こんにちは!F&Vの人事の千村です!
過去最速で梅雨が明け、いよいよ夏本番になりつつあることに喜んでいます。(夏生まれなのでこの数か月間はイキイキしてると思います☀)
前回のストーリーでもご紹介した新メンバーの沖野さん にインタビューをしました!
前編・後編に分けて投稿していきます!
サッカーが人生の全てだった
沖野)
はじめまして!6月からF&Vに入社しました沖野るせりです!
北海道出身で、高校卒業後にサッカー選手として活動していました。
性格はこれと決めたらとことんやる性格です(頑固!笑)
あとは人見知りします・・・😅
よろしくお願いします🙇
千村)
よろしくお願いします!
6月1日に入社しましたが、スポーツコンバインの出張などで沖野さんが忙しすぎて、ちゃんと話すのは 今日が初めてですね。笑
色々と興味津々なのですが、まずサッカーをやっていた時のことを教えて下さい!
沖野)
姉の影響で5歳からサッカーを始め15年間続けてきました(お姉さんは現役のプロサッカー選手の沖野くれあさん)。
これまでサッカーしかしてきませんでしたし、サッカーが人生の全てでした。
小学校に入学してからサッカーを始める予定だったんですが、姉に憧れて年長からスタートしました!
千村)
それくらいお姉さんとサッカーが好きだったんですね!
沖野)
姉がいたから今の自分がいると思います。
そして年長から小学生の間が一番純粋にサッカーが好きで楽しんでいましたね。笑
「沖野るせり」を見てほしい
千村)
お姉さんの存在が大きかったということですが、その存在がプレッシャーになったりすることは無かったですか?私も3歳下の妹がいて、姉妹で比較されることが時に重圧だったと言われたこともあったので…
沖野)
中学は自宅から2時間離れた強豪チームに所属していたんですが、その頃から姉と比較され始めました。
両親に毎日送り迎えをしてもらってサッカーをしていたので、「活躍しないといけない」というプレッシャーはありましたが、姉が私の進む道を作ってくれて、その道を私が歩んで、そのおかげで注目してもらったこともあったので、有難い存在だと思っていました。
千村)
そこからトップレベルの常盤木学園高校に進学したんですね。
沖野)
そうです!
ただ高校に入学して全く活躍できない時期が続いたんです。
でも姉妹で注目されていたので、活躍していないのにインタビューを受けることも多くて、一度インタビュー中に「自分を沖野るせりとして見てください」と言ったこともありました。
左は姉の沖野くれあ選手。
高卒でなでしこリーガーを目指して
千村)
そもそも高校女子サッカーの中で全国タイトルが最多の常盤木学園高校に入学した理由を教えて下さい。
沖野)
高校卒業後にサッカー選手になることを目指していたので入学しました!
私が高校に入学する当時は、日本の女子サッカーは「なでしこリーグ」「チャレンジリーグ」という形で構成されていて、この中で唯一所属している高校チームが常盤木学園高校だったんです。
そのため、日ごろからなでしこリーグの選手と闘えますしチームからスカウトされる可能性が高い環境でした。
※2021年にWEリーグが発足するまではなでしこリーグがトップリーグ。
千村)
ものすごいハイレベルな環境・・・笑
大学に進学してからプロという道は考えなかったんですか?
沖野)
中学時代から世代別の日本代表に選ばれていたこともあって、常に高いレベルで戦わせてもらっていました。なので少しでも早くなでしこリーグで選手として活躍したいという思いだったので、大学進学は考えていませんでした。
絶頂と挫折
千村)
なでしこリーガーになるために高校3年間は非常に重要な期間だったと思います。
その3年間を振り返ってみていかがですか?
沖野)
高校1年の時は、なかなかチームに溶け込めなくてプレーも上手くいかないことが多く、悔しい思いをたくさんしました。そんな中でも試合には絡めさせて頂いていたので、試合経験を1年生から積めたのはありがたかったです。
千村)
試合経験はめちゃくちゃ大事ですよね。
そんな経験もあって2年生で爆発できた?
沖野)
2年生の時にインハイ優勝・選手権準優勝という結果に貢献できました!
1年生の反省を活かして「どう周りに活かされるか・活かすか」という視点を持って取り組んでいました。
自分だけではなくて、他の選手の良さを理解するためにビデオを見て分析したり。
毎日一つ目標を決めて必ずそれを達成できるように自己管理を徹底していました。
千村)
チームスポーツだからこそ周囲の選手との連携は必要ですよね。
どんな選手を目指していたんですか?
沖野)
「誰からも応援される選手」です。
上手い選手になることも必要ですが、下手でもチームに貢献できる選手になりたいと1年生の時に感じて、それからチームのことを第一に考えて行動していました。
最高学年の3年生になった時も、メンバー一人一人の良さをしっかり把握して、都度声をかけるようにコミュニケーションを取ってチームをまとめていました。最後の1年はチームとして本当に楽しくサッカーができていたと思います。ただ求めていた結果には
輝かしい経歴の裏には、それ以上の悔しさもある。
千村)
その楽しさと結果が比例しないという苦しさも、スポーツの難しさですね。
沖野)
本当にそうだと思います。
チームで勝てなかったので悔しい1年でしたが、個人的にはなでしこリーグのチームからお声をかけて頂き、練習参加をして全てのチームからオファーをもらえました。
日頃から練習など見て頂いていたので、念願だったなでしこリーガーになるチャンスを頂けたと思っています!
以上、沖野さんインタビューの前編です!
トップを目指して努力することは当たり前のことかもしれませんが、周囲からのプレッシャーで押しつぶされてしまったり、誰かと比較されることで自分を見失ってしまったり、自分の努力だけでは乗り越えられない壁も必ずあると思います。
そういった中で、確実に結果を残してきた沖野さんには、純粋に尊敬の念しかないです・・・
後編ではプロになってからの苦悩や、F&Vに入社した背景などを掲載する予定です!