リベシティオフィスに、毎日のように来ては黙々と作業している会員がいます。あるときオフィスに常駐していたHさんが話しかけてみると、その人はこう言ったそうです。
「常駐のスタッフさんがいると、安心して過ごせるんです」
派手なイベントを開催したわけでも、大勢を盛り上げたわけでもありません。ただ、決まった時間にそこにいて、ときどき声をかける。それだけのことが、その人にとっての居心地の良さにつながっていました。
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こんにちは、リベシティ採用担当です!
冒頭で紹介した、オフィスに常駐するスタッフは「コミュニケーション促進チーム(以下、コミュ促)」という部署のメンバーです。部署名だけ見ると、明るく場を盛り上げる人たちを思い浮かべるかもしれませんが、実際は少し違います。
コミュ促に求められるものは、仕事内容も適性も、一言で言い表すのが簡単ではありません。そこで今回は、大阪と東京のオフィスでコミュ促として活躍する3人に集まってもらい、コミュ促の活動のリアルを、日常から見ていきます。
メンバー紹介
Iさん
コミュ促立ち上げ時からのメンバー。大阪を拠点にチーム全体を統括。アミューズメント施設の接客経験あり。リベシティスタッフ歴は約5年。
Uさん
梅田オフィスの常駐スタッフ。接客業、ITエンジニアを経てリベシティスタッフへ。日替わり管理人やセミナー配信担当を経験し、現在はコミュ促に所属。
Hさん
新宿西口オフィスの常駐スタッフ。ショースタッフ、映像制作、事務職などを経て、フリーランス映像クリエイター兼リベシティスタッフ。リベシティお金の勉強フェス2025のスタッフを経て、2026年からコミュ促に加入。
コミュニケーション促進チームとは
コミュニケーション促進チームとは、会員同士が自然につながれる環境をつくるために生まれたチームです。梅田(大阪)と新宿西口(東京)のオフィスに常駐※し、リベシティの活用相談に乗ったり、会員のニーズをすくい上げて改善につなげたり、副業仲間を探している人同士をつないだりしています。
全国から人が集まる規模の大きなオフィスで、「交流したいけれど最初の一歩が踏み出しにくい」という会員の背中をそっと押すのが、このチームの仕事です。
※常駐スタッフの具体的な仕事内容についてはこちらに詳しく記載しています。
コミュニケーション促進チームの1日
まず、常駐スタッフの一日をのぞいてみます。梅田オフィスに立つUさんの朝は、勤務開始の1時間半前から始まります。
「起きて身支度をして、勤務開始の15分前くらいにオフィスに着くように家を出ます。オフィスに入る前に、まず別エリアにある給湯室に荷物を持ったまま寄って、コーヒーマシン用の水を入れます」(Uさん)
オフィスに着くと、UさんはスタッフTシャツに着替え、その日のイベント一覧をプリントアウトして掲示。特に土日は朝9時からオフ会が始まることもあり、オフィスを訪れた人に勤務開始直後に「イベントはどこですか」と聞かれることも多くあるといいます。
コーヒーマシンを動かしたら、すでにオフィスに来ている会員に挨拶しながら声をかけて回ります。お昼が近づくとランチ会※を案内し、一緒に食べながら雑談することも。
※オフィス常駐スタッフが中心となり、持参したお弁当を食べながら会員同士が気軽に交流できる機会。
「会員さんがコーヒーを作っている時間に、『今日は何をしに来たんですか』とか。初めて見る方だったら、『普段もよく来てるんですか』『コーヒー好きなんですか』といった雑談から入っていきます」(Uさん)
会員に自分から声をかけていくこうした動きは、オフィスで初心者向けに案内や名札作成のサポートを担う「日替わり管理人」(会員がボランティアで務める役割)とも、一見重なります。
では、常駐スタッフならではの役割は、どこにあるのでしょうか。Iさんは、両者の違いをこう説明します。
「日替わり管理人さんは、オフィスを訪れた人に名札の作り方を教えたり、今日はこんなイベントがありますよと案内したりと、来た人が過ごしやすいように支えてくれる、大事な存在です。一方の常駐スタッフは、そこからもう一歩踏み込むイメージですね。初心者だけでなく、黙々と作業している常連さんに隙を見て声をかけてニーズを探ったり、また来たいなと思ってもらえるイベントを自分たちで企画したり。自分から動いて、場そのものをつくっていくところまでが仕事です」(Iさん)
会員から拾った困りごとや要望は、開発チームやオフィスの運用チームに共有され、サービスの改善につながっていきます。常駐スタッフは、現場のいちばん近くで会員の声を集める「吸い上げ役」でもあるのです。
「誰かがいてくれる安心感」という価値
Iさんの言う「自分から場をつくる」働きと並んで、コミュ促にはもう一つ、地味だけれど大きな価値があります。それは「決まった時間に、必ず誰かがそこにいること」です。
Hさんは、新宿西口オフィスでこう感じています。
「常駐スタッフは、毎日決まった時間に行けば必ず1人はいるという状況になっています。だからこそ、会員さんに安心して来てもらえると思っていて。何かあったら対応してくれる、ちょっと相談したいときに気軽に聞きに行ける、という空気をつくれていたらいいなと思います」(Hさん)
冒頭のエピソードにあった、常連会員の「安心して過ごせる」という言葉も、ここにつながっています。声をかけられることや話ができること以上に、決まった時間に頼れる人がいることが、会員の安心感になっていくのです。
「黙々と作業している常連さんって、一見、話しかけづらいですよね。でも声をかけてみると、英語の勉強をしていたり、宿題リストに取り組んでいたり。みんな、何かに向かって頑張っているんです。その人が今どんなことをしていて、何に困っているのか。声をかけて初めて見えてくることも多いので、初心者の方だけじゃなく、長く通っている方にも、こちらから近づいてコミュニケーションをとっていきたいと思っています」(Iさん)
「コミュニケーション促進」って、いったい何?
