チャンネル登録者数850万人を超えるリベ大YouTubeチャンネル(2026年4月現在)。お金の知識を楽しく学べる動画として2018年10月に始動し、延べ3000本以上の動画をアップしてきました。
その動画の裏側には、1本1本に想いを込めて制作する、クリエイターたちがいます。今回は、チーム全体を統括するディレクターと、異なる経歴を持つ2人のクリエイターに、動画制作のプロセスや仕事のこだわり、リベ大ならではの働き方について語ってもらいました。
座談会メンバー
Uさん
YouTubeチームの立ち上げ期から関わるディレクター。現在は複数チームの全体統括や採用・報酬調整など、チームが円滑に動くための仕組みづくりを担う。
Eさん
子育てをしながら動画編集を学び、2022年12月にチームへ参画。アニメーション動画チームに所属し、Vyondを使った制作を担当。不定期でリベシティチャンネルの動画制作も担う。
Jさん
映像とは無縁の職種からキャリアチェンジし、独学でスキルを習得。2025年9月から本格的にチームへ参加し、再放送動画のミニアニメ制作を中心に、ショート動画や単発の動画制作にも携わる。
「アニメーション」「再放送」「切り抜き」」——多種多様な動画を支えるチーム
――リベ大Youtubeチャンネルの動画は、どのような構成でつくられているのですか?
Uさん:「アニメーション動画」「再放送」「公式切り抜き」など、曜日や時間ごとに異なるコンセプトの動画を配信しています。それに合わせていくつかの制作チームに分かれています。
たとえば「アニメーション動画」では、過去に公開された動画をリメイクし、もっと楽しく・わかりやすく見てもらえるようにしています。「再放送」とは、アニメーション動画の前後に、さらに短いアニメストーリーを付け加えるもの。「公式切り抜き」は、毎朝の学長ライブからお金のニュースや重要ポイントを切り抜き、再構成して動画化するものです。
他にも、昔話や人気テレビ番組のパロディーに金融知識を掛け合わせた「ゆるアニメ」シリーズ、毎朝の「学長ライブ」、縦型に対応した「YouTubeショート」、リベシティ内の各サービスからの依頼を受ける単発制作なども行っています。
チームメンバーの職種としては、大きく分けると、ディレクター・動画クリエイター・声優・シナリオライターが各チームに所属しているイメージです。
台本からコンテ化、声の素材をひとつに――リベ大動画ができるまで
――かなり多様な動画をつくっていますね。動画クリエイターの仕事の流れは、どうなっていますか?
Jさん:私は再放送チームに所属している動画クリエイターです。自分がかかわる部分の流れを説明しますね。
まず、ディレクターさんから、シナリオライターさんがつくった再放送用の台本付きで依頼をもらいます。その台本をもとに、絵コンテ(構成)を考えます。そこからキャラクターを当てはめ、映像を組み立て、声優さんのボイスをもらい次第、それも合わせながら制作。
初稿を出した後は、ディレクターさんから何度かフィードバックと修正のやりとりをしながら仕上げていくという流れです。
Eさん:私が所属しているアニメーション動画チームも、基本的な流れは同じです。アニメーション動画は過去に配信した学長の声と情報をメインコンテンツに、部分的に最新の情報に更新しつつ、そこにうまくアニメーションを乗せていくのがポイントになります。
チームとしてのワークフローが整っているので、日々の制作は比較的スムーズに進んでいると思います。そのため制作中に頻繁にミーティングをすることはあまりなく、フィードバックのタイミングで、チャットですり合わせをするくらいですね。
「楽しく学んでもらう」ために、クリエイターが考えていること
――それぞれが制作で特にこだわっていることを教えてください。
Uさん:全体の軸として大切にしているのは、「学長の考えをできるだけ汲み取り、わかりやすく発信する」ことです。リベ大は、再生数のために煽りや小手先の表現に走ることはしません。この発信のスタンスからぶれないように意識しています。
その上で、「楽しく学べる」要素を取り入れていく。その映像表現は、クリエイターのみなさんに思い切りエッジを効かせてもらう、というバランスですね。
Eさん:アニメーション動画は、学長の声だけでは伝わりにくい部分をアニメで補い、視聴者さんにより楽しく学んでいただくことが価値なので、チームとしても「学長の声の邪魔をしない映像をつくる」というのが基本スタンスです。
アニメが目立ちすぎて内容が入ってこない、文字が多すぎてストレスになる、といったことがないよう気をつけています。
また、ずっと”お勉強モード”だと疲れてしまうので、クスッと笑えるポイントや、動きの多いシーンをつくり、飽きずに最後まで見てもらえるように工夫しています。
Jさん:どんなに内容が良くても、視聴者が途中で動画を離れてしまったら意味がありません。だから台本を受け取るたびに「見せ場はどこか」を探して、そのポイントで視聴者がグッと引き込まれるような演出をするようにしています。
――そんなお2人が、なぜリベ大動画チームに参画したのですか?
