株式会社GEOTRA(ジオトラ)
KDDIのGPS位置情報と機械学習技術を掛け合わせ、生活者ひとりひとりの行動分析が可能な全く新しい人流データをご提供します。
https://www.geotra.jp/
こんにちは!いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は弊社のCSO(Chief Strategy Officer)・経営企画部長である山口さんのインタビューをお届けします。
公認会計士や経営コンサル、三井物産など多彩な経歴を経てきた山口さんが、スタートアップで描く次のビジョンを余すところなく語ってくれました。ぜひご覧ください!
山口 真吾(やまぐち しんご)です。
24年8月末よりGEOTRAの執行役員 CSO 経営企画部長を拝命しています。
お腹が気になるアラフィフ、二児の父です。
2001年に公認会計士としてビジネスキャリアを開始しました。様々な企業のビジネスに会計というレンズを通して触れられ、非常に面白かったです。
次はビジネスが新しく生まれる瞬間に積極的に関わりたいと思い、経営コンサルティング会社に転職しました。クライアントと議論を重ね、何をすべきか視界が開ける瞬間や、真剣勝負の末にクライアントから頂ける「ありがとう」にアドレナリンがドバドバ出る日々でした。
その後、いずれは自分自身も事業を行う側に、との思いから三井物産に転職し、世界各国で発電事業などのインフラ事業開発・管理に従事したのち、GEOTRAに参画しました。
CSO(Chief Strategy Officer)というと随分高尚なことをやってそうに見えますが、戦略、経営管理、経理、財務、税務、内部統制、人事、総務などなど……営業・マーケティングと技術以外の全てを拾う何でも屋です。
大企業にいてはなかなか携われないスタートアップ、しかもデータ・AIという最先端の領域に、KDDIという日本を代表するデジタル企業と共に切り込む事業に関われること、更には出向させてもらい事業の最先端、現場に身を置ける機会ということで物凄くワクワクしました。これは凄いチャンス、でも責任も大きいな、と感じました。
私は三井物産の中でもプロジェクト本部というインフラ事業の開発・管理を行う事業本部でのキャリアが長かったため、やはりいろいろな違いを感じます。
インフラ事業は社会的に影響が広く、ときに三井物産としての投資だけで百億円を超え、また事業所在国の当局や融資銀行、事業パートナーなどステイクホルダーも多様で合意形成も一筋縄ではいかない中、どうしても時間がかかりますし、慎重にバランスの取れた判断を行い合意形成する事が重要です。
一方でGEOTRAはこれまでに誰も見たことのないデータ・分析・シミュレーションやシステムをクライアントに届ける仕事であり、クライアントのニーズに対する感度を徹底的に高めつつ、我々自身も「これ面白いんじゃない?」とできそうなことを積極的にトライアンドエラーし、うまく行かなければ次へ次へととにかくスピード感を持って動くことが重要です。
こうやって言うと真反対のように聞こえますね。でも共通することも明確にあります。 どちらも事業・案件を担当するメンバーの「何としてもこの案件を実現するんだ」「クライアントに価値を届けるんだ」という強い気持ち、そのためにどうしたらいいかをどれだけ考えられたか、どれだけそれを行動に移せたかで、成功するかどうかが別れるという事です。
大企業の傘下にありつつも社内事業ではなく別法人であることで、様々なサポートを受けつつもかなりの自由度、ほどよい遠心力をもって活動できているな、と感じています。
営業や技術はもちろん、会社の組織や管理のあり方についても、相談すれば沢山のアドバイスや具体的な支援がありますが、でもそれを活用するかはGEOTRA次第、しかし、活用しようとしまいと、まだ吹けば飛ぶようなスタートアップである事を肝に銘じて、スピード感をもって、独立企業としての責任を持って成果につなげないといけない、という緊張感がいい刺激になっていると思います。
そうですね、漠然としてしまいますが、決めつけない、押し付けないように注意しているつもりです。どうしても私のものの見方や考え方は過去の経験に基づき、その多くは大企業のインフラ事業に最適化されているはずで、GEOTRAのケースではどうなのか、一度立ち止まって、人の意見も聞きながら判断している、つもりです。
うそをつけ、と思われるGEOTRAメンバーもいるかもしれませんので、この場を借りて勝手に謝っておきます(笑)。意識してるんです、ホントです。
着任する際にGEOTRAの皆さんが決められたMission/Vision/Valueを見た際に、Visionとして「全てのデータをActivateする」という言葉がありました。これ、私もすごく共感してるんですよね。しばらく忘れてましたが、私自身も経営コンサルティングを行う中で、データを活用することで初めて見えてくるものも確かにあるし、それによって会社は大きく変われる、と感じていたんです。
GEOTRAに来てまだ4か月程度ですが、GEOTRAは、位置情報を切り口に、今やっているようなまちづくりや防災、観光などの範囲にとどまらず、もっともっと広い範囲の様々なクライアントに、事業に対する新しい見方を提供し、意思決定やモニタリングのあり方を大きく変えられる可能性がある、そう感じています。
私はそういうGEOTRAの可能性をActivateしたい、と思います。
GEOTRAは小規模ながら優秀なチームが皆で力を合わせ、クライアントの真ん前で対峙しています。そしてお陰様でクライアントから沢山の高評価を頂き、本当にみるみるうちに成長できています。
自分の頑張りが、チームのみんなの頑張りが、こんなにはっきりと結果につながってきている、クライアントに認めてもらえる、それがダイレクトに実感できる、まだまだやれることがいっぱいある。もうやりがいのカタマリです。
だらだらとお話ししてしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。 GEOTRA面白いですよ! 皆さんのキャリア形成に際し、ぜひこんな会社もあるんだ、と心に留めて頂けると嬉しいです!
山口さん、ありがとうございました!
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