ディレクター|コンサルの本質は"道徳心"。 ―困っている相手に全力で向き合う。その積み重ねが、成果と信頼につながる。―
こんにちは!MOVER&COMPANY HR戦略本部の加藤です!
今回は、MOVER&COMPANY執行役員兼、コンサルティング事業部ITグループ統括ディレクターのY.K.さんにお話を伺いました。
Y.K.さんは、弊社に第二新卒で入社し、最速でディレクターに昇進したメンバーです!現在は、コンサルティング事業部ITグループの大黒柱として会社を支えています。
インタビューでは、MOVER&COMPANYのコンサルティング事業部の強みと、これからの時代に必要なコンサルタントについてお話いただきました!
目次
▮入社経緯
▮ムーバーでのキャリアについて
マネージャーとしての新たなキャリア。予想外の挫折からの再出発。
キャリアの中で大切にしてきたコンサルタントの“本質”
▮コンサル業界でのムーバーの強み
AIが台頭する現代だからこそ求められるコンサルタント
▮新卒採用について
▮ムーバーへ興味を持っている方へ
▮入社経緯
―MOVER&COMPANY(以下ムーバー)へ入社した経緯を教えてください。
13年前に代表の篠﨑に誘われ、ムーバーへ入社しました。
入社前の私は、昼にアメリカンフットボール、夜にアルバイトをする日々を送っていました。しかしある時、試合中に大きな怪我をしてしまい、数か月間の入院をしてしまったんです。入院中には、今までスポーツしかやってこなかった人生の中、これからどうしたらいいかと不安を抱えていたのをよく覚えています。その折にお見舞いに来てくれた友人から紹介された方を経由し、弊社代表の篠﨑と出会いました。
当時は社員も数名程度の小規模な会社でしたが、篠﨑と話を重ねるうちに、「困っている人を助ける」という姿勢に惹かれ、入社を決めました。
▮ムーバーでのキャリアについて
マネージャーとしての新たなキャリア。予想外の挫折からの再出発。
―入社してから今までで特に印象に残っているエピソードはありますか?
ムーバーでのキャリアの中で、私にとって大きな転機となったのは、初めてマネージャーを任されたときの経験です。
マネージャーとして最初にアサインされたプロジェクトでは、これまでとはまったく違う種類のプレッシャーを感じていました。それまでのアナリストやコンサルタントとしての業務は、自分に与えられたタスクに全力を注ぐことで成果に繋げることができました。しかし、マネージャーになると、部下への仕事の振り方やチーム全体の進め方など、自分以外の力を活かして成果を出すことが求められます。
その変化によって、逆に自分自身のタスクが大きく減り、「自分は何のためにここにいるのだろう」と存在意義を見失ってしまいました。気づかないうちに心が追い込まれ、気力が湧かなくなり、最終的には「このまま仕事を続けて良いのだろうか」と考えるほどに苦しくなっていました。
そんなときムーバーのメンバーに相談すると、皆が親身になって話を聞いてくれました。特に篠﨑から「病んでまでやらなくてはならない仕事はこの世にひとつもない」と声をかけてもらった言葉は、私にとって大きな救いでしたね。そして話し合いの結果、1カ月間の休職期間をいただくことになりました。
休職期間に自分と向き合う中で、「人に寄り添うことを軸に仕事をする」という大切さに気づきました。それまでの私は、自分の成功体験や精神論を無意識のうちに部下に押し付けていた部分があったと思います。しかし、自分が挫折したとき、まさか“仕事が減ること”がプレッシャーの原因になるなど想像もしていませんでした。立場や状況によって人が感じる苦しさや受け止め方は全く変わるのだ、ということをこの経験から学びました。
この学びを得てからは、マネージャーとしてメンバー1人1人に目を向け、どこにモチベーションの軸があるのか、どこにプレッシャーを感じるのかを大切にしながらマネジメントするようになりました。
キャリアの中で大切にしてきたコンサルタントの“本質”
―コンサルタントとしてのキャリアの中で、大切にしてきた軸はなんですか?
