みなさんは、「なぜその仕事を選んだのか」を、改めて言葉にしたことはありますか。
私自身、その問いに向き合い続けた末に、APEXという会社に辿り着きました。
はじめまして。
2025年10月より Tour Coordinator としてAPEXに入社しました、谷と申します。
初回となる今回は、
「なぜ私がAPEXへ入社したのか」 についてお話ししたいと思います。
現在は入社後研修の一環として、以下の海外拠点で業務と生活を経験しています。
- 2025年10月:マレーシア・クアラルンプール
- 2025年11〜12月:ベトナム・ハノイ
- 2026年1〜3月:カンボジア・シェムリアップ/プノンペン(予定)
現在はクアラルンプールを経てハノイに滞在し、現地での暮らしにも少しずつ慣れてきたところです。
「ハノイが感じられる一枚」
1. これまでのキャリア
〜商社 → ホテル → OTA〜
新卒時、私が志望していた業界は
「サッカー」「旅行」「商社」 の3つでした。
サッカーと旅行は、人生観を大きく変えてくれた存在。
商社には、「グローバルに活躍したい」「ゼネラリストとして成長したい」という思いがありました。
しかしコロナ禍の影響で、サッカー業界・旅行業界はいずれも厳しい状況に。
結果として、非鉄金属を扱う専門商社へ入社し、EV(電気自動車)向け部材を扱う営業としてキャリアをスタートしました。
数億円規模の在庫管理や、自動車業界特有の商習慣を通じて、
仕事として責任を持つこと、そして数字で考える姿勢を徹底的に学びました。
その後、星野リゾート(星のや京都)からスカウトを受け、
念願だった旅行業界へ挑戦しますが、理想と現実のギャップから短期間で退職することに。
当時は挫折に感じましたが、
「自分は旅行のどんな部分に関わりたいのか」を深く考える、大きな転機となりました。
2. OTAで感じた違和感
〜「顔が見えない仕事」〜
その後ご縁があり、マレーシア・クアラルンプールにて、
香港資本の旅行会社 Klook に入社。約2年間勤務しました。
※OTA(Online Travel Agent)とは、インターネット上で宿泊予約や旅行関連サービスを仲介するオンライン旅行代理店のことです。
日本語対応のカスタマーサポートとして働く中で、
グローバル環境での仕事や、多国籍なチームで働く面白さと大変さを実感しました。
一方で、次第に感じるようになったのが、
「お客様の顔が見えない」 という違和感です。
OTAは便利で合理的な反面、
お客様の感情に触れられるのは、テキストやフィードバックを通してのみでした。
「実際に旅をしている瞬間、お客様は何を感じているのだろう」
「その場に寄り添うことはできないのだろうか」
そうした問いが、次の一歩を考える原点になっていきました。
3. なぜAPEXだったのか
その違和感を解消する答えとして辿り着いたのが、
オフラインで人に寄り添う旅行でした。
WantedlyでAPEXの求人を見つけ、話を重ねる中で教育旅行への取り組みを知ったとき、
自分自身が海外経験を通じて価値観を大きく揺さぶられた記憶と重なりました。
「旅は、ただ楽しいだけのものではなく、
人の考え方や人生の選択に影響を与える力を持っている」
そう実感してきた自分にとって、
その“きっかけ”をつくる側に回れることは、大きな意味がありました。
その機会づくりに関われること。
そして、現地でお客様の表情を見ながら仕事ができること。
それが、APEXを選んだ理由でした。
4. これから目指したい姿
海外拠点での研修を通じて、
「観光する視点」と「暮らす視点」は大きく異なると実感しています。
限られた時間で旅をするお客様にとって、
一つひとつの体験、一瞬一瞬が、その旅全体の印象を形づくります。
安心・安全を守ることはもちろん、
その旅が持つ価値を最大限に引き出すこと。
これまでの、
・商社で培ったビジネスの基礎
・OTAでのオンライン対応の経験
・海外での生活・研修経験
それらを掛け合わせながら、
「お客様がその旅に来た意味」を最大化できる存在でありたいと考えています。
一見遠回りに見える経験も、すべてが今につながっています。
「自分だからこそできること」を問い続けながら、
旅に寄り添う仕事を続けていきたいと思います。
5. 最後に
一見すると、OTAという「便利で、旅の主流になりつつある世界」から、
オフラインの旅行会社へ転職することは、時代に逆行しているように聞こえるかもしれません。
しかし実際には、OTAとオフラインの旅行会社には、
それぞれ明確な得意分野と役割があります。
例えば、修学旅行や社員旅行といった大型の団体旅行は、
現在でも個人手配だけで完結させることには限界があり、
オフラインの旅行会社だからこそ提供できる価値があります。
一方で、インターネットに慣れた層の個人旅行においては、
利便性や価格面でOTAが非常に優れた選択肢であることも間違いありません。
だからこそ私は、「どちらが正しいか」ではなく、
それぞれの強みを理解したうえで、旅に本当に必要な形を選ぶことが重要だと考えています。
現在の仕事では、
お客様が現地で何を感じ、何を求めているのかに、より近い距離で触れることができています。
その一つひとつの瞬間に向き合えることに、大きなやりがいを感じています。
今後も各海外拠点での経験を通じて、
国や地域ごとの違い、そして APEXだからこそ提供できる旅の価値 を、
現場から学び続けていきたいと思います。
次回予告
次回以降の3回では、
マレーシア・ベトナム・カンボジアの各拠点における、
実際の仕事の様子や現地での暮らしを中心に発信していく予定です。
それぞれの国で感じた違いや学びを、
等身大の視点でお伝えできればと思います。