── 採用担当として、ちょっと正直に書いてみます。
「どんな人がregeに向いていますか?」
採用をしていると、よく聞かれます。
明るい人。
コミュニケーション能力がある人。
向上心がある人。
協調性がある人。
……と書けば、それっぽいのですが。
正直、それだけではよく分かりません(笑)。
前回の記事では、regeのリアルな1日をご紹介しました。
診療中は結構体育会系。
マルチタスク。
自分の担当だけではなく、周りを見ながらみんなで診療を回す。
今回はもう一歩踏み込んで、
「こういう人はregeに合いそう。」
逆に、
「こういう働き方を求めている人には、たぶん合わない。」
を、採用にも関わっている管理看護師の山下目線で、少し正直に書いてみようと思います。
①「それ、私の仕事ですか?」が最初に出る人は、ちょっと大変かも。
regeは小さなクリニックです。
大きな病院のように、
「これは看護部。」
「これは受付。」
「これは事務。」
「これは広報。」
と、すべての仕事がきれいに分かれているわけではありません。
患者さんが困っていたら声を掛ける。
電話が鳴っていて、自分が出られるなら出る。
誰かの手がふさがっていたら手伝う。
何かに気付いたら共有する。
だから、
「それって私の仕事ですか?」
が最初に出る人は、少し大変かもしれません。
もちろん、
「何でもやってください。」
という意味ではありません。
専門職としての役割があります。
資格によって、できること・できないこともあります。
全部を一人で抱える必要もありません。
でも、
「今、チームとして何が必要なんだろう?」
を考えて動ける人の方が、regeには合っていると思います。
② 調べた上で、「分かりません」と言える人。
これは、かなり大切です。
新しく入ったら、分からないことがあって当たり前です。
足のこと。
院内のルール。
システム。
患者さんへの案内。
検査。
予約。
最初から全部できる人なんていません。
ただ、
分からないことが出てきた瞬間に、何でもすぐ人に聞けばいい
とも思っていません。
まず、自分で調べてみる。
マニュアルを見る。
過去の情報を確認する。
自分なりに考えてみる。
その上で、
「ここまでは調べたんですが、ここが分かりません。」
「私はこう理解したんですが、合っていますか?」
と聞ける。
そういう人が理想です。
もちろん、患者さんの安全に関わることや、その場で判断が必要なことは別です。
そういう時は、自分だけで判断せず、すぐに確認してほしい。
でも、時間があることまで全部、
「分かりません。教えてください。」
ではなく、
一度、自分の頭で考える習慣を持ってほしい。
regeにはマニュアルもありますし、調べられる環境もつくっています。
それでも分からなければ、
「調べたけれど分かりません。」
と素直に言えばいい。
私たちが求めているのは、
何でも知っている人ではありません。
自分で答えを探そうとした上で、分からないことを分からないと言える人。
分かったふりをする必要はない。
でも、最初から答えを誰かに求めるのでもない。
「まず自分で考える。でも、抱え込まない。」
このバランスは、regeで働く上ですごく大切だと思います。
③ 「指示されるまで待つ」だけだと、少し戸惑うかもしれません。
最初はもちろん、
「次、何をすればいいですか?」
で大丈夫です。
何も分からない状態で勝手に動かれる方が困ります(笑)。
でも、仕事に慣れてきたら、
「次、これやっておきますね。」
「ここ空いているので、私やります。」
と少しずつ変わっていってほしいと思っています。
診療中も同じです。
誰かに毎回、
「次はこれをしてください。」
と言われて動くのではなく、
患者さんの流れを見て、
「次この人だな。」
「ここ詰まりそうだな。」
「今のうちにこれをやっておこう。」
と考えて動く。
もちろん、最初からできる必要はありません。
教えてもらう。
一緒にやる。
自分でやってみる。
そして、一人でできるようになる。
少しずつで大丈夫です。
ただ、
ずっと誰かから指示が来るのを待っていたい人には、少し忙しい職場だと思います。
④ 自分で考える。でも、独断では動かない。
これも大事です。
「自分で考えて動いてほしい。」
と言うと、
「自分で判断して何でも進めていい。」
と聞こえるかもしれません。
それは違います。
特に医療では、
自走することと、独断で動くことは別です。
自分なりに考える。
調べる。
「こうした方がいいのでは?」
という意見を持つ。
その上で、必要なことは共有する。
確認する。
相談する。
自分だけで完結させない。
regeでは、院内チャットや日々の会話でかなり情報を共有しています。
それは、
誰かに指示してもらうためだけではなく、
チームとして同じ情報を持つため。
だと思っています。
一人で考えられる。
でも、一人で勝手に進めない。
この感覚はとても大切です。
⑤ 失敗を隠さない人。
失敗はします。
私もします(笑)。
「あ、忘れてた。」
「これ違いました。」
「このやり方、全然ダメでした。」
普通にあります。
大切なのは、
早く共有すること。
医療に関わることであれば、なおさらです。
失敗した時に、
「怒られるかな。」
「黙っていた方がいいかな。」
ではなく、
「すみません、これ確認してください。」
と言える。
そして、
「なんで起きた?」
「次どうする?」
を一緒に考える。
regeでは、
失敗したことより、共有されないことの方が困ります。
完璧な人を求めているわけではありません。