一言でいうと、「道徳心」です。
「困っている人を助ける」そのシンプルな行動こそが、コンサルティングの本質ではないでしょうか。世間一般的には、スマートにプレゼンテーションをするような印象を持たれていることも多いですが、“電車で席を譲ること”や“道に迷った人に声をかけること”、そうした日常にある良心の延長線上にコンサルタントとしての在り方があると思います。
実際に現場で活躍するようになると、良くも悪くも思考はドライになっていきます。合理性や効率を重視する姿勢はプロフェッショナルとして当然の進化ですが、私自身が数々の壁にぶつかり、判断に迷ったとき、最後に自分を支えてくれたのはやはり「道徳心」でした。
スマートに、ロジカルに、ただの“正解”ではなく“納得、共感、共鳴”を導く。そんなコンサルタントであり続けるためには、知識やスキル以上に心の軸としての道徳心が不可欠だと感じています。
▮コンサル業界でのムーバーの強み
―他のコンサルティングファームに比べたムーバーの強みは何ですか?
コンサルティング事業部の最大の強みは、レベルの高いジェネラリストが多数在籍しており、あらゆる変化に柔軟に対応できる点にあると考えています。
一般的に、コンサルタントへ依頼が寄せられるのは、企業内で通常業務とは別に有期的なプロジェクトが立ち上がったタイミングです。そのため、プロジェクトやクライアントの業界に精通した専門的な知識・経験を持つコンサルタントが求められ、クライアントとの関係も期間限定となることが多くあります。
一方ムーバーでは、担当したプロジェクトが終了した後も「引き続き残ってほしい」と依頼されるケースが多くあります。これは、クライアント内で新たに立ち上がるプロジェクトにも柔軟にアジャストできる能力が評価されているためです。
特定の業界やプロジェクトに特化するのではなく、ビジネスパーソンとしての基礎スキルが高い上に、これまでとは異なる業務や環境にも素早く対応できる柔軟性を備えている——この点こそがムーバーの大きな強みです。
AIが台頭する現代だからこそ求められるコンサルタント
―ムーバーで活躍しているコンサルタントはどんな人たちですか?
ムーバーで活躍しているコンサルタントに共通しているのは、「ニーズを正確に把握する能力に長けていること」です。これはコンサル業界全体にも求められる重要な資質ですが、ムーバーでは特にこの力が成果に直結しています。
従来のコンサルタントは、一般の会社員にはない専門的な知識や経験を持つことが大きな価値でした。しかし現代ではAIが普及し、知識や情報を得ることが容易になりました。AIの台頭は、この構造そのものを大きく変えたと言えます。
だからこそ、時代の変化に柔軟に対応し、状況に応じて思考やアプローチを切り替えられる力がますます重要になっています。さらに、コンサルタントの仕事は最終的には「“人”に向き合うこと」です。ここでいう「人に向き合うこと」とは、単なる会話力やコミュニケーション能力ではなく、相手の期待や想いを察する力を指します。
AIを活用する際には、あらかじめスクリプトが組まれているかどうかが重要になります。一方、コンサルタントの仕事は、クライアントからの依頼がスクリプト化されていない状態から始まります。プロジェクトやオペレーションの課題がどこにあるのか、なぜうまくいかないのか、その要因を分解し、整理し、道筋をつけるのがコンサルタントの役割です。
言葉の行間に潜む本音、表情の揺らぎに宿る葛藤、組織の空気に漂う違和感。そうした“見えないニーズ”を汲み取る感性と洞察力こそが、コンサルタントとしての真の価値につながります。
そして、この“見えないニーズ”を捉え、言語化し、行動につなげる力を体現しているのが、ムーバーで活躍しているコンサルタントたちです。
―Y.K.さんが考えるMOVERとはどんな人ですか?
まず前提として、篠﨑が提唱した「考動型人材」という原理原則があります。
社会で活躍している多くのコンサルタントにも、“考えて動く力”が身についています。そのうえで、ムーバーらしさを一番感じるのは、「人に対してどう動くか」、を大切にする文化があることです。クライアントでも仲間でも、誰かが困っていたら自然と手を差し伸べる人が多いです。助けを求められたら全力で向き合うし、できる限り行動する。そんな姿勢が当たり前のように根付いています。
大手ファームだと、役割がきっちり決まっていて、その枠を超える行動はなかなかしづらい環境にあると思います。契約や効率の観点からも、それが正しい場面も多いのですが、クライアント先に常駐していると自社の状況まで意識が向かないこともあります。
でも、ムーバーは少し違います。他