こんにちは、コンフィデンス・インターワークスの陶山です。
当社で働くクリエイターたちにスポットを当てるクリエイターインタビュー企画、今回はスマホゲームの現場でサーバーサイドエンジニアとして従事しているT・Aさんにインタビューを行いました。
今のお仕事や業務で意識していること、なぜコンフィデンス・インターワークスに入社したのか、今後のキャリアの展望など、当社クリエイターの生の声をお届けします!
▍社員プロフィール
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▍インタビュー開始!
● 現在のお仕事内容について
ーー本日はよろしくお願いします。早速ですが、T・Aさんの現在の業務内容について教えていただけますか?
よろしくお願いします。現在はスマホゲームのWebのプログラム、具体的にはサーバーサイドのエンジニアとして働いています。
ユーザーの皆さまの目には触れない部分ですが、APIと呼ばれる通信側の処理を担当しています。 アプリ側から送られてきたデータを受け取り、それをデータベースに登録したり、必要な情報をネイティブ(アプリ)側に返したりするのが主な仕事です。
ーーなるほど。ゲームで言うと「ガチャの仕組み」や「フレンド機能」などにも関わってくるんでしょうか?
そうですね。ネイティブ(アプリの画面)側はあくまで「表示」を担当しています。サーバーサイドでは例えばホームボタンを押した時、そのユーザーのIDに基づいて「どんなアイコンを設定しているか」「名前は何か」といった情報を裏側から取得して渡す処理をしています。
ガチャに関しても、ボタンを押した瞬間にサーバー側で抽選を行い、「石(ゲーム内通貨)」を減らし、当たったキャラクターをデータベースに登録し、「これが出ましたよ」という結果だけをアプリ側に返しています。
ーーシンプルに見えて、裏側では複雑な制御をしているんですね。
ええ。すべてをアプリ側で処理してしまうと、不正ユーザーがデータを改ざんして大量のアイテムを取得してしまうリスクがあります。ですので、裏側で「石の数は足りているか」「不正な処理ではないか」をチェックしてからガチャを回すといった制御を行っています。
● お仕事の面白さについて
ーーお仕事の「面白さ」はどんなところに感じていますか?
まず私はエンジニアとして、単に仕様書通りに作るだけでなく、技術的な視点から提案を行うことを大切にしているんです。
例えばプランナーから「新しいガチャを作りたい」「イベントをやりたい」という依頼が来ます。その際、ただ受け身で作るのではなく、「世の中にはこういうシステムもあるから取り入れてみませんか?」といった助言や提案を行いながら進めていきます。
ーー確かに、言われた通りに作るだけではサーバーへの負荷が大変なことになるケースもありそうですもんね。
その通りです。プランナーさんの要望をそのまま実装すると、サーバーに凄まじい負荷がかかって、リリースした瞬間にサーバーが落ちて遊べなくなる、なんてこともあり得ます。
そういった事態を防ぐために、「この仕様だと重すぎるので、少し表示を減らしませんか」「逆にこういう見せ方の方がシステムに合っていませんか」と提案し、より良い形に着地させて実際にリリースされた時に、うまく仕事ができたなと感じて、やってて面白いなと思いますね。
ーーただ作るだけではなく、「一緒に作っていく」感覚ですね。
そうですね。受け身になるのではなくエンジニア側から寄り添って作っていくところを目指しています。
● お仕事の面白さや厳しさについて
ーー逆に、仕事をする上で「厳しさ」や「難しさ」を感じる点はありますか?
一番はコミュニケーション、特に「言語化」ですね。エンジニア同士なら通じる専門用語も、プランナーさんなどの他職種の方には伝わらないことが多いです。 なるべく噛み砕いて「どうすれば伝わるか」を考えるのは難しいですし、意識して工夫している点でもあります。
ーー 職種が違うと共通言語も違いますもんね。
そうなんです。お互い言っていることは正しいはずなのに、話が噛み合わず、最終的に出来上がったものが想定と違うものになってしまったら、開発期間が無駄になってしまいます。それを防ぐためにも、都度確認し、認識を合わせながら進めることを大切にしています。
● ゲーム業界に入ったきっかけ
ーーそもそも、T・Aさんがゲーム業界に入ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは知人のエンジニアからの紹介です。もともとは広告代理店などで働いていて、全くの畑違いでした。 ただ、GREEなどのソーシャルゲームが爆発的に流行った時期がありまして、「ゲーム案件があるからやってみないか」と誘われて飛び込んだのが始まりです。ガラケー時代の「釣りゲー」とか、ポチポチするゲームから始まって、そこからどっぷりですね。
ーー時代の波に乗って入られたんですね。
● コンフィデンス・インターワークスに入社したきっかけ
ーーコンフィデンス・インターワークスに入社されたきっかけは何でしたか?
