【社員インタビュー】IT×物理が融合するシェアモビリティの世界で、PdM権藤さんが見据える『街づくりの未来』とは?
みなさん、こんにちは。人事担当の橋谷です。
今回は、テクノロジー統括 プロダクト推進部でマネージャーを務める、権藤洋一郎さんにお話を伺いました。
大手SIerでのシステム構築から、音楽系事業会社でのPdM・ピープルマネジメント経験まで、多彩なキャリアを歩んできた権藤さん。なぜ今、シェアモビリティという「IT × 物理(リアル)」が融合するOpenStreetのフィールドを選んだのか。
「500万人が使うサービスに、どう向き合い、どう価値を届けているのか?」
「デジタルだけでは完結しない、リアルな街づくりに挑むPdMの面白さとは?」
データドリブンな組織づくりへの挑戦から、彼が描く「街づくりの未来」まで、現場の熱量が伝わるようなお話が盛りだくさんです。
プロダクトマネジメントの醍醐味に触れたい方は必見です!ぜひ最後までお読みください。
―権藤さんがこれまで歩まれてきたキャリアと、プロダクト推進部のマネージャーとしてOpenStreetに入社した決め手をお聞かせください。
大学卒業後に大手SIerに入って4年半ほど、金融系の業務システムの構築やホストシステムの保守、お客様向けのWebシステム開発などいくつかのプロジェクトに携わりました。
その後、音楽系事業会社に転職をして、メイン業務としていたプロダクトマネジメントとピープルマネジメントとしてのマネージャーを合計7年ほど経験してきました。
キャリアを重ねるなかで、音楽に閉じたものではなく、より広く社会に使われるサービスに携わりたいと思うようになり、広告代理店のクライアントワークを行う会社に転職しました。そこでは大手エネルギーインフラ系のアプリの保守運用担当をしていました。
ただ、クライアントワークにはどうしても「距離」があります。
「自分がエンドユーザーとしてサービスに接したときに、課題や原因が分かってなおかつスピード感を持って改善ができ、フィードバックを受け取りたい」と思うようになりました。
そういう想いから事業会社でPdMとして仕事がしたいと考えていたところ、OpenStreetと縁があり、リファラルでお話をいただきまして入社しました。
―リファラルで入社されたというお話がありました。紹介者であるテクノロジー統括の責任者である横田さんとは、以前一緒に仕事をされていたのですか?
はい、実は音楽系事業会社時代の元上司なんです。当時は部署もプロジェクトも別だったのですが、社内では「良い噂」が絶えなくて。
一緒に仕事をしたエンジニアたちが口を揃えて「また彼と組みたい」と言っていたのが印象的でした。
当時、転職しようと考えていたタイミングで「辞める前に一度横田さんと仕事をしてみたい」と思い立ち、自らお願いをして彼のチームにに異動させてもらったのが始まりです。
横田さんは非常に熱量が高く、メンバーに対してのフィードバックや、「こうしていくんだ」という指標が明確なリーダーなので、合致する方はすごく仕事がしやすいと思います。
ベンチャー気質でスピード感強くやっていく横田さんと、どちらかというとブレーキを踏むタイプの私というかつてはそんなバランスでしたが、今は私がこうしたいと無邪気にアイデアをぶつけ、横田さんが全体を統括するという逆転したような関係性で楽しくやっています(笑)。
―続いて、プロダクト推進部が担うミッションや社内における役割、業務内容についてお聞かせください。
プロダクト推進部はテクノロジー統括の中にある部署で、システム開発部・システム運用部と連携しながら、プロダクト開発に取り組んでいます。
ポジションとしてはPdMとデザイナーがいて、PdMは、プロジェクトの着実な遂行から、プロダクトの価値を最大化させるための戦略立案・要件定義までを担います。デザイナーはWebやアプリのUIやUXから、物理的なポスターや看板のクリエイティブまで多岐にわたって社内オーダーに基づく制作をしています。
―PdMとして事業への貢献度はどのような点にありますか?
PdMの役割として、もちろん「売上」への貢献は不可欠です。しかし、その本質は、「体験設計」にあると考えています。
単に数字を追うだけではなく、「どうすればユーザーが気持ちよく使えるか」「ユーザーの課題をどう解消できるか」。さらに突き詰めて、どの数字がどう伸びているのか、そしてなぜ伸びているのか、仮説検証を繰り返して事業の解像度を上げていくことが存在価値の一つだと考えています。
―OpenStreetのプロダクトは、アプリだけでなくIoTデバイスなどリアルなモノが絡んでくるのも大きな特徴の一つかと思います。他社のWebサービスと比較して、OpenStreetならではのPdMの面白さや魅力、その一方での難しさはどこにありますか?