ここまで読んで、気づいたことがあるかもしれません。3人の話には、いわゆる「トークがうまい」「場を盛り上げる」といった要素があまり出てきません。
相手の言葉を待ち、困っていそうなときに気づいて、必要なときに手を貸すけれど、相手が困っていなさそうなら引く。
聞き上手でも、話し上手でもない。近い表現では、「引き出し上手」と言えるでしょうか。そんな距離の取り方が、3人に共通しています。
たとえばUさんは、話の途中でさえぎらないことを大切にしていると言います。
「この人はこれを聞きたいんだな、と途中で分かることはあります。でも、接客業をやってきて思いますが、そこに至るまでの背景を話したい、聞いてほしいと思っている方も多いんです。困っていることを誰かに話せるだけで気持ちが軽くなることもある。だから聞くだけでも、来てよかったと思ってもらえるかなと」(Uさん)
Hさんは、相手にプレッシャーをかけない声のかけ方を心がけています。
「意識して、コーヒーマシンの近くのカウンターに座るようにしているんです。コーヒーを入れに来た方に、『今日は暑いですね』から始めて、『今は何をされてるんですか』と。なるべく相手に負担をかけない、自然な雰囲気を心がけています」(Hさん)
一方でIさんは、自分のスタイルを笑いながらこう言います。
「私は大阪のおばちゃんスタイルで、結構馴れ馴れしいと思います(笑)」(Iさん)
タイプはそれぞれ違いますが、求められていないところにグイグイ踏み込まない、という点では同じ。その引き際の見極めが、会員さんからの信頼につながっています。
不思議なのは、これだけ相手のペースに寄り添えるのに、チームの動き自体はとても早いことです。Hさんは、他のメンバーを見ていて感心すると言います。
「みなさんすごく頭の回転が速いんです。チャットのレスポンスも早いし、それぞれ業務をたくさん抱えているのに、サッと仕事を回している。そんなみなさんの仕事に対する姿勢を見て、自分ももっと頑張ろうという気持ちになります」(Hさん)
寄り添う優しさと、仕事の早さ。普通なら両立しにくいこの2つが、なぜ同居するのか。理由は、たぶんシンプルです。
リベシティが好きで、この場所をもっといい環境にしたいと本気で思っているから。だからこそ指示を待つのではなく、自分で気づいて動く。会員に声をかけるのも、イベントを企画するのも、その延長にあります。
主人公には、ならない
もう一つ、3人に共通していたことがあります。リベシティの顔として顔と名前を出して活動しながら、決して自分が主人公にはならない、ということです。一歩後ろから、会員が主役でいられる場を支えている。Iさんは、それをチームの空気として感じ取っています。
「コミュ促のメンバーは、人から嫌われないように立ち振る舞いできる人人が多い気がします。コミュ促の仕事をするうえでは、強烈に好かれるよりも、嫌われないことの方が大事。その立ち振る舞いを、自然にみんなができているんですよね」(Iさん)
リベシティのスタッフはいち会員でもあるため、基本的に顔や名前を表には出していません。しかしコミュ促だけは例外。リベシティでの活動名を出し、対面で活動することが多くなります。
「スタッフとして見られると、それまで気軽にしていた発言がしにくくなることもある」とUさんは話します。会員としての活動を思いきり楽しんでいる人ほど、スタッフになると責任が増え、振る舞いを少し変える必要がある点は意識しておくといいと思います。
まずは、会いに来てほしい
ここまで読んで、「自分には難しそうだ」と感じた方がいるかもしれません。でも、実はその感覚こそが、この仕事に向いているサインかもしれない、ということをお伝えしておきたいと思います。
「自分には務まるのかなと、最初は不安に思っている人ほど、リベシティのブランドを大事にしてくれている証拠だと思うんです。『私なんて』と卑下しすぎるのは良くないですが、謙虚な姿勢を持っていて、コミュ促の仕事内容が楽しそうと思えた人、リベシティが大好きな人ほど、勇気を出して応募してほしいです」(Iさん)
「私自身、しばらくROM専(コンテンツを見ているだけの会員)の時期を経てスタッフになったので、今まであまりリベシティ内の活動ができていなかった人も、ぜひ応募してほしいです。ここからリベシティの中でも少し頑張っていきたいなと思った人は、ぜひチャレンジしてもらえたら嬉しいです」(Hさん)
実際に足を運んで会いに行けるのが、オフィス常駐スタッフならではの特徴です。この記事を読んで少しでもコミュ促の仕事が気になったら、まずは常駐時間にオフィスをのぞいてみるのがおすすめです。
「常駐スタッフがどんなことをしているのか、どんなふうに会員さんと話しているのか、聞いてもらっても全然問題ありません。『実はコミュ促に興味があって』と打ち明けてもらえるのも歓迎です。気軽に来ていただいて、声をかけてもらえたらいいなと思います」(Uさん)
リベシティオフィスは、会員の同伴があれば1回は非会員の方も入ることができ、月に一度は非会員対象のリベシティオフィス体験会も開かれています。今は非会員の方も、オフィスがどんな場所なのか、まずは空気に触れに来てみてください。