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映像室から教材室へ。部署異動のリアルを語ります

今まで数十回にかけて人事から社員紹介を行ってきました。
社員の人数が増えるということはそれだけ、組織も編成される可能性が高まることも意味します。

そこで、これからは社員紹介だけでなく、実際に部署異動をした人たちのリアルな声もお届けしようと思います。
(社員紹介ももちろん続けます)

今回は制作本部内の映像室から制作本部の教材室へと異動になった花井さんからお話を伺いました。

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【まずは自己紹介をお願いします。】

花井奎太です。
制作本部教材室に所属しています。

2年前の記事から部署移動がありました。どのような経緯があったのでしょうか?】

2020年3月の入社時から今年の夏頃まで制作本部の映像室に所属していたのですが、自分の適材性を実感した上での部署移動ですね。笑
つまり映像室時代は、実に多くの業務をこなしていたのですが(詳細は2年前の記事を読んでいただければ)、この内①映像納期②データ管理③映像系事務業務辺りは割と好きだったのですが、逆に他のことが苦手でして。
例えば映像系のイベントも毎月のように多くあったのですが、その際の機材管理や(ディレクション等の)突発的対応が実に大変でした。
なんとかこなすことは出来ても、丁度この春出世しまして、今後は「機材の管理だけでなく提案や質の向上等、或いはイベントでもリーダー格の対応が、映像室では求められるよ」と上長から面談時に言われまして。
むしろこのまま映像室のスペシャリストになるよりかは、これを機に(丁度出世も出来たし)、元々入社時より希望していた教材室で働きたいなと思い、願い出て部署移動しました。

【今は具体的にどのような仕事をしているのでしょうか?】

教材テキストの作成(弊社造語で“かんぱん作業”と呼ばれている)も行っているのですが、それよりもその過程で文章等を確認、或いは新規or更新したHPやチラシ、パンフレット等をチェックする校正業務が主だったりします。
詳細につきましては、既にどなたかがこの記事で書かれているかと思いますので、そちらをご確認ください。

また講師業として、この秋から新規リリース講座の収録も行っています。

【映像室の仕事が今の仕事が活きているのはどのようなところでしょうか?】

大きくこれが活きたという仕事は無いのですが笑。
例えば校正時に講義時間やHP内の動画をチェックする際には、他の校正メンバーがよく分からなくても、自分の方で確認し、修正するということが何点かありました。

また講師業を現在進めているということも先にお話しましたが、収録したデータは実際に自分で編集予定です。
弊社で、講師をやって、撮った動画を作業するという人は、ひょっとすると自分が初なのかもしれません笑。

【どちらも花井さんにとってやりがいのある仕事だと思いますが、今の仕事だからこそ感じる花井さんのやりがいはどのようなところにありますか?】

やっぱり校正の仕事は面白いですね。
人によっては、地味で魅力のない仕事かと思われますが、テキストや販促物等、誤字脱字や形式面のミスを多く見つけ赤入れをする時は快感だったりします笑(逆に見逃していたことを校正長に指摘されたり、実際物がミスのままリリースされたことを知ると、腸が煮えくり返るほど悔しいです)。

後ほどお話しますが、自分は組版等の教材テキストの作成が難しいと感じるため、それらの担当者にはリスペクトを抱きます。
そんな担当者も当然人の子ですので、ミスが生ることもあるかと思います。
その際、そのミスを(可能なら全部)校正で見つけてあげ、実際に完璧な商品として、お客様にお届けする。
皆さんからしたら「テキスト等の商品はミス無く出来上がるのが当たり前だろ」と思うかもしれませんが、その当たり前が出来上がること自体、やりがいだったりします。

【逆にまだ難しいと感じる部分はありますか?】

先ほど少しお話しましたが、教材テキストの作成等はやはり難しいですね。
初稿確認からデータ納品までの流れで覚えることも非常に多く、かつAdobeソフトも使いこなすのに(絶賛進行中で)苦労しています。
先輩曰く「数をこなしていけば、出来るようになっていく」とのことで、(面白いと感じている分)経験を通して、克服していきたいと思っています。

