こんにちは、NOGIC採用責任者の疋田です。
今回お話を聞いたのは、チーフディレクターの藤井小雪さん。企画・台本制作からチャンネルの改善提案まで幅広く担当し、今では自身の案件だけでなく、新人やメンバーを抱えるチームの育成にも関わっています。
担当チャンネルでは、直近2ヶ月で2本の動画が100万再生を突破。うち1本は、公開から約3週間で100万再生に到達しました。
……と、ここまで聞くと「もともと優秀な人だったんでしょ」で終わってしまいそうなのですが、藤井さんがNOGICに入社したのは3ヶ月前。前職はテレビ制作の現場でADをしていました。
なぜテレビ業界を離れ、なぜNOGICを選び、どうして3ヶ月でリーダーになれたのか。じっくり聞いてきました。
目次
ー「何を言ったか」より「何年目か」が大きい世界だった
疋田:まずは前職について聞かせてください。NOGICに入る前は、テレビの現場にいたんですよね。
藤井:はい。テレビ番組のADを4年と、アイドルのマネージャーを1年やっていました。AD時代は、けっこう大きな番組にも入らせてもらって。有名な演出家さんや放送作家さんと一緒に働く機会も多かったんです。
疋田:一流の方たちと現場を共にする経験は、なかなかできないですよね。
藤井:そうなんです。それ自体はすごく刺激的で、面白かったです。第一線の人たちの仕事の進め方を間近で見られるのは貴重でした。チーフADとして後輩ADのマネジメントもしていたので、映像制作の基礎だけじゃなくて、現場を回す経験も積めました。
疋田:話を聞くと充実していそうですが……辞めようと思ったのはなぜだったんですか?
藤井:だんだん違和感が出てきたんですよね。一番大きかったのが、年次で評価される空気でした。「何を言っているか」より「業界歴が何年か」のほうが重視される。自己紹介も「何年目ですか?」から始まるくらいで。
疋田:いわゆる年功序列の空気感だったんですね。
藤井:はい。実力や成果を出しても、それがすぐに裁量やポジションにつながるわけじゃなかったんです。企画を考える機会も限られていて……3年間で自分の企画が通ったのは一度きり。しかも経験を積むほど日々の業務量が増えていくので、そもそも企画を考える時間が取れなくなっていって。
疋田:業務内容が嫌い、というわけではなかったんですね。
藤井:はい、そこははっきりしていて。仕事自体は嫌いじゃなかったんです。ただ「この環境でこの先ディレクターやAPを目指したいか?」と自分に聞いたとき、答えが違ったんですよね。それで、これまでの映像制作の経験を、別の"伸びている市場"で活かせないかと考えはじめました。
AD時代の藤井さん
ー媒体が変わっても、培ったものは絶対に活きると思った
疋田:転職先としてSNS・YouTubeに目を向けたのは、どうしてだったんですか?
藤井:テレビ制作で、スタジオ収録もロケも情報番組も構成も撮影現場も、一通り経験していたんです。だから「媒体がテレビからYouTubeに変わっても、映像制作の基本スキルは絶対に活かせる」という感覚がありました。
藤井:あと、もともとSNSマーケティングにも興味があって。「どういうコンテンツが伸びるのか」を、テレビ時代やアイドルマネージャー時代から自然と考えていたんですよね。だったら、いま伸びている場所で試してみたいなと。
疋田:そのタイミングでNOGICからスカウトが届いた、と。正直、決め手はなんだったんでしょうか?
藤井:3つあります。まず、テレビ業界出身の人が社内に多くて、自分の経験を活かしやすそうだったこと。次に、年功序列じゃなくて、自分から動く人に機会が回ってきそうだったこと。そして、会社そのものが伸びていること。
疋田:「成長意欲がある人に機会が回る」というのは、まさに前職で感じていた違和感の裏返しですね。
藤井:そうなんです。"待っていれば順番が回ってくる"んじゃなくて、"動いた人にチャンスが渡る"。その空気が、自分が求めているものにいちばん近いと感じました。
ー「任せるけど、放置はしない」環境だった
疋田:入社してみて、最初に驚いたことはありましたか?
