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香りは後天的な感覚?

こんにちは、ヤマネコの山根です。

facebookで創業の挨拶をしたところ、このブログを100人以上の方に見てもらえましたより多くの方にご覧になっていただけるよう、飽きず、サボらず、せっせと更新をしていきたいと思います。

さて、今日は「香りは後天的な感覚?」というテーマです。

嗅覚は、原始的な感覚として、また生命に関わる重要な感覚として、「目の前にある食べ物が食べれるものなのか」また「近くにいる動物が味方なのか、天敵なのか」、そういった情報を瞬時に察知するために、いち早く発達したと言われています。

本能で避けるべき匂いは、私たちに染み付いており、

腐った香りが好きだ、という方は、ほとんど聞いたことがありません。

しかしながら、近年の研究によって、嗅覚には先天的な部分と後天的な部分の両方があるのでは?といった議論がなされています。ここに1つの面白い実験結果があります。

バラと糞便の香りが入った箱を用意し、30人の幼児に「どちらの箱に入りたいか?」といった実験が行われました。

私たち大人は当然のことながら、全員がバラの箱に入りたいと思うでしょう。

でも幼児の結果は、なんとちょうど半数に分けれたのです。

なぜこのような結果になったのかは、まだ解き明かされていませんが、赤ちゃんにとって、「糞便の香りは避けるべきものだ」という認識が形成されていないことに起因する可能性があります。

もしかすると私たちも、不快だなと感じる香りの中には、自分の習慣や過去の自分の体験に起因するものがあるかもしれません。そんな不快な香りと向き合ってみるのも、ちょっぴり面白いかもしれません。

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Bespoke Scent Societyは、その人の価値観やライフスタイルをお伺いすることで、その人に合った香りをお仕立てしています。香りの好き・嫌いだけでなく、自分らしくいられる香りを見つけてみませんか?

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