用することですが、百貨店ブランドのブロウジェルよりずっと優秀なんです!
PROFILE
広報/PR
大場慶子さん
ブライダルスタイリストとしてキャリアをスタート後、2014年にLIBERTY JAPANでPRに転身。インフルエンサーという言葉が浸透する前から、その活用にいち早く携わる。国内外ブランドでPR経験を積み、渡米。帰国後はラグジュアリーからスポーツブランドまで幅広くマーケティングを担当し、2024年に独立。現在はフリーランスPRとして活動中。