戸原(院長)
患者さんから見えるのは、診察室で過ごす数十分かもしれません。
でも、私たちにとって医療は診察室だけでは完結しません。
バックヤードでは、常にスタッフ同士の会話が飛び交っています。
「あの患者さん、少しゆっくり説明したほうがいいかも。」
「理学療法士にも、歩行動画見てもらおう。」
「検査の順番を少し調整した方が良さそうです。」
「ご家族にももう少し説明しましょう。」
そんな一つひとつの会話が、次の診療や患者さんへの対応につながっています。
医療は、診察室だけでつくられるものではありません。
診察室の外で交わされる会話も、私たちにとっては大切な医療の一部です。
山下(管理看護師)
実は、その日の診療は患者さんが来院する前から始まっています。
朝一番に、その日の予約状況を確認しながら、
「今日はお子さんが多いですね。」
「この方は遠方から来られます。」
「検査が多いので待ち時間を少なくしたいですね。」
そんな話をしています。
原則としてご案内は予約時間順です。
でも、患者さん一人ひとりの状況は違います。
例えば、小さなお子さん。
長い待ち時間は、それだけで負担になってしまいます。
お子さんが心配で病院を予約した親御さんも、子どもが泣き出したり、集中していないと先生の診断結果をしっかり聞くことができません。
検査内容や体調、その日の状況を見ながら、
「先にご案内した方がいいかもしれない。」
そんな判断をすることもあります。
もちろん、他の患者さんへの配慮も忘れません。
どうすれば全員にとって一番良い流れになるのか。
毎日みんなで考えながら診療を組み立てています。
佐藤(理学療法士)
診療が始まってからも、その会話は止まりません。
regeでは院内チャットを活用しながら、リアルタイムで情報共有をしています。
「先生、この方の歩行も見ていただきたいです。」
「リハビリをご提案した方が良さそうです。」
「画像が確認できました。」
「説明を少し追加した方がいいかもしれません。」
診察室とバックヤード。
医師、看護師、理学療法士。
それぞれが別々に動いているように見えて、実は一つのチームとして動いています。
チャットは、ただの連絡ツールではありません。
患者さんをより良く支えるための、大切なコミュニケーションツールになっています。
戸原(院長)
医療は、一人では完結しません。
私が診察で見えていること。
看護師だから気付けること。
理学療法士だから分かること。
それぞれ違います。
だからこそ、お互いの視点を持ち寄ることが大切です。
「私はこう思います。」
「こういう可能性もあるかもしれません。」
そんな会話を重ねることで、一人では見えなかった答えが見えてくることがあります。
それが、チーム医療の面白さだと思っています。
山下(管理看護師)
正直に言うと、最初は大変です。
患者さんをご案内しながら、
診療の進み具合を確認して、
院内チャットを見て、
必要があれば先生や理学療法士と相談する。
頭の中では、いくつものことが同時に動いています。
最初は戸惑うこともあります。
でも、ある日突然、
「あ、このタイミングで動けばいいんだ。」
「だからみんな周りを見ていたんだ。」
そう気付く瞬間があります。
その瞬間から、一気に仕事が面白くなります。
佐藤(理学療法士)
診療中は、みんなが自然と周りを見ています。
「検査室が空きました。」
「次の患者さんをご案内できます。」
「先生、歩行確認お願いします。」
そんなやり取りが、チャットや声掛けで自然に行われています。
そして、一日の診療が終わる頃。
予定していた診療が時間内に終わり、
患者さんにも安心してお帰りいただけて、
大きなトラブルもなく、一日を終えられた時。
自然と、
「今日もきれいに回ったね!」
そんな声が上がります。
時には誰かが拍手を始めて、みんなで笑いながら「お疲れさまでした!」と言うこともあります(笑)。
少し体育会系かもしれません。
でも、それは一人が頑張ったからではありません。
チーム全員で、一日の診療をつくり上げた達成感なんです。
戸原(院長)
私は、医療は個人競技ではなく、チームスポーツに近いと思っています。
一人のスーパープレーヤーがいるだけでは、良い医療は続きません。
周りを見て、
声を掛け合い、
必要な時には助け合う。
だから忙しい日ほど、チームワークが試されます。
そして、全員で乗り切れた日は自然と笑顔になります。
診察室だけでは見えない場所で交わされる会話。
そこにも、私たちが届けたい医療があります。
もしこの記事を読んで、
「こんなチームの一員になってみたい。」
「医療をチームスポーツとして楽しんでみたい。」
そう思っていただけたら、ぜひ一度見学にお越しください。
バックヤードで飛び交う会話や、スタッフ同士の連携を見ていただければ、記事だけでは伝わらないregeらしい空気を感じてもらえると思います。
私たちは今日も、診察室の外でも患者さんのことを考えながら、チームで医療をつくり続けています。