【今は講師業にも取り組んでいるとお伺いしました。こちらはいかがでしょうか?】

こちらも中々大変です!
講義内容や話すこと含めて、うまくやれるだろうと思っていたのですが、実際に収録したデータを確認すると本当酷くて苦笑。
映像室時代に接した講師陣全員を、一層尊敬の念を抱きました笑。

十数分に分けて収録しているのですが、やっぱりその間、思い描いた通りに話せていないことも少なくなく。
話し方や間合い含めて、悪戦苦闘しています(今度リリースする担当の新規講座は、著者講師デビュー戦につき、どうかご容赦を!笑)

【話を変えまして、アガルートも月日が流れ多くの社員の方も入社しました。どのような変化を感じますか?】

この2年半強で社員が2倍近く増えているんですよね。
この後の質問で「長年働いている花井さん」とありますが、そんな風に思われていることに驚いたりします笑(毎日がスピーディーにつき、この2年半強が本当にあっという間で)。
変化としましては、やはりいわゆる“会社”っぽくなってきたなと感じたりはします。
自分が入社した頃は、少数社員の中小ベンチャー企業という名残がまだありましたが、最近は“なぁなぁ”だった分は徐々に無くなり、逆に制度がしっかり整ってきたという印象です(とはいえ[自分の見る限り]普通の会社よりも圧倒的に自由度が高く、その意味では一般企業感は、弊社では薄いです笑)。

【長年働いている花井さんだからこそ感じる良くなった部分と変わってほしくなかったなと思う部分を教えてください】

良くなった部分は、個人的に言えば残業は減りましたね苦笑。
映像室時代はメンバーが少ない割に、担当業務が多く、月残業20~30時間は当たり前で、その月社員一働いている時期というもありました(そのことをお昼に誘っていただいた先輩から聞かされました)。
しかし今はほぼ10時間にいくことすら無く、それは部署移動したというのもありますが、逆に映像室もメンバーが増え、傍から見ても、かつての自分のように、業務を背負って遅くまで残業する姿は無いです(実際、今の映像室メンバーでも、多くの人が働きやすいと言っています)

変わってほしくなかったなと思うのは、リモートをする人が増えたことですかね。
これは会社というより時節柄の流れですし、そのおかげで自由に仕事が出来る人が一層増したのですが(むしろ良い変化だと思います!)、自分は近隣手当を貰ってるし、アガルート社員で(恐らく唯一!)リモートしたこと無い・毎日出社組なのですが、平日昼近くでも、社内がガランとしている時は、さすがに寂しさを感じたりします笑。

【今後は後輩に指導をする場面も増えるかと思います。どんな方と一緒に働きたいですか?】

(自分の長所として)特に人の好き嫌いは無いので、どんな人でも大丈夫です。
ただ自分勝手な人や自己中心的な人(「こいつは凄いぞ!」と思えるような人は別です)は苦手だったりしますね。

【今では色々な仕事に挑戦していますが、今後はどんな仕事に挑戦していきたいですか?】

映像室業務・教材テキスト作成・校正等、制作系の仕事はほとんどやらせていただいているのですが、その中で(先にお話した通り)校正の仕事は面白いので、実際に書店で一般向けに販売する外販書籍の校正に携わってみたいですね。
弊社の外販書籍を出す機会は(この出版不況の中)結構少ないのですが笑。

【また、アガルートでの仕事を通じての将来の理想を教えてください】

将来の理想というのは実は無いのですが苦笑、やはり今は校正・教材作成・講師業等のスキルをきちんと身につけ、その上でその得意を伸ばして極めていけるよう努めていきたいと考えています。

【最後にこの記事を見ている方に向けて一言お願いします】

弊社には、おでんの隅を突っついたような(ほとんど自分からしたら凄いな!と思う人ばかりの)多種多様な社員がいます。


そんな中で働きたいな!或いは少しでも弊社に興味を持ちましたら、是非ご応募の程、よろしくお願いします!

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いかがでしたでしょうか?

異動の背景から現在の仕事、今後の展望まで幅広く知ることができたかと思います。

面接面談をしていると、しばしばジョブローテーションの質問をいただきます。

弊社は社員それぞれのキャリアに向き合いベストな方向を常に共に模索します。

職務については経験がなくても、アガルートという会社に興味を持ちましたら是非ご応募ください。

株式会社アガルートでは一緒に働く仲間を募集しています
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