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【インタビュー#1】フロンティアスピリッツで学校改革を。-法人本部・菊池健太郎

こんにちは!学校法人井之頭学園 藤村女子中学・高等学校の採用事務局です!
今回お話を伺ったのは法人本部、菊池健太郎さん。
それではお話を伺っていきたいと思います!

ーーまずは自己紹介をお願いいたします。

学校法人井之頭学園の菊池です。
新卒で学校法人に就職しました。当時はまだまだ意識されていなかったマーケティング視点を取り入れようと広報部を立ち上げ部長に就任。29歳の時に起業し大学や専門学校の学生募集領域で会社を成長させ、13期目で事業売却。その後はEdTech企業で株式上場をめざしたりと、教育業界に携わってもう25年になるでしょうか。前職にいた際に、お声がけいただくご縁があって本校で仕事をしています。

お話をいただいた際にも、深刻な少子化によってマーケットが縮小していくことは分かっていましたが、学校の内側から教育に貢献するラストチャンスかなと思いジョインしました。

ーー大学卒業後に学校法人に入ろうと思った理由はなんですか?

大学では建築を専攻していたんですが、クラスメイトが15人しかいない学科だったんです。その当時のクラスメイトたちの建築への圧倒的な熱量に「あ、建築は彼らに任せよう」って早々に悟ってしまって。笑
なので深い理由はないんです。たまたま受けに行った学校の校長に気に入ってもらい教育業界に入ることになりました。

ーー不思議なスタートだったんですね。ところで、今まで教育業界に長く携わっていると思うのですが、やっていてよかったと感じることはありますか?

私は教員ではないので主に入試や学生募集に関わってきました。やはり思うのは、広告ひとつ、オープンキャンパスひとつ、高校生への声かけひとつで、彼らの人生を大きく変える力を持っているなと感じています。

例えば大学へ進学しようと思っていた高校生が友だちと一緒に専門学校のオープンキャンパスに来たりするんです。そこで卒業生のデモンストレーションを見て、その繊細な技術やカッコ良さに刺激を受ける。大学進学ではなく「世界一の技術をもった料理人になりたくなったんです!」とか。当然、オープンキャンパスのアイデアやコンテンツを考えるのは私たちなので、面白さと同時にすごく大きな影響力と責任があるなと、一年目からやっていく中で常に感じています。

ーー確かにそうですね。パンフレットやHP作成など学校広報には人を変える力はありますよね。

そうですね。きっかけはあまり深くなかったのですが、教育業界や学校法人とやってきた仕事の中身はすごく深く濃いですし、そうでないと25年も続いてないのかもしれませんね。笑

ーーその濃さがあってこそですね。ちなみに今までの一番の感動したエピソードはありますか?

もう20年ほど前の話ですが、とても人気のあった美容専門学校でAO入試を初めて導入したんです。
その時に地方の超進学校から受験しに来てくれた女の子がいて。面談で「学校の先生、大丈夫?」って聞いたら「先生はもちろん、親からも大学に行ってくれと大反対です。笑」と言っていたんです。

「なんで大反対されている中で美容師になろうと思ってるの?」

「小学生の時、自分に自信がなくて。友達もつくれず毎日が本当につまらなくて。でもある時、お母さんに連れて行ってもらった美容師さんが可愛くしてくれて。少しだけ自分に自信が出たんです。その日から少しずつ喋れるようになって、たくさん友達ができて毎日が楽しくなったんです」って話してくれて。

「親に言われるまま勉強はしてきた。でも、やっぱり自分は美容師になって、私と同じような人を前向きに、幸せに変えてあげられる仕事がしたいって思っています」
鳥肌すら立ちましたね。

ーーすごく素敵なエピソードですね。

そうですね。それを聞いて、「大学進学だけが全てではない」って思っていますその職業に大学が必要だったら目指せばいいし、学校はもちろん全力で応援するけど、その人それぞれの個性に合った「それ以外の選択肢」もあっていいんだなって感じています。

ーー確かにそうですね。

それが今の学校改革にも繋がっています。
中学、高校というところでは偏差値や大学進学実績だけではなく、自分が一番夢中になれるものを6年間で体験し見つけて、それを大切に育ててあげたいと思うんです。

それを実現させるために、色んな分野の職業の体験、英語、アート、遊び、起業家との交流、プログラミングといった様々なカリキュラムを用意したいと思っています。さまざまな角度から光を当ててあげることで「一人ひとりの生徒が自分に自信を持って輝いていける学校」を作っていきたいと思っています。

ーー偏差値だけでは無く、この子が持つたくさんの可能性や選択肢を広げることってとても大事ですよね。素敵な学校になりそうですね!

加えて、旧来の学校組織のマインドも変えていきたいなと思っていて。校長や管理職の指示待ちではなく、「生徒の為に」教員が自分たちで考えたやりたい!が実現できる「心理的安全性」を担保する仕組みや、「成長機会の提供」、またリモートワークをはじめ「柔軟な働き方」までスピード感を持って進化させていきたいと思っています。生徒も教員も組織も成長できる環境にしていきたいですね。

ーーそういう環境があったら、時代背景も含めて革新的で魅力的だなと感じます。

そうですね。少し前は教員採用試験なんて10倍以上だったんですよね。でも今人気が無くなってきてるのは民間企業と比べてあらゆる面で魅力が薄く、少し時代に合わなくなってきているなと感じていて。
なので今変わるっていうのが本当に必要なんです。そのロールモデルにしていきたいですね。

ーー最後になりますが、こういう人と働いてみたい。というのはありますか?

そうですね。やっぱり多様な人と働きたいですね。様々なバックグラウンド、考え方があっていいと思います。同じゴール、リスペクトがお互いの根底にあれば誰でも自由に意見を言える、時にぶつかり合うくらいの熱量で。それこそが、生徒やご両親、学校の為になると確信しています。
そんな風通しの良い環境を共につくっていきたいと思っています。少しでも興味を持ってくれたらぜひジョインしてください!って心から思っています。

ーーここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は教務部長の神田先生にお話を伺います!

学校法人井之頭学園では一緒に教育を改革する仲間を募集しています。

#教育 #変革 #学校

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