今回のブログも座談会形式でお送りいたします!
テーマはずばり
「どうやって勉強してる?」
です。
IT業界はトレンドやパラダイムがすさまじい速度で変遷しており、油断しているとすぐにでも置いていかれるのでは?と感じる程に需要も変わっています。
そこで、弊社メンバーで「どうやって勉強してる?」というテーマで意見交換してみました!
今回の「勉強」というキーワードについてですが、座学的な意味合いではなく、知識の吸収という意味でご理解ください!
弊社ホームページでもご覧いただけます!
ホームページ:https://smart-up.co.jp/blogs/20250225--roundtable-discussion--how-to-learn/
トークテーマ
- あたらしい情報のインプットっていつやっていますか?
- ここ数年で発展の目覚ましいChatGPTやClaude、Copilot、Gemini等に代表されるような所謂「生成AI」について、どのようにインプットしていっていますか?
- 生成AIを勉強・利用していく中で、「ここは便利だけど、こういうところは気を付けないといけないな」と思うところはありますか?
- 言語自体やその言語を利用したフレームワーク、ライブラリー等々最新情報をどのようにキャッチアップしていますか?また、言語に縛られないプログラミングする際の『考え方』的な部分についてどのようにアップデートしていますか?
- 最新技術との向き合い方ってどうすべきと思いますか?
かみの
IT業界ではパラダイムシフトやトレンドの変遷が凄まじいスピードで進んでいます。
そこで、みなさんからテーマごとに、どのように最新の情報を追いかけているかを伺えればと思っております!
まず最初のテーマですが、あたらしい情報のインプットっていつやっていますか?
私の場合は生活の一部になっちゃってるので、業務時間内外かかわらず、四六時中GitHubやTech系のブログ、ニュースを漁っちゃってます。
みらい
いつインプットしてるかというと気になった時と時間があるときですね・・・。
気になったら仕事中にさっと調べたりしますし、コード書いて試すのは夜にやってますね。
調べる場所は、やっぱり技術系ブログとかSNSとかですかね。
SNSは小さく細かく情報を発信してる人がいるので、そこをとっかかりに周辺情報を調べたり、、という感じに興味ある部分を広げていく感じですね。
ちなみに今一番知りたいことは「家庭を持っている人は、どうやって自分の時間とインプットの時間を捻出しているか?」です。
ち。
私は営業の立場上、技術情報を積極的に収集する機会は少ないですが、プレスリリースやニュースサイトを電車移動中や休憩時間にチェックしています。
内容は社会動向から趣味の分野にまで幅広く、気になった情報を掻い摘んで取り入れるようにしています。
しゃちょう
新しい情報のインプットは、技術系の営業の方と話す中で、流行りのアーキテクチャや現場で使われている技術について耳にすることが多いです。
加えて、ネットニュースやSNSもよくチェックしていて、気になった話題があればそこから深掘りすることもあります。
かみの
なるほど!ありがとうございます!
次のテーマですが、ここ数年で発展の目覚ましいChatGPTやClaude、Copilot、Gemini等に代表されるような所謂「生成AI」について、どのようにインプットしていっていますか?
私の場合は、各生成AIの特徴やら強みやらをとりあえず公式ドキュメントから調べてみてます。
あとはチェックしている生成AIにアップデートがあったら、とりあえずプロンプトに適当に入力してみてアウトプットをみてみたり、SNSで投稿されているプロンプトやアウトプットなんかをみたりしています。
みらい
生成AIについても同じように調べてますが、やっぱり『どういったことができるのか?』『何ができるのか?』というのは、かみのくんと同じように、公式情報を見たり、SNSで触れている人と同じようにやってみて、自分でも思いついたことをひたすら試してる感じですね。
ただ生成AIって利用するのにサブスク料金が結構高いので、財布と相談して使ってます…。
かみの
ガッツリ使おうと思うと高いですよね…
無料枠でのお試しくらいしかさわれない…
ち。
文章力に自信がないため、生成AIにお客様宛てのメール添削を依頼しています。
AIがわかりやすく丁寧な文章に改変してくれるので、大変助かっています。(この文章も生成AIに添削してもらいました)
しゃちょう
業務では、文章の校正や不整形データの整形、プログラムの生成など幅広く活用しています。
プライベートでは、旅行の計画を立てたり、商品の比較検討に使ったりと、日常的にも活用していますね。
触りながら自然と覚えていっている感じです。
かみの
なるほど、ありがとうございます!
すこし座談会のテーマと逸れてしまいますが、生成AIを勉強・利用していく中で、「ここは便利だけど、こういうところは気を付けないといけないな」と思うところはありますか?
私の場合は今のところ、プログラミングをする上でGitHub Copilotをたまに使ったりしています。
コードの補完が優秀すぎますね!
