今回は、日本ヒュウマップの代表取締役社長である川野創平氏に、会社のビジョン、事業戦略、そして若手社員への期待について深く掘り下げてインタビューを行いました。川野社長の飾らない言葉から、日本ヒュウマップの魅力と、そこで働くことのやりがいを感じ取っていただければ幸いです。
1. 社長自身の物語
なぜパチンコ業界、そして日本ヒュウマップへ?
私がダイナムグループに新卒で入社したのは30年前のことです。当時は就職氷河期で、パチンコ業界への就職は珍しい選択でした。
しかし、当時のダイナムが掲げていた「パチンコを通じてチェーンストア企業を目指す」という革新的なビジョンに強く惹かれました。世の中にない価値を創り出すという佐藤洋治氏(当時の社長)の熱い想いを聞き、「これなら世の中のパチンコに対するイメージを変えられるかもしれない」と直感し、入社を決意しました。
私自身、「人がやっていないことをやる」のが好きで、新しい価値を生み出す仕事に魅力を感じていたため、この挑戦的なビジョンに共感し、今日まで歩んできました。日本ヒュウマップへは3年前に社長として就任しましたが、ダイナムグループで飲食・清掃事業に携わってきた経験から、会社への理解度は高く、まさに共に成長してきた会社の社長を務めるという感覚でした。
社長就任後の挑戦と変革
社長就任当初、日本ヒュウマップはコロナ禍の影響もあり、非常に厳しい状況にありました。社員の皆さんも不安を抱え、自信を失っている状態でした。
当時の組織はトップダウンの色が濃く、ダイナムグループへの依存度も高かったため、まずはこの状況を変える必要がありました。私は「挑戦をポジティブに捉える文化」を醸成するため、自ら率先して行動を起こしました。例えば、「肉ラー油そば」という新業態に挑戦しましたが、結果的には赤字という失敗に終わりました。
しかし、この失敗を隠さず社員に共有し、「失敗してもいいから挑戦しよう」というメッセージを伝えました。この経験がきっかけとなり、社員からは「これもやっていいですか?」といった積極的な意見や提案が増え、組織全体に「自分たちで考え、行動する」という主体性が芽生え始めました。
また、ダイナムグループの基準に合わせたホワイト化を推進し、従来のグレーな独自ルールをなくすことで、社員が自信を持って働ける環境づくりに尽力しました。今では、社外からも高い評価を受ける品質管理力とコミュニケーション力を持ち、「意外と俺たちすごいじゃん」と社員が自信を持てる組織へと変革を遂げつつあります。
社長の素顔に迫る
私の座右の銘は三つあります。
一つ目は「知恵と工夫はタダ」です。パチンコ店の店長時代、お金を使わずに集客する方法を考えることで、売上と利益の両立を実現しました。お金をかけるだけでは長続きしない。知恵と工夫で同じ効果が得られれば、それは大きな差別化になります。
二つ目は「違和感を大切に」です。直感は正しいことが多いと私は考えています。理由が分からなくても、何か引っかかることがあれば、それは何かが間違っているサインかもしれません。その違和感を論理的に掘り下げて考えることで、正しい答えにたどり着くことができます。三つ目は「現状維持は衰退を意味する」です。これはダイエーの中内氏の言葉ですが、25年間常に意識し、成長をイメージして仕事に取り組んでいます。
趣味は妻とのスポーツ観戦(特にラグビー)や散歩です。最近では妻に誘われてSnow Manのコンサートに福岡まで行くこともありました。自分の性格を一言で表すなら、「ダメなところも隠さない、いじられやすい」でしょうか。
裏表がなく、弱い自分もさらけ出すことで、社員との距離を近く保つことを意識しています。話すのが好きなので、社員の皆と積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
2. 会社の未来と求める仲間
日本ヒュウマップが目指す未来とは?
