「保険に、笑顔を」ー 元三井住友海上社員が100名の声から保険×AI起業した理由|坂野 裕一 | Yuichi Sakano
はじめまして、ダイリー株式会社 代表取締役CEOの坂野裕一です。 日本の保険市場は約50兆円の巨大な社会インフラです。なのに、いまだに紙・郵送・電話が主流。朝から晩までアナログ対応に追われる現場。 これって、おかしくないですか? ...
https://note.com/yuichi_sakano/n/n81db5daa763a
「あなたの仕事は、誰を笑顔にしていますか?」
もし今、そう問われたら、あなたはどう答えますか。
こんにちは。株式会社ダイリー代表の坂野裕一です。
私たちは現在、「保険に、笑顔を。」というミッションを掲げ、AIの力で保険業界をアップデートすることに挑戦しています。
今日のストーリーでは、新卒で入社した大手損保会社でのキャリア、タイ駐在、そしてMBA取得という「安定したレール」を歩んできた私が、なぜ今、ゼロからのスタートアップ起業という茨の道を選んだのか。
その原点となる物語をお話ししたいと思います。
もしあなたが、今の環境に感謝しつつも「このままで自分のキャリアは本当に輝くのか?」と立ち止まっているのなら、私の話が少しだけヒントになるかもしれません 。
私のキャリアは、少し予想外の場所からスタートしました。
東京出身の私が新卒で配属されたのは、縁もゆかりもない「茨城県土浦」。
「関東甲信越本部」という響きにかっこいいイメージを持っていたのですが、蓋を開けてみれば、初めての一人暮らし、初めての地方生活。
担当したのは、中古車販売店や自動車修理工場といった「現場」の代理店様たちでした。
社長さんたちと膝を突き合わせ、「うちの保険を売ってください」と頭を下げる日々。
最初はギャップに戸惑うこともありましたが、今振り返れば、この泥臭い営業経験こそが、私のビジネスの基礎体力を作ってくれたのだと思います。
「どうすれば会社の中で成長できるか」
当時の私はそればかりを考え、海外研修制度に手を挙げ続けました。上海への短期研修を経て、5年目には念願のタイ・バンコクへの駐在が決まります。
タイでは、日本人がたった1名、700名規模の現地法人でマネジメントに携わりました。
半年間、仕事なしで「タイ語」だけを勉強するというユニークな研修期間を経て、現地のスタッフとタイ語で議論する日々。
キャリアは順風満帆に見えたかもしれません。
しかし、その中で私はある「課題」に直面し続けていました。
それは、「人の心の健康」です。
実は私には、中学生の頃、身近な人がメンタル不調で倒れたという原体験があります。
「人が笑顔でいられること」
「心が健康であること」
それが私にとって、人生をかけて守りたい根源的なテーマでした。
大企業の中や海外駐在員コミュニティの中でも、メンタル不調に苦しむ人は想像以上に多かった。
「大きな組織にいるだけでは、この本質的な課題は解決できないのではないか?」
その思いが、私を次のステップへと突き動かしました。
安定したキャリアを中断し、海外MBAへ挑戦。そして帰国後、VC(ベンチャーキャピタル)の創業支援プログラムを経て、ダイリー株式会社を立ち上げました。
なぜ、メンタルヘルスや幸福をテーマにしながら、「保険」なのか。
保険は、万が一の時に人を支え、不安を取り除くための素晴らしい仕組みです。
しかし、まだまだテクノロジーによるアップデートの余地が残されています。
私が目指すのは、保険業界で働く人、そして保険に関わるすべての人が「笑顔」になれる世界です。MBAで学んだ経営理論も、大企業で培った現場感覚も、すべてはこのミッションのためにありました。
「保険に、笑顔を。」
これは単なるスローガンではありません。私の人生をかけた挑戦の第一歩です。
ダイリーはまだ生まれたばかりの会社です。
「誰かの笑顔のために、本気で産業を変える」という熱量だけは、どこにも負けません。
もし、そんな想いを抱いているなら、ぜひ一度お話ししませんか?
あなたのキャリアの物語と、私たちの物語が交わることを楽しみにしています。