失敗した後に、一緒に立て直せる人と働きたいと思っています。
⑥ 変わることが苦手な人は、たぶん疲れます。
これは結構大事です。
regeは、
よく変わります。
「このやり方に変えます。」
と言った数週間後に、
「やっぱり戻します。」
となることもあります(笑)。
マニュアルも変わります。
院内の仕組みも変わります。
患者さんへの案内も変わります。
新しいシステムも入ります。
他のクリニックやサービスを利用して、
「これ良かったよ。」
と誰かが持ち帰ってくることもあります。
良さそうなら、
「うちでもやってみる?」
となります。
そして、やってみて違ったらまた変える。
だから、
一度覚えたことをずっと同じようにやりたい人には、少しストレスかもしれません。
逆に、
「そっちの方が良さそうなら、一回やってみよう。」
と思える人は、結構楽しめると思います。
⑦ 自分の意見を持っている人。
新人だから。
看護師だから。
理学療法士だから。
院長が決めたから。
それだけで黙って従ってほしいとは思っていません。
「これ、患者さん分かりにくくないですか?」
「こっちの方がやりやすいと思います。」
「他のクリニックではこうしていました。」
そんな意見は歓迎します。
実際に、スタッフが別のクリニックを受診した時に、
「この仕組み良かったですよ。」
と持ち帰って、regeで参考にすることもあります。
良いものは、どこからでも学ぶ。
自分たちのやり方だけが正解だとは思っていません。
ただ、
「私はこう思います。」
だけで終わるのではなく、
「なぜそう思うのか。」
まで考えて伝えられると、さらにいい。
意見が採用されないこともあります。
それも普通です。
意見を言えることと、必ず自分の意見が通ることは別。
他の人の考えも聞いて、
最後はチームとして決める。
そこまで含めて、「意見を持つ」だと思っています。
⑧ 「忙しい=嫌い」だと、たぶん合いません。
前回の記事でも書きましたが、
診療中は結構体育会系です(笑)。
忙しい日は、本当にみんなで動きます。
「そっちやります!」
「次いけます!」
「先生、お願いします!」
という感じです。
ゆっくり一つの仕事だけに集中したい人には、合わないかもしれません。
一方で、
忙しくても、
みんなで声を掛けながら一気に回して、
最後に、
「今日めっちゃ回ったね!」
となることに達成感を感じる人。
そういう人は、たぶん結構向いています。
スポーツ経験が必要という意味ではありません(笑)。
上下関係が厳しい体育会系でもありません。
「試合が始まったら、みんなで走る。」
チームで何かをやり切ることが好きかどうか。
そっちの方が近いと思います。
⑨ でも、「頑張れる人」だけを求めているわけではありません。
ここは誤解されたくないところです。
体育会系。
マルチタスク。
自分から動く。
自分で調べる。
と書くと、
「全部自分で何とかして、根性で頑張る職場?」
と思われるかもしれません。
それは違います。
大変なら、
「大変です。」
と言ってほしい。
分からなければ、調べた上で聞けばいい。
一人では難しければ、相談すればいい。
業務量がおかしいなら見直す。
人が足りないなら採用を考える。
仕組みで解決できるならDXする。
マニュアルで解決できるならマニュアルを変える。
個人の頑張りだけで解決し続けない。
これは私たち自身も、まだ改善している途中です。
「できる人が全部カバーすればいい。」
では、いつか続かなくなります。
だからこそ、
自分で考えることと、
チームに頼ること。
その両方が必要だと思っています。
結局、どんな人が向いている?
ここまでいろいろ書きましたが、
私が一緒に働きたいと思うのは、
最初から何でもできる人ではありません。
分からないことは、まず調べる。
調べても分からなければ、聞く。
自分なりの考えを持つ。
でも、独断では動かず共有する。
誰かが困っていたら、少し手を貸す。
失敗したら、早く伝える。
良いアイデアがあれば、理由と一緒に提案する。
変わることを、少し楽しめる。
そして忙しい時には、
「よし、みんなでやりますか。」
と一緒に走れる。
そんな人です。
言葉にすると、
「自分で考えて動ける。でも、一人で仕事をしない人。」
なのかもしれません。
「regeに向いていない」ことも、悪いことではありません。
これは最後に伝えておきたいです。
合う、合わないはあります。
決められた役割の中で専門性を深めたい人。
一つの仕事にじっくり集中したい人。
業務範囲が明確に決まっている方が働きやすい人。
一度決まった仕組みがあまり変わらない環境を好む人。
それも、立派な働き方です。
ただ、
今のregeとは少し違うかもしれません。
だから採用では、
私たちが応募者を選ぶだけではなく、
応募する方にもregeを選んでもらいたい
と思っています。
求人票だけを見て決めなくていい。
Wantedlyの記事だけを読んで決めなくていい。
ぜひ一度、見に来てください。
診療中の体育会系っぷりも(笑)。
スタッフ同士の会話も。
自分で考えて動いている様子も。
まだ整っていないところも。
そのまま見てもらって、
「ここ、なんか自分に合いそう。」
と思ってもらえたら嬉しいです。
逆に、
「ちょっと違うかも。」
でも大丈夫です。
採用する側と、働く側。
お互いに、
「ここで一緒に働けそう。」
と思えること。
それが一番大切だと思っています。
少しでも気になる方は、是非公式ラインまたはメッセージからご連絡お待ちしております