「理学療法士って、リハビリをする人ですよね。」
もちろん、間違いではありません。
身体を評価して。
動きを見て。
必要な運動を考えて。
患者さんと一緒に取り組む。
それが僕たちの仕事です。
でも、regeで働くようになってから、
理学療法士の仕事は、それだけじゃない。
と感じることが増えました。
60分、90分。だから見えてくるものがある。
regeの自費リハビリでは、一人の患者さんと60〜90分、1対1で向き合うことがあります。
これは僕にとって、とても大きな意味があります。
痛い場所だけを見るのではなく、
どう歩いているのか。
どんな身体の使い方をしているのか。
普段どんな生活をしているのか。
何に困っているのか。
そして、
「この人は、どうなりたいんだろう。」
というところまで話を聞くことができます。
同じ「膝が痛い」という患者さんでも、
またゴルフをしたい人。
旅行に行きたい人。
仕事で歩けるようになりたい人。
孫と遊びたい人。
目標はそれぞれ違います。
身体だけを見ていても、その人に合ったリハビリはつくれません。
「今日良くなった」で終わらせない。
佐藤
リハビリをした直後に、
「身体が軽くなりました。」
「痛みが減りました。」
と言っていただけるのは、もちろん嬉しいです。
でも、本当に大切なのはその後だと思っています。
患者さんがクリニックにいる時間より、自宅で過ごす時間の方が圧倒的に長いからです。
だから、
「家で何なら続けられるか。」
まで一緒に考えます。
毎日30分の運動が理想だったとしても、その人が続けられなければ意味がありません。
5分ならできるのか。
仕事の合間ならできるのか。
生活のどこに入れられるのか。
正しい運動を教えるだけではなく、続けられる形にする。
そこまでが理学療法士の仕事だと思っています。
プログラムも、自分たちで考える。
regeでは、
「この患者さんには、このメニューをやってください。」
と決められたものを、ただ提供するだけではありません。
reWalkの理学療法士チームで、
評価方法。
運動内容。
プログラムの構成。
患者さんへの伝え方。
継続してもらうための方法。
そういったことも話し合っています。
新しい知見や論文も確認しながら、
「本当にこの方法でいいのか。」
「もっと良くできないか。」
を考える。
そして、実際にやってみて改善する。
リハビリを提供するだけではなく、リハビリそのものをつくる。
そこは、この仕事の面白さの一つです。
医師に「お願いされたこと」だけをするわけではない。
戸原(院長)
医師から理学療法士へ、
「ここを評価してください。」
「この可動域を確認してください。」
とお願いすることもあります。
でも、それだけで終わってほしいとは思っていません。
理学療法士だからこそ見えることがあります。
長い時間患者さんと話すから分かることもあります。
「先生、リハビリではこうでした。」
「この動作で痛みが出ています。」
「本人は実は、ここに一番困っています。」
そういう情報は、診療を考える上でも非常に重要です。
だから、気付いたことがあればどんどん伝えてほしいと思っています。
佐藤(理学療法士/reWalk)
最初は、先生に自分の意見を伝えることに少し緊張することもありました。
でもregeでは、
「PTとしてどう思う?」
と聞いてもらえることがあります。
看護師から、
「リハビリではどうでした?」
と聞かれることもあります。
自分が見たこと、感じたことを共有して、それが次の診療につながる。
そこには責任もあります。
でも、
自分も患者さんを診るチームの一員なんだ
と感じられる瞬間でもあります。
自費だからこそ、「売る」ことが目的ではない。
佐藤
regeには自費のリハビリがあります。
だからこそ、僕自身が大切にしていることがあります。
必要のない人に、無理に勧めないこと。
自費診療は、患者さん自身がお金を払って受けるものです。
だから、
「受けてもらうこと」
がゴールになってはいけないと思っています。
本当にこの人に必要なのか。
この人の目標に合っているのか。
もっと別の方法がいいのではないか。
そこを考えます。
時には、
「今はこれを続ければ大丈夫だと思います。」
とお伝えすることもあります。
長く通っていただくことより、
必要な時に、必要なものを提供する。
その方が、患者さんとの信頼関係につながると思っています。
身体だけじゃなく、「その人」を見る。
山下(管理看護師)
佐藤君を見ていると、患者さんとよく話しているなと思います。
リハビリの話だけではありません。
仕事のこと。
趣味のこと。
最近できるようになったこと。
逆に、家では運動できなかったこと(笑)。
そういう話もしています。
でも、その会話の中に大切な情報がたくさんあります。
看護師として患者さんから話を聞く時も同じですが、
生活が分からないと、本当にその人に合った提案はできない。
そこは職種が違っても共通している部分だと思います。
うまくいかない時こそ、面白い。
佐藤(理学療法士/reWalk)
もちろん、すべての患者さんが思った通りに良くなるわけではありません。
運動を変えても、なかなか変化が出ない。
痛みが戻ってしまう。
自宅でなかなか続けられない。
そんなこともあります。
その時に、
「患者さんがやってくれなかったから。」
で終わらせない。
なぜ続かなかったのか。
負荷が高すぎたのか。
説明が伝わっていなかったのか。
そもそも僕たちの考え方が違ったのか。
もう一度考えます。
分からなければ、reWalkのチームにも相談します。
先生や看護師にも相談します。
一人で答えを出さなくていい。
その環境があるから、難しい症例にも向き合えるのだと思います。
理学療法士として、その先へ。
僕は、理学療法士という仕事が好きです。
患者さんの身体が変わっていく。
できなかったことが、できるようになる。
その瞬間に立ち会えるのは、この仕事の大きな魅力だと思います。
でもregeでは、それだけではありません。
患者さんへの向き合い方を考える。
プログラムをつくる。
医師や看護師と意見を交わす。
チームで症例について考える。
時には、クリニックの仕組みづくりにも関わる。
自分の専門性を大切にしながら、その外側にも少しずつ挑戦できます。
僕自身、まだまだ学ぶことばかりです。
だからこそ、面白い。
もし、
「もっと一人ひとりの患者さんと向き合いたい。」
「決められたリハビリをこなすだけではなく、自分でも考えたい。」
「理学療法士として、もっとできることを増やしたい。」
そんな気持ちを持っている方がいたら、ぜひ一度regeの現場を見に来てください。
一緒に悩んで、一緒に学んで、一緒により良いリハビリをつくってくれる仲間を待っています。