日本ヒュウマップは「5年後100億」という売上目標を掲げています。
現在約60億円の売上を、今後5年間で40億円成長させるという大きな挑戦です。この目標達成のために、清掃事業と飲食事業の二つの柱で外販を拡大していきます。
清掃事業では、パチンコホール以外の施設へのサービス展開に注力しており、3年で売上を5倍に成長させました。今後3年で10億円規模を目指し、全国管理体制と品質保証を強みに、地域密着型の清掃会社との差別化を図ります。
飲食事業では、昨年からパチンコホール以外の飲食施設へのサービス提供を開始し、1年で7箇所、4月時点で10箇所に拡大しました。ダイナムグループで培った商品力と管理力を活かし、コロナ禍で閉店した飲食店の再開ニーズに応えています。
さらに、新規事業としてフランチャイズ展開やショッピングモール向けの業態開発、M&Aによる技術・企業の取り込みも積極的に検討しています。自分たちが培ってきた技術を外に売り出すと同時に、M&Aも活用して会社の領域を広げていくことで、持続的な成長を目指します。
どんな仲間と働きたいですか?
私が日本ヒュウマップで一緒に働きたいと考えるのは、「困難を楽しめる人」です。
仕事には辛いことや大変なこともたくさんありますが、愚痴を言っても最終的にはそれを乗り越えようとする前向きな姿勢を持つ人が理想です。私自身の経験から、困難から逃げると状況は悪化するばかりだと学びました。目の前の小さな困難から目を背けず、一つずつ正面から向き合い、解決していく力は、仕事において非常に重要だと考えています。最終面接では、特に以下の2つのポイントを見ています。
1. 人に好かれるか、嫌われないか:現場のマネージャーは50代~70代のベテランから若手まで、幅広い年齢層の人々と協力して仕事を進めます。また、多くのお客様と接する機会も多いため、周囲から好かれ、信頼される人柄は不可欠です。嫌われる言動や性格では、本人も辛い思いをすることになります。
2. 困難を乗り越える力、ストレス耐性:私たちの仕事では、予期せぬトラブルが頻繁に発生します。上司や先輩に相談することも大切ですが、最終的には自分で解決しようとする責任感を持ち、周囲の助けやリソースをうまく活用しながら、困難を乗り越えていける力が必要です。ストレスに強く、前向きに問題解決に取り組める方を求めています。
日本ヒュウマップには「試しに来る」学生や、個性的な価値観を持つ学生が多く集まります。私たちは、そうした多様な個性が会社の強みになると考えています。型にはまらない発想や行動力を持つ方との出会いを期待しています。
若手への期待と成長環境
日本ヒュウマップでは、若手社員の成長に非常に力を入れています。
私自身が採用に参加し、一人ひとりの特徴を把握するように努めています。日本ヒュウマップを選んでくれたからには、必ず成長させていかなければならないという強い責任感を持っています。
特に、30代の人材が不足している現状を鑑み、若手には積極的に様々な経験を積ませる方針です。例えば、ショッピングモール向けの新規業態開発のリーダーには、入社4年目の26歳を2名抜擢しました。もちろんベテラン社員がサポートしますが、若手のうちから裁量権を与え、挑戦する機会を提供しています。
キャリアパスとしては、まず現場で経験を積んだ後、本人の希望や適性に応じて経営企画部などへの配置転換も柔軟に行っています。現場の視点を持つことは、お客様を知り、ビジネスを理解する上で不可欠だからです。現場経験の後に本部で戦略的な業務に携わり、再び現場に戻って経験を深める、といったローテーションも想定しています。
私は人が一番育つのは「経験」だと考えています。若いうちから多様な経験を積むことで、不足している知識を自ら学び、新しい人との出会いを通じて成長していく。そうした経験が、その人のキャリアを形成する上で最も重要な原動力となると信じています。私自身がダイナムグループで得た教育や経験を、今度は日本ヒュウマップの若手社員に還元していきたいという強い思いがあります。
3. 最後に
日本ヒュウマップは、常に変化と挑戦を恐れず、新しい価値を創造し続ける会社です。私たちは、知恵と工夫を凝らし、正しいやり方で困難を乗り越え、成長し続ける組織を目指しています。もしあなたが、現状維持ではなく、常に前向きに挑戦し、自らの手で未来を切り拓いていきたいと考えるなら、ぜひ私たちの仲間になってください。日本ヒュウマップで、あなたの可能性を最大限に広げ、共に新たな歴史を創っていきましょう。