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【インタビュー】脳卒中当事者が自身の体験を経て、自ら就労継続支援B型事業所「リハスワーク取手」を開設

皆さんこんにちは!
株式会社リハス広報担当の塩浦です。

昨日あるプレスリリースを配信いたしました。
それがこちら↓

脳卒中当事者が自身の体験を経て、自ら就労継続支援B型事業所「リハスワーク取手」を開設
株式会社リハスのプレスリリース(2023年8月31日 17時05分)脳卒中当事者が自身の体験を経て、自ら就労継続支援B型事業所[リハスワーク取手]を開設
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000086515.html

弊社が展開するSFC事業に、自身も脳卒中当事者である関根様が参画し、この度、就労継続支援B型事業所「リハスワーク取手」を開設する運びとなりました!

▼SFCとは


❝SFC❞とは?|株式会社リハス【公式】
こんにちは! 株式会社リハスの塩浦です! 本日は「SFC」についてご紹介していきます。 *** 弊社は「福祉が地域を⽀える社会の実現」というビジョンのもと、医療や介護が必要な⽅であっても働ける、稼げる事業所、サービスを構築しております。 そういった「医療・介護・福祉のサポートが必要な方でも働ける就労継続支援B型事業所」を私たちは❝リハスモデル❞と呼び、展開しています。 ...
https://note.com/rehas8888/n/n1ef1c46cd377

そこで今回は、上記PR TIMES記事でも掲載している、リハスワーク取手のオーナーである関根様にインタビューした様子を、こちらのWantedlyでもお届けします!


                      ***


―早速SFCオーナーとして「リハスワーク取手」開設に至る経緯をお伺いしてもよいですか?

関根(以下、関)まず始めに、私自身脳卒中を発症しまして、後遺症として現在左半身麻痺があります。リハビリの一環として自費リハビリを利用していた際に、担当の理学療法士がリハスを紹介してくれました。

そこから埼玉県にあります、就労継続支援B型事業所「リハスワークふじみ野」へ見学に伺いまして、そこで障がい者の方がとても活き活きと働かれている姿を目の当たりにしました。

その光景は今でも鮮明に残っています。純粋に「私もここで働きたい!」と思いました。それまでも就労継続支援B型の名前は知っていたのですが、そこまでは詳しくなく、ただ実際に見学をしてみて「もっとこの取り組みを広めたい」と思い、SFCオーナーになることを決意しました。


―元々就労支援や福祉に関わるお仕事をされていたのですか?

関)いいえ。私はずっとエンジニアとして働いていました。


―そこからどうして「就労支援施設を開設しよう!」となったのですか?

関)元々、リハスを紹介してくれた理学療法士の方と「障がい者の支援、何かしたいよね」という話をしていたんです。といいますのも、理学療法士の方も病院で患者様が社会復帰を思うように出来ないところに思うところがあったみたいですし、私自身も病院を退院してから様々な壁にぶつかっていたので、「何か出来ないか」と思うところはずっとありました。


―例えばどういったところに壁を感じていましたか?

関)一番は復職が出来なかったことですね。エンジニアは設計業務でもあるため細かい作業が出てきます。左半身麻痺があるとどうしても出来ない事が出てきて、復職ができませんでした。

他にも日常生活の中、1人で行動をすると色々と制限があるんです。それに周りの目が気になります。壁をあげればキリがないのですが、主に感じていたものはそういったところです。


―「福祉」という未経験の領域に踏み込むことに対し、不安はありませんでしたか?

関)不安が全くないかと言われると不安はあります。ただ私は先ほども申し上げたように元々エンジニアの仕事をしていたのですが、エンジニアで設計をしていると必ず大きな壁にぶつかるんです。私はその壁を乗り越えることにずっとやりがいを感じていました。どうすれば上手くいくか、物事を考えることが好きなんですよね。その経験もあるので、不安よりワクワクの方が勝りました。


―今回「リハスワーク取手」開設にあたって、合同会社来夢を立ち上げられましたが、「来夢」という社名の由来をぜひ教えてください。

関)社名の由来としては大きく2つあります。

1つは「来夢」という漢字の通り、夢が来る場所、つまり障がいを持った方の思いであったり、希望であったりが実現する場所にしていきたいという意味が込められています。

もう1つは、実は「来夢」というのは私の名前の候補の1つだったんです。中学生の時にそのことを親から聞きました。会社は自分の分身だとよく言いますよね。それなら、ということで「来夢」という名前を付けました。

なので「来夢」という社名には「夢が来てほしい」という思いと、「自分自身」の2つの意味が掛け合わさっています。


―とても想いのこもった社名ですね!素敵です。
それでは「リハスワーク取手」を開設するにあたって、関根さんが目指す事業所像はありますか?

関)通所されるご利用者様が笑って過ごせる場所にしたいです。毎日ここに来たい!と思ってもらえる場所にしたい、それが一番です。


―「リハスワーク取手」の事業所としての強み、魅力を教えてください。

関)一番の特徴はオーナーである私が障がい当事者であるというところが強みとしてあります。ご利用者様により近いポジションにいる私が、積極的にコミュニケーションをとっていくことでご利用者様としても不安や悩みを話しやすくなるのではないか、と。それをスタッフ間でも共有していきたいと思っています。


―関根さんが就労支援の事業を通じて実現していきたいことは何かありますか?

関)インタビューの序盤の方で「障がい者の支援、何かしたいよね」というお話をしました。その中でも最初は特に“自費リハビリに通いやすい環境をつくりたい”という思いがありました。と言いますのも、やはり通いづらい現状があるんです。一番は料金の面です。その課題に対して、少しでも自分でお金を稼ぐことが出来て、それをリハビリにあてることが出来れば、家族も本人も嬉しく、自分の気持ちも楽になるのではないかと思ったんです。ですので、就労支援を通じて、「自分の力で前に進める環境」というものをつくっていきたいですね。


ー最後に何かメッセージがあればお願いします!

関)せっかく障がい当事者である私がやっている事業所ですので、ぜひ気軽に足を運んでいただきたいなと思っています。必ずしも就労支援の利用に関してではなくてもいいと思うんです。相談に来るもよし、顔を覗かせるだけでもよし、ざっくばらんに来ていただけますと嬉しいです。


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いかがでしたでしょうか。

株式会社リハスは、リハスパートナー関根氏と共に、リハスワーク取手を地域の方々に愛される「夢の来る場所」にしていくとともに、「関根氏への真のQOL(Quality of Life)向上に向けての支援」を、「リハスワーク取手のご利用者様の真のQOL向上に向けての支援」に繋げてまいります。


事業所見学もお待ちしております。
是非お気軽にお問い合わせください。

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▼事業所見学
https://rehas.co.jp/inspection/

▼会社HP
就労支援と訪問看護の「リハス」 (rehas.co.jp)

▼PR TIMESでのプレスリリースはこちら
脳卒中当事者が自身の体験を経て、自ら就労継続支援B型事業所「リハスワーク取手」を開設|株式会社リハスのプレスリリース (prtimes.jp)

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