「たまに」というのは、これを常時使っていると『自分の頭をあまり使わなくなってしまうのではないか』という恐怖を感じて、本当に欲しいときだけ使わなくちゃなと思いました。笑
みらい
コードを書くとか、欲しい・実現したい機能を作るのにどう考えたら良いか、どう実装したらいいかといったアドバイスをもらうのに使ってます。
昔だったら人に聞いたり、書籍で調べたり、一人でウンウン唸ってたりしましたが、24時間いつでも壁打ちできる相手というのは心強いですね。
ただ、最終的には自分がそれを採用した理由、アドバイスを元に出した答えについて、ちゃんと理解できていないと自分の力にはならないのでそこは注意しています。
ち。
ビジネスライクな文章に改変してくれる点は非常に良いと感じています。
ただし、実際にお客様と会って話す際に、メール文のようには話せず、そのギャップに落胆されるのではないかという懸念もあります。
しゃちょう
良い点はやはりスピード感ですね。
従来の検索だとキーワードを探す手間がありましたが、生成AIは自然文でのやりとりができるので、ほしい情報にすぐアクセスできるのが魅力です。
一方で、不安を感じるのは情報の扱いです。
人間なら判断して伏せるような機密情報も、AIが適切に扱えるかどうかは注意が必要だと感じています。
かみの
次に、プログラミングスキルについてです!
弊社は主に開発を専門としてることもあり、プログラミングスキルについては常に最先端を知っていてかつ、活用できる必要があると思います。
みなさん、普段使用しているプログラミング言語が異なるとは思いますが、言語自体やその言語を利用したフレームワーク、ライブラリー等々最新情報をどのようにキャッチアップしていますか?
また、言語に縛られないプログラミングする際の『考え方』的な部分についてどのようにアップデートしていますか?
私の場合は、最初の回答と被ってしまうのですが、ずっと調べ事しながら作業したりドキュメントを読んだりしているので、その過程でインプットしている感じです。
あとは有名なライブラリーのプログラマーのSNSやブログを読んだり、公式のドキュメントは更新があるたびに読んでいますね。
技術書を読むというところでは、先日はしゃちょうにお願いして「Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技」を読みました!
みらい
トレンドやパラダイムについては、SNSで調べてますね。
やっぱり情報が早いのと、流行ってることはその界隈でよく利用されていたり、情報が目に入ってくる機会が多いので。
ただ、プログラミングする上での考え方については流行と関係なく、成熟したことであっても、価値あることが多いので書籍から得ることがほとんどですね。
かみの
経営側から、開発要件について過去と現在を比較して感じることや、弊社として知識や技術をアップデートすべきと思うところ等はありますか?
ち。
個人情報の取り扱いやセキュリティ要件は、どの現場、案件であれ年々厳しくなっている為、常に意識して、お客様とも向き合わないといけないなと思います。
しゃちょう
最近はフルスタックのスキルを求められることが増えてきた印象です。
アプリケーション開発だけでなく、クラウドやネットワークに関する知識も必要になる場面が多くなっています。
社内としても、各社のクラウドサービスに積極的に関わりながら、技術の引き出しを増やしていく必要があると感じています。
かみの
さいごのテーマです!
かなりフワッとしたテーマですが、最新技術との向き合い方ってどうすべきと思いますか?
というのも、IT分野も縦だけでなく横へも大きく拡がっており、新しい技術が現在の業務にかならずしも直接リンクしないということも出てきていると思います。
かといって、最新技術についてなにも調査や研究をしないというのもIT分野のプロフェッショナルとしてどうなの?というところもあります。
私としては、すべてを知らないにしろ、ソフトウェア開発の専門家としては一定、向き合いながらもどこかで専門性を尖らせる必要があるかなと今は思っています!
その専門性が弊社メンバー内で異なるとさらにいいかも?とも思っています!
みらい
ここは私もよく悩んでいるテーマですね。
業界が長いと何かしら専門性が上がっていくものですが、「自分の持つ専門部分が、AIのほうが得意になって自分が不要になってしまうのでは?」という不安は最近常に感じています。
なのでできればプログラミングだけじゃなくて、設計や対人的なスキルに関しても伸ばせる部分は何でも伸ばしていこうという気持ちでやっていかないとと思っています。
ち。
私はエンジニアではありませんが、皆さんが業務だけでなく、学びにも専念できるような環境や制度の整備に向けて取り組んでいきたいと思います。
しゃちょう
「全部キャッチアップしよう」と思うと負担が大きすぎるので、まずは自分やチームにとって関係のある分野を見極めることが大事かなと思います。
そのうえで、実際に手を動かしてみる、試してみるという姿勢が一番学びにつながる気がしています。
技術は日々進化するので、柔軟に・前向きに向き合うことが大切ですね。
かみの
本日はありがとうございました!
また次回もお願いします!
まとめ
- エンジニアは常に情報のインプットをしている
- 最新情報の仕入れ先はニュースや技術系ブログ、SNSが中心
- 生成AIは便利な半面、気を付けなければいけないことが多い
- 現場ではフルスタックのスキルを求められることが多くなっている
- 最新技術との向き合い方は『前向き』に!
以上、座談会「どうやって勉強してる?」でした!
今回は参加メンバー内でも様々な意見があり、それぞれのスタイルやポジションのカラーがでたと感じました!
当然といえば当然ですが、IT業界はみなさん常に情報のアンテナを張っている方々ばかりなので、コミュニケーションをとっていれば意識せずとも新しい情報はガンガン入ってきます!
そこから一歩進んだ知識を得ようと思うと、やはり『実際に手を動かしてみる』ということが重要という点は全員一致でした!
日々、たくさんの情報や捉え方で溢れていますが、奔流に吞まれないように『前向きに』楽しみながら時代の波に乗っていきたいですね!
それでは今回はこのあたりで失礼させていただきます!
引き続きよろしくお願いいたします!