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伝統的チャ樹栽培「ミアン林」

タイ紅茶の魅力その2

タイ北部山地には森林を利用しながら古代から維持されているチャ樹栽培があります。
収穫された茶葉は発酵茶「ミアン(miang)」と呼ばれる噛み茶に用いられ、
食後や来客時に食したり、冠婚葬祭を含む宗教儀礼にはミアンが供されます。
林内茶園は「ミアン林」と呼ばれており、その地域周辺には、森林資源を利用し、
ミアンを生産する村が点在しています。

ミアンは、森を利用しながら自然環境の中で育つため丈夫で、
昆虫や寄生虫に対する自然な防御力を備えています。そのため、化学的に合成された肥料や
農薬を使用する必要がなく、環境にもやさしい栽培方法で生産することができます。

昨今の急激な社会変化に、生活様式の変化から、ミアンの需要は減少しており
茶生産物を紅茶や緑茶へ転換する動きが見られます。
そんな歴史とこだわりのあるタイの紅茶を多くの人々に知って欲しいと、
ピヤニは2018年から日本で活動をはじめました。
タイの現地を訪れ、厳選した茶葉のみを独自にブレンドした紅茶を開発しています。
風味豊かなタイの紅茶を是非お楽しみください。

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