前職もゲーム業界のエンジニアだったんですが、もっと色々なゲームを作りたいと思っていた時にコンフィデンス・インターワークスの求人を見て、自分の希望に合っているなと感じたからですね。
ーー他の企業もある中でコンフィデンス・インターワークスを選ばれた理由はありますか?
仕事が忙しくて、あまり転職活動に時間をかけられない状況だったんですが、うまく自分に合った現場を提案してくれそうだなと感じたからです。配属後の面談もあり、フォローが行き届いているのでそういう意味でも選んでよかったなと思います。
● 印象に残っているエピソードについて
ーーこれまでのキャリアの中で、特に印象に残っているエピソードはありますか?
やはり、自分が一から関わって長い期間かけて作ったゲームをリリースした瞬間ですね。サーバーエンジニアなので、色々と数字が見れて、何人がアクティブに遊んでくれているだとか、初動で何人がログインしてくれたとか、そういう数字を見ると嬉しく思います。
ただ、良い思い出ばかりではなくて……(笑)。 あるタイトルのリリース直後、事前登録が数十万人規模になり、サーバーを開けた瞬間にアクセスが集中してサーバーがダウンしてしまったことがありました。
ーーうわぁ……それは胃が痛くなりますね。
もう大変でした。「早く直せ!」という空気が流れる中、ユーザーデータに不整合が起きないか調査したり、1週間缶詰のような状態で対応したり。 負荷テストはやっていたはずなのに、想定を遥かに超えるアクセスが来てしまって。
もう二度と経験したくはないですが、あの修羅場を乗り越えてサービスを安定させた経験は、今となってはエンジニアとしての自信にもなっています。
● スキルアップと今後のキャリアについて
ーーエンジニアとしてスキルアップのために意識されていることはありますか?
最近はやはりAI、特にChatGPTなどの活用ですね。最初は「エンジニアの仕事が奪われるのではないか」という恐怖もありましたが、今は共存していくフェーズだと思っています。
例えば、「こういうシステムを作りたい」とAIに投げて、返ってきたコードを参考にしたり、新しいアイデアの壁打ち相手にしたり。自分では思いつかない視点や技術をAIから学ぶことも多いです。
ーーでは、今後のキャリアの展望について教えてください。
サーバーエンジニアの仕事自体は無くなることはないと思っているので、より知識を深めていきたいなと思っています。あとは私もエンジニアとして長くやってきたので、これからは自分の技術を若い世代に伝えていきたいですね。学校では学べないようなことも経験してきているので。
● 読者の方々へ一言!
ーー最後に読者の方に一言お願いいたします。特にT・Aさんと同じように他業界からゲーム業界で働きたいと思っている方に、どんなことをお伝えしたいですか?
ゲーム業界で勤めたいと思っているのであれば、自分の好きなゲームをプレイする時に、「どういうシステムで動いているんだろう」など、裏側について考えながらプレイしてほしいですね。そうすると「自分だったらこう作る」「こういうゲームを作ってみたい」といった意見が生まれてくるはずです。
そういうところから、じゃあ実現するにはどうしたらいいんだろう?という発想に繋がり、それがエンジニアなどのお仕事へのきっかけになっていくんだと思いますね。
あとはゲームのエンジニアはブラックで、家にも帰れないと思われているかもしれないですが、働き方改革が業界内でも進んでいるので、定時で帰ることもできます。ゲームを作りたいという思いのある方はぜひチャレンジしてもらえたらと思います。
▍おわりに
今回は、スマホゲームの現場でサーバーサイドエンジニアとして活躍されている当社社員のインタビュー内容をお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
今後もさまざまな職種のクリエイターのリアルな声をご紹介していきます。次回の更新も楽しみにしていてくださいね!
また、コンフィデンス・インターワークスでは、一緒に働く仲間を随時募集しております。クリエイターとしての今後のキャリアについて悩みがある、挑戦したいポジションがある……など、お悩みがありましたらまずはお気軽にご相談ください!