まず前提として、シェアリングモビリティという市場自体が急成長しており、強い追い風を感じています。
その中で「HELLO CYCLING」はアプリ会員登録者数が500万人を超え全国規模の交通インフラへと成長しました。自分が企画・リリースした機能がこれだけ多くのユーザーの「移動」という日常を支えているという影響力は他では得難い経験であり、最大のやりがいだと感じています。
そして、プロダクトとしての最大の特徴はやはり「物理(リアル)」が深く関わっている点です。
アプリやWeb上のUXだけでは完結できない体験設計が必要となりますし、自転車やステーションといった物理デバイスから得られるデータもあるので、それをどう料理し、体験に落とし込むか。これはWeb完結型のサービスだけでは味わえない複雑さと難しさがありますが、非常に面白い仕事だと思います。
―募集要項にある業務内容の一つに「データと戦略的価値に基づいた開発案件の優先順位基準の策定と意思決定」とあります。膨大な要望やデータがあるなかで、何を基準に優先順位を判断されているのか、プロダクトの羅針盤として大切にしている「軸」などをお聞かせください。
PdMは「プロダクトの価値を最大化させること」がミッションとしてあります。
そのため、「その施策がプロダクトの価値を最大化し、事業を成長させるものかどうか」という点を最大の判断軸に置いています。
さらにブレイクダウンしていうと、ビジネスインパクト(KPIへの貢献度)と、開発難易度を天秤にかけて、最もQCD(クオリティ、コスト、デリバリー)バランスが取れるものがどこなのかを判断します。
―プロダクトや組織において「もっとここを良くしたい」と考えていることはありますか?
今後はさらにデータドリブンな意思決定や、データ活用を強化していきたいです。
ここはまだまだ伸びしろがあるので、データを元にチームで「考える」ことをより強くしていきたいです。
現状、ユーザーアナリティクスやインサイトを定量的に観察しきれていない部分も正直あります。単にデータを眺めるだけでなく、データを元にチーム全員で深く「考え」、仮説検証のサイクルを回せるようにしていきたいですね。そこまでいけると次のステップが見えてくると思っているので、そのポジションと土台を強くしていきたいです。
―PdMチームのマネージャーとして、どのような意識をもって業務に携わっているかお聞かせください。
会社が急成長している真っ只中ということもあり、リソースが不足しがちな場面は確かにあります。だからこそ、それをいかに今持っているマンパワーで最大化していけるかというマインドを、みんなが持てるようにしたいと思っています。
その一環として、チームで毎週「武器づくり」というミーティングをしています。これはインサイトの定点観測や競合分析をするもので、優れたUXを持つアプリがあったら、動向や分析をしてHELLO CYCLINGにどう活かせるかを議論しています。雰囲気はとても良く、職種に関わらずすぐ相談できる土壌ができていると思います。
―今後、権藤さんご自身として、OpenStreetのプロダクトを通じてどのような未来を創っていきたいと考えていますか?
OpenStreetのプロダクトはまだ開拓の余地がある「ブルーオーシャン」だと思っています。ユーザーはもちろん、参画してくださるパートナー企業、プロダクトとしてのプラットフォーマー、関わるすべての人が利益を享受している「三方良し」の状態を作りたいと考えています。
個人的には、ユーザーが見たことない景色や誰も想像してこなかった部分を我々でリードしていきたいです。TOYOTAのウーブンシティのような、誰も見たことない、新しいまちづくりの景色や未来をこう描いていますというところまでいきたいですね。
―最後にこの記事を最後まで読んでくださった方に、メッセージをお願いいたします!
「自分のポジションに甘んじることなく、枠を飛び出していける人」は、マインドとしてこの会社にマッチすると思います。
OpenStreetは拡大フェーズにある会社なので、ときに部署と部署の狭間でボールが落ちそうになったり、案件が停滞しかけてしまう瞬間がありますが、それを「自分の仕事ではない」と線を引くのではなく、自ら進んで部署の垣根を越えて、その状況を楽しめる。そんな方と一緒に働けたら嬉しいです。
【編集後記】インタビューを終えて
多彩なキャリアを経て、自社プロダクトへの強いこだわりを持つ権藤さん。
「500万人の日常を支える」という責任を背負いながらも、「誰も見たことがない景色を創りたい」と楽しそうに語る姿が非常に印象的でした。 現状に甘んじることなく、部署の垣根を超えて「街づくりの未来」を本気で描こうとする情熱こそが、OpenStreetの推進力なのだと実感しました。
そんな権藤さんと共に、次世代のインフラづくりに挑戦したい方、PdMとしてさらなる高みを目指したい方のご応募を、心よりお待ちしております!
(プロフィール)
権藤 洋一郎
2025年9月 OpenStreet株式会社に入社
テクノロジー統括
プロダクト推進部 部長