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【システム開発事業部にインタビュー】 お客様に寄り添い、課題解決に直結するシステムをつくる

2023年に、イーバリューで新たに立ち上がったシステム開発事業。環境コンサルティング事業を展開してきたイーバリューがなぜシステムをつくることに至ったのか?事業部メンバーがどんな想いを抱いて開発を行い、今後どのように事業展開していくのか?など、様々な観点から紹介します。

プロジェクトメンバーとそれぞれの役割

システム開発事業立ち上げの背景

これまでイーバリューは、お客様からいただいたご相談やお声を基に、様々なサービスを開発してきました。それによって、環境・廃棄物業界だけでなく、社員教育事業や人材サービス事業へと展開してきています。そのような中で業界問わず、お客様から「自社で使っているシステムが使いづらい」「こんな機能があったらいいのに」というお話をお伺いする機会が多く、なんとか自社でも応えられないかと考えていました。

2022年、人材サービス事業で利用するアプリを自社で開発。その経験を経ることで、今まで応えることが難しかったお悩みにも対応できると確信し、システム開発事業部を発足しました。現在、世の中には様々なシステムがありますが、どこか自社に合わなかったり、使いづらさを感じたりすることが多くあります。コンサルティングサービスを提供してきた私たちだからこそ、お客様に寄り添い、課題解決に直結するようなシステムをつくることができると考えています。

ここからは、システム開発事業部のメンバーに、実際にどのような業務を行なっているのか?どんな想いで開発をしているのか?などチームの現状に迫ります。

お客様が期待する以上のものを提供して、満足していただきたい

システム開発チームは、具体的にどのような業務をしていますか?

宮田:現在の業務は、お客様からの開発依頼と、社内からの依頼の2つですね。お客様からの依頼については、いただいた相談内容に合わせて1からシステムをつくっています。

社内から依頼されるものは、例えば経理などの社内業務を効率化するものや、新しいサービスにつなげるシステムをつくることが多いですね。

どんな想いでサービスを提供していますか?

宮田:イーバリューに相談してくださっているからには、うちに依頼してよかったと思ってもらいたいですね。だからこそ、丁寧にヒアリングを行ったうえで、何を本当に欲しいのか?と真のニーズを理解することを心がけています。

システムの制作依頼の多くは、問題はあるけれど、どうにかシステムで解決できないか?といったものです。だからこそ、お客様の事情を把握し、お客様の目線になって何が最善の解決策なのかを考えることを大事にしていますね。

実際につくっていて、依頼にはないけれど、実務を考えるとこんな機能も必要になりそうといったものを先回りして提案することもあります。先日、お客様に試作品を確認していただいたときに、「最高ですね!」という言葉をもらったのは嬉しかったですね。

加えて、スピード感は大切にしていますね。当たり前ではありますが、品質とスピードともに、お客様が期待する以上のものを提供して、満足いただきたいと思っています。

2023年から事業部としてスタート。どんな心境ですか?

宮田:事業部になってから大きく変わったこととして、会社の一事業として目指す方向が明確になりましたね。

現在は「システム事業部として売上1億円をめざす」という目標を掲げています。システムは、一度つくってしまえば半永久的に使ってもらえるものなので、会社の売上にも大きく貢献できるところがワクワクします。

社内の目標としては、システム事業部が10プレ計画(2027年までに10人の社長と10の会社をつくる中期経営計画)の柱になることです。新しいサービスや事業を始める際にも、システムありきでサービスを考えることができるようになったと思います。そう考えると、システム開発事業は、今後イーバリューの様々な事業に交わる可能性がありますし、システム開発がないと成り立たないくらいに成長させていきたいですね。

依頼者とイメージをすり合わせる
そのためのコミュニケーションを大事にする

リーダーの業務と役割を教えてください

宮田:業務の内容としては、メンバーの育成と、僕自身が進めているシステム開発業務ですね。現在は、スマホアプリの制作や、お客様からご依頼いただいているシステムの開発とそれに関するオンラインでの打ち合わせなどを行っています。

役割としては、チームメンバーにシステム開発自体が楽しいと思ってもらう関わりや、新しい技術を学び続けてメンバーに伝えることを大切にしています。

僕が具体的に行なっていることは2つ。一つは、メンバーとコミュニケーションをたくさん取ることです。業務でももちろんですが、業務以外のことでも「最近どう?」とか「何が難しい?」とか、とにかく声をかけることを意識しています。

もう一つは「リーダーは倍学び、倍動くこと」。そもそも、リーダーが目標に向かうための努力をしなかったら、メンバーも「あの人は全くやっていないのに…」と熱量の無さを感じさせてしまうと思うんです。実際に、メンバーの誰よりも多くシステム開発に関する勉強時間を確保することを続けていますね。

チームとしての課題は?

