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VRCのクラウドエンジニアに入社のわけや仕事で大切にしていることを聞いてみました

今回はVRCのクラウド環境やアルゴリズム開発など基幹の開発に関わる張利さんにインタビューしました。

VRCに入社した理由や、仕事で大事にしていることなどをお聞きしました。真面目な張利さんらしいインタビューになったと思います。(全文は公式noteでご確認ください)

張 利(チョウ・リ)さん 商品企画開発 R&Dチーム クラウドエンジニア (2020年4月入社)

■VRCに入社したきっかけ

ー今日はよろしくお願いいたします。まずVRCに入社したのはいつですか?

張:2018年から一緒に仕事を手伝い始めて2020年4月に正式入社しました。もともと同じ職場にいた張さん(エンジニア領域を統括する取締役)の仕事を2年間手伝っていて、張さんから誘われて入社を決めました。

こういう仕事はおもしろいと思ったし、前職は15年ほど勤めたのですがいろいろ考えて転職しました。

ーVRCの仕事に面白さや可能性を感じたのでしょうか?

張:そうですね。ちょうど大手キャリアさんとのプロジェクトが始まって、それが新しい取り組みだったので興味を持ちました。やっぱり、仕事をしていくうえでは業務の内容が重要だと思いましたし、新しい技術を開発していくことや、事業の全体を見て開発をしていくことに面白さを感じました。私は物事の詳細を把握して仕事したい性格なので、事業の全体が見えるのはやる気にもつながるのでいいなと思ったのも理由の一つです。

ー前職ではどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

張:ソフトウェア開発なのですが、クライアントから指示された指示書をもとにソフトウェア開発をする仕事をしていました。指示通りに開発して、納品しておしまい、なので、実際にどういうものになったのかなどの全体は見えないですし、開発するものは全体の一部だったので、達成感・貢献感が少ないなと感じていました。

それから、大手のシステム会社にも2年間出向していて、新入社員の育成を担当していました。当時は新入社員は1グループ30人くらいで、それを受け持ってプログラミングや開発のやり方を指導していました。

■仕事をするうえで大切にしていることは?

ー開発をするときに大切にしていることは何ですか?

【開発時に心に留めておく四つのポイント】

 Why:なぜこの開発をするのか

 When:何時から何時まで

 How:どうやって実現するのか

 What:何を実現するのか

張:上にも書いた通り、Why・When・How・Whatを大事にしています。なぜこの開発をするのか、いつからいつまでなのか、どうやってやるか、何を実現するのか、という4つのことをいつも大事に開発を進めています。

ーVRCでやっていることは最先端の開発で、世の中にないものを開発していると思うのですが、それはやはり大変なことなのでしょうか?

張:確かに大変ですね。システム設計も含めてどうやって設計するのかから考えなければなりません。ただ参考にできるようなものなどもありますし、そこから今のVRCの仕様に合わせてどうやればいいのか、考えながらやっています。そこは今までの経験が生きているし、あとは設計者のセンスが重要になると思いますね。今までの経験、蓄積した知識、センスなどを活かしていつも開発を進めていますし、開発に関するシステムの他社の活用事例などもチェックしています。

ー情報チェックも欠かさないんですね。前の仕事と比べて、一から開発するのは楽しいですか?

張:そうですね、楽しいです。前職ではお客様の指示通りにつくるので、仕様のなかで変えたい部分も変えられない悔しさがありました。今は自分の設計で基本的に開発できますし、良くないところも直してより良い設計にしていけるので達成感があります。

ーそれはすごく達成感がありそうですね。しかも自分で考えたことが実際に形になって動くのを見ると達成感がありそうです!


■VRCの技術の魅力は?

ー張利さんからみたVRCの技術の面白さはどこでしょうか?

張:開発をしながら全体のソリューションが感じられるところでしょうか。一部だけ開発するのではなく、何もないところからハードウェア製作をしたり、実際のクラウドとの連携、さらにアプリも作って連携して、最後にエンドユーザーに見せるという一連の流れを、自分一人ではなくみんなで作るところに面白さを感じています。あとは、最先端技術をつかっているので、今メタバースも話題ですが「未来をつくっている」ところが面白いと思います。

ー確かに「未来をつくっている」ですよね! 今チームで作るという話もありましたが、会社のチームワークはどうでしょうか?

張:完璧ではないですが、でもみんな各分担のところでちゃんとやっていく、取り組んでいる印象があります。チーム間のコミュニケーションなど、どんどんやっていって、もっともっと一丸となるといいと思います。

ーでも、ほんとにみんなで課題について話し合って、みんなで解決していく姿勢がありますよね。何かあるとすぐミーティングしているのを目撃します。

張:以前の会社だと、私は自分でいろいろできるから一人で開発をやっていましたが、今は一人ではできないのでお互いに助け合っていくというのが大事だと思っています。みんなやっている分野がぜんぜん違うので、そこも面白いポイントですね。周りの人は自分とは違うタイプだけど、そこが面白いです。みんな同じだったらつまらないですしね(笑)

ー最後にVRCに興味がある方へメッセージをいただけますか?

張:アップルのジョブスの言葉ですが、「Stay hungry, Stay foolish」ですね。勉強することは大事ですし、勉強は終わらないと思っています。勉強というのは仕事の勉強だけではなくて、自分の好きなこととか英語などの言語とかも含んでいると思います。私はどんなことでも常に勉強しているので満足感を得られていると思います。勉強することで無駄な時間がなく、前向きに生活できるなと思っています。

ーそういう探究心や好奇心があるから新しいことも開発できるんですね! 張利さんらしいお言葉だと思いました。今回はありがとうございました。

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