Jさん:動画編集の仕事を始めてから、リベシティに入会して他の会員との交流、情報交換をしていました。
2025年の夏、求人の募集があることを知り合いの会員から教えてもらったんです。「今の自分にはまだ早いかも」と思いつつも、チャンスを逃したくなくてその日のうちに応募しました。
Eさん:私も「いつかリベ大の制作に関わってみたいな」という気持ちをずっと持っていました。次に求人が出たら応募しようと決めていたので、募集を見た時は迷わなかったですね。
Uさん:お2人のように、最初から「リベ大の制作に関わりたい」という思いを持って来てくれる方が多いのはすごくありがたいですね。
チームへの入り方はさまざまですが、制作を通じてリベ大・リベシティが出す情報の価値を届けたいという気持ちが共通しているのが、このチームの強みだと思っています。
子育ても、パラレルワークも。それぞれの1日の使い方
――1日の働き方はどんなイメージですか。
Eさん:私は子育てをしながらなので、家族を送り出した後、帰ってくるまでの時間で制作しています。9時~17時の間は極力、制作に充てたいと思っていて。家事や用事もあってそうもいかないこともありますが…。
制作が押している時は夜の時間も使いつつ、やりくりしています。細切れの時間だと集中できないことも多いので、まとまった作業時間を確保するのが一番大事なんです。
Jさん:リベ大以外の仕事も受けているので、私も時間配分は工夫しています。気づいたら1日10時間以上、制作をしていることもありますね(笑)。やっぱり動画をつくるのは楽しいんですよ。
全員フルリモートでも、動画の世界観が揃うわけ
――メンバーは全員フルリモートで働いているんですよね。
Uさん:副業中の会社員・フリーランス・子育て中の方など、働き方も居住地もバラバラのメンバーが集まっています。
それでも、つくり上げる動画の世界観やトーンが揃っているのは、みなさんが共通してリベ大の動画をよく見ていて、学長の発信に触れ続けているからだと思っています。価値観のベースが揃った状態で制作に入れることは、リベ大ならではの特徴ですね。
Eさん:普段はテキスト上のやりとりだけですが、本当にメンバーのみなさんから制作への愛情が伝わってくるんですよね。表現の細部へのこだわりだったり、相手を思いやるコメントだったり。
そういう人たちに囲まれていると、自分も「もっと良い動画をつくりたい」という気持ちが自然と高まってきます。良い刺激をもらいながら活動させてもらっています。
Jさん:プロジェクトが違うとクリエイター同士でもなかなか直接関わる機会はないんです。それでもリベが好きという共通点があるから、初めてやりとりする方でも話しやすい。フリーランス特有の孤独感が少ないのも、このチームならではです。
2つの「好き」を土台に、自走できるクリエイターと働きたい
――そんなチームに、どんな方に来てほしいですか?
Jさん:私自身、リベシティを通じて成長しながら、みなさんと一緒に働けていることが本当にありがたくて。今の自分に満足せず、「もっとよくしたい」という探究心を持ち続けられる人なら、向いていると思います。
Eさん:わからないことが出てきた時にもまず自分で調べて、「ここまで調べたけどここから先がわからない」と持ってこられる「自走力」は大事ですね。
私はこのチームに入って経験を重ねることで、制作スキルを伸ばせている実感があります。制作が好きで、「リベ大動画をつくる側に回りたい」と思ったことがある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
Uさん:お二人の言葉がほぼ全てですが、まとめると「制作が好き」と「リベが好き」の両方が揃っていることですね。
動画制作は一人で黙々と向き合う時間がとても長い仕事で、「稼げそう」という表面的なモチベーションだけではなかなか続かないのが正直なところ。
でも、動画をつくることが好きで、リベ大の発信を届けたいという気持ちがあれば、最初はスキルが完璧ではなくても、細部に魂を込めた制作ができると思っています。受け身ではなく、自分で考えて動くことができる人と一緒に働きたいです。