藤井:研修が1ヶ月あったことです(笑)。テレビ制作会社やアイドルマネージャー時代は、入社したらすぐ現場で、基本は"現場で覚える"スタイルだったので。NOGICは入社後にちゃんと研修期間があって、案件を担当する準備をしてから現場に入れたんです。
疋田:では、じっくり慣らしてから……という感じですか?
藤井:いえ、それが逆で。任せるスピードはむしろ早いんです。研修が終わったら、早い段階から案件を担当できるし、自分から仕事を巻き取っていくこともできる。しかも困ったときは上司にすぐ相談できるので、放り出される感じがまったくない。
疋田:「任せる」と「放置」って、紙一重になりがちですよね。
藤井:まさにそこが違って。「任せるけれど、放置はしない」環境なんです。裁量はあるのに、ひとりで抱え込まなくていい。この安心感は大きかったです。
入社3ヶ月でリーダーへ。「仕事を奪う」つもりで動いていた
疋田:ここが一番聞きたいところなんですが、入社3ヶ月でリーダーって正直かなり早いです。何が要因だったんですか?
藤井:「成長環境があったから」だけじゃないと思っていて、与えられた機会に対して、自分がどう動いたかのほうが大きかった気がします。
疋田:なるほど。まず、テレビ時代の経験はどう活きたんでしょうか?
藤井:担当したのが、ただ出演者が話すだけじゃなくて、ディレクター自身が現場で質問を投げて、その人の魅力や知識を引き出していくタイプの企画だったんです。テレビでずっとやってきた「出演者から面白い話を引き出して映像にする力」がそのまま活きるんですよね。
疋田:前職の経験が、遠回りじゃなくて直接の武器になった。
藤井:そうなんです。「テレビ時代にこういうことをやってきたので、この経験なら自分が活かせそうです」と相談したら、すぐに担当を任せてもらえて。あの手応えは大きかったです。
疋田:でも、任された案件をこなすだけじゃなかったんですよね。
藤井:はい。テレビの現場では企画を考える機会がなかなか回ってこなかったので、ここでは"待たずに自分から取りにいこう"と最初から決めていたんです。担当範囲の外にも手を挙げて、企画提案やチャンネルの改善案を持ち込んで。周りの仕事を"奪う"くらいの気持ちで動いていました。
疋田:その動き方が許される、というより歓迎される環境だった。
藤井:まさに。手を挙げれば任せてもらえるし、詰まったら相談できる。「動いた分だけ返ってくる」って実感が、次の行動につながっていった感じです。
疋田:そして、数字にもはっきり表れたみたいですね。
藤井:はい。担当チャンネルで、2ヶ月で2本100万再生を超えました👏。1本は公開から3週間くらいで100万に届きました。数字を出せたことに加えて、自分から仕事を取りにいく姿勢とか、後輩を巻き込みながら現場を回すところを見てもらえて、リーダーに上げてもらえたんだと思います。
疋田:いまはメンバーの育成にも関わっていますよね。
藤井:はい。テレビ時代にチーフADとして後輩を見ていた経験が、ここでも活きています。自分が伸びるだけじゃなくて、"チームで伸びる"面白さを感じられるようになりました。
会議の風景
ー「いつか任せる」ではなく、「今、任せる」
疋田:改めて、NOGICでのこの数ヶ月をひと言でいうと?
藤井:「行動を見てもらえる場所」ですね。テレビの世界では"何年目か"が先に来ました。でもNOGICは"何をやったか""何をやろうとしているか"を見てくれる。だから動けば動くほどチャンスが増えていくんです。
疋田:これから挑戦したいことはありますか?
藤井:まずは担当チャンネルをもっと伸ばすこと。それから、自分がしてもらったみたいに、新しく入ったメンバーが早く力を発揮できる環境をつくっていきたいです。"順番待ち"をしなくていいチームを、自分の手で広げていけたら良いと考えています。
ー こんな人と一緒に働きたい
疋田:最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
藤井:「もっとできるはずなのに、機会が回ってこない」——そう感じている制作経験者や成長意欲がある方に、ぜひ来てほしいです。媒体が変わっても、これまで培ってきたものは必ず活きます。ここは年次じゃなくて行動で評価される場所なので、自分から動ける人にとって、こんなに面白い環境はないと思います。
疋田:ありがとうございました!