これは今後しっかりやっていかないといけないと思っているのが、事業部リーダーとして社内で進んでいる開発案件に対しても、他プロジェクトとのコミュニケーションを密に取ることです。

社内の依頼を進めているなかで、依頼者のイメージと、僕たちのイメージが合致していないことがあったんです。当時は、社内だから大丈夫だろうという気持ちもあったんだと思います。ですが、一度ズレたものをつくってしまうと、つくり直すにはかなり労力が必要で…。実際に、再度ヒアリングをして、システムを組み直すのはなかなか大変で、チームとしては結構な痛手でした。この一件から社内社外関係なく、できるだけコミュニケーションを取ってイメージを擦り合わせる必要があると学びましたね。

メンバーの役割や仕事をおしえてください

奥村:今は社内からの依頼に取り組んでいて、新サービスのシステム開発を担当しています。その他は、宮田さんと一緒にお客様のオンラインミーティングに同席したり、お客様から依頼いただいたシステムの機能を考えたり、要件定義のチェック等を行っています。

私はチームの中でも細かいチェックが得意なので、抜け漏れがないかを確認して「ここは大丈夫ですか?」と伝えることは意識しています。メンバーそれぞれの得意分野が違いますし、宮田さんもそれを把握して依頼してくださるので、任されたことは「私がしっかりやらないと!」と思いますね。

実際につくりながらプログラミングを勉強しています

もともと、みなさんは入社までプログラミング未経験とのことですが、どのように学び知識をつけたのですか?

宍戸:もともと別業務を行っていたのですが、声をかけていただきシステム開発チームに入ることに。半年ほど勉強をしたあと、すぐに社内の業務を効率化するための開発業務を任せていただきました。最初はサポートしてもらいながら開発を行い、力がついてくると一人で進めるようになりましたね。

稲葉:僕はエンジニア採用枠で内定をいただいたんです。なので、入社時から業務ができるように内定者時代から、システム開発の勉強や会社から提示される課題に取り組んでいました。

その他には、自分がつくってみたいシステムを考えていましたね。どんな機能が必要なのか?といったことから考え、実際につくりながらプログラミングを勉強していました。

一人ひとりが自分事として仕事をしている

チームのコミュニケーションや雰囲気は?

奥村:いい意味でフラットだと思います。例えば、後輩に「今、この機能の開発が難しいんだよね。」とラフに相談したりすることもありますね。それから、リーダーの宮田さんがみんなでシステムをつくろうという方針なので、自分の考えていることや案件の情報をメンバーに必ず共有してくださるんです。なので、一人ひとり自分事感をもって仕事ができていると思いますね。また、業務以外で話すことも多いのですが、そういった場で自分の想いを知ってもらい、相手のことも知るからこそ、自分のチームだというホーム感があります!

宍戸:業務中のコミュニケーションがめちゃくちゃ多いですね。雑談の中で、こんな風に開発が進んでいますよという報告から、チームで今後エンジニアブログをつくりませんか?という話まで幅広いです(笑)なので「情報共有しなければ」と意識しなくても、自然とお互いの状況を知っていますね。

得意領域を活かした無敵のチームをつくりたい

チームの今後の展望を教えてください

宮田:全員の得意領域を活かした、無敵のチームをつくりたいですね。

「システム事業部で売上1億円」という目標は、僕ひとりじゃ到底到達できないと思います。たとえ僕が10人いたとしても、得意・不得意が全員同じだから全然いいチームにはならないと思います。

メンバーの長所をできるだけ伸ばしてあげたいという想いが強くあります。僕が何も言わずとも、自主的に勉強を頑張っている姿や業務に真剣に取り組んでいる様子をみると、それぞれの輝く場所をつくっていきたいと思います。

僕個人の想いとしては、みんながやりたいことを極めていった先に「いつの間にかチームで一億円達成していたね!」となるのが理想ですね。

環境業界のDX化を促進していく存在に

事業部としての将来をどのように考えていますか?

宮田:環境業界のDX化やシステム化が進んでいないという現状を、イーバリューが解決していきたいです。

お客様から「長年エクセルでなんとかしてきたけど手間が掛かっている」「会社事情によって汎用的なシステムが使えない」そういったお声をよくお伺いします。

僕たちは、環境コンサルティング事業で培った知識やノウハウがあります。自分たちのリソースをフルに活用し、お客様の現状を理解したうえで、本当に必要なものを提案することができると思っています。そうすることで、業界全体のDX化を加速させていきたいですね。

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