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ピッコマクルーインタビュー:ピッコマ事業部事業部長編


カカオピッコマには「ピッコマ事業部」という部署があり、ピッコマアプリやウェブの編成、イベントの企画、プロダクト企画を行っています。
今回はピッコマ事業部の事業部長であるPaulにインタビューを行いました!

これまでのキャリアを教えてください

新卒では携帯電話向けコンテンツ配信サービス会社に入社し、主に電子コミックサービスを担当していました。3年目くらいから電子コミックサービスの責任者として事業企画、出版社営業、プロダクト管理などサービスに関わる事はほぼ全て行なっていました。

小さい会社でサービス規模も大きくなかったので1人当たりの業務の幅がかなり広く、手を挙げれば色々なプロジェクトに参加できたため、新規事業の立ち上げに5つほど関わっていました。日の目を浴びなかったプロジェクトの方が多いですが、いくつかのサービス立ち上げを経験する事ができました。

2社目として、2017年4月にカカオジャパン(現カカオピッコマ)に入社しました。プロダクトアップデートと編成の両方を担当するポジションでしたが、前職での同僚に声をかけ、編成担当として入社してもらうことができたので、しばらくはプロダクトアップデートに集中して業務に取り組みました。
2020年9月にプラットフォームチームのチーム長に任命され、その後2021年8月にピッコマ事業部の部長代理、2022年1月からはピッコマ事業部の事業部長として、ピッコマAPP/WEBに関わる運営、プロダクトアップデート全般を管理しています。

カカオピッコマに入社したきっかけを教えてください

大きく3つあります。
1つ目はユーザーに「楽しんでもらえる」サービスに携わりたかったという理由です。
前職はいわゆるスリープユーザーを対象にしたサービスだったため、ダイレクトに反応を感じることのできるピッコマはとても魅力に感じました。

2つ目は自分自身もスキルアップでき、また、電子書籍業界〇番目というように上位のポジションを狙える会社で働きたいという理由です。
欲を言えば現時点は1位ではなく、今後の成長に期待ができ、将来「業界地図」に載るような会社で働きたいと考えました。

最後に、マンガがとにかく好きなので、絶対に電子書籍を扱っているサービスに入りたかったというのが3つ目の理由です。

最終面接では金在龍代表が面接官をして下さいました。当時、ほかの電子マンガサービスに比べて「ピッコマ」のリリースは後発でしたし、売り上げとしてもそこまで大きいものではなかったのですが、代表はその時の面接で「必ずNo.1になる」と語っていました。

ピッコマはサービスの柱が一つしかないと言われることもありますが、一つに注力するからこそNo.1を目指せるんだとその当時から話していて、2020年に本当にその通りNo.1を実現しました。そして今に至るまで「ピッコマ」のサービスが成長していることに大きなやりがいと喜びを感じます。


カカオピッコマの魅力は何だと思いますか?

サービス観点でいうと、業界1位のサービスであり、1つ1つの施策が与える影響が大きいためやりがいを感じることができる点と、現在進行形で成長しているサービスなので、自分が行った施策の効果でサービスが成長している事に喜びを感じられる点も魅力だと思います。
また、色々な事に挑戦ができ、失敗した事で責められることは決してありません。その結果から何を得たか、次にどう活かすかが重要だという価値観が根幹にある組織だと思います。

福利厚生に言及すると、
・3年勤続で1ヶ月の休暇とボーナスが支給されるリフレッシュ休暇
・調高デスクやアーロンチェアが全社で導入されていること
・飲み物、お菓子が食べ放題
・成長支援金など社員の成長を支援する制度
・毎月1人5,000円社内交流用の費用があること
などユニークで社員の働きやすさや成長を考える制度があることも魅力だと思います。



ピッコマ事業部独自の取り組みなどはありますか?

事業部内で定めている行動指針がありますので、ご紹介したいと思います。

①ユーザーファースト

  • 運営、イベント、編成、プロダクトすべてにおいてユーザーを第一優先として考え行動する。
  • 判断に迷った場合、「ユーザーにとっての最善は何か」を考え行動する。
  • 競合他社にも注意は払うが、何よりもユーザーを中心に考える。

②高速PDCA

  • 高い水準を追求するが、それ以上にスピードを意識する。
  • 多くの意思決定や行動はやり直すことができる。計画に時間をかけ過ぎるより、結果(データ)に基づいて改善していく事を志す。
  • ほとんどのアクションは、70%の情報量で決断するべき。90%まで待っていたら、遅すぎる。

③長期的思考

  • 常に長期的な思考に基づいて行動する。
  • 短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしない。ただし、これは短期的な結果を追い求めることを否定する訳ではない。

④オーナーシップ

  • オーナー視点で考え、行動する。
  • 自分のチームのためではなく、会社(ピッコマ)全体のために行動する。
  • 「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしない。

⑤結果を出す

  • 重要な指標にフォーカスし、目標を達成する。
  • 上記4項目を意識した上で、どうすれば結果を出せるか考え行動する。
  • データ(数値的根拠)を重視して、Sales, KPI(RU, PRU, ARPPU)を達成する。

この指針を作った背景としては、サービスの成長に伴って新しいメンバーが増えていく中で、ピッコマ事業部として何を意識し、何を大事するかということを一人一人が認識しながら業務にあたってほしいと考えたためです。
ただ伝えるだけでは浸透させることは難しいため、期初の目標設定の際や評価時にも組み込み、メンバー毎に意識してほしい部分については個別にフィードバックをするようにしています。

趣味や習慣、リフレッシュ方法があれば教えて下さい

ビジネス書を定期的に読んでいます。有名企業のノウハウなどを学ぶことができる本を好んで読んでいて「アマゾンの最強の働き方──Working Backwards 」という本はその中でも何度も読み返し、仕事にも活かせる一冊だと思います。先程の事業部行動指針についてもこの本から多大なる影響を受けています。

また、趣味と実益を兼ねて株式運用もしていますが、異なる業界の決算資料を見るのも仕事に活きるので楽しいですね。
何よりも昨年娘が生まれたので娘と遊んだり、休日に家族と過ごす時間がリフレッシュになっています。

最後にメッセージをお願いします

ピッコマ事業部では、バックグラウンドが違う方をあえて採用するようにしており、とても個性的なチームだと思います。何故そうしているかと言うと、経験した業界によって出てくる企画などのアウトプットが変わってくるためです。
ピッコマを今以上に成長させていくためには、今までにない観点を持ち同じ目標に進んでいける方の力が必要だと考えます。電子書籍業界だけではなく、違う業界の方からも積極的に応募をいただけると嬉しいです。

ーインタビューありがとうございました!
サービスの成長に伴うやりがいや、ピッコマ事業部で大切にしている方針や価値観など、とてもいろいろなお話を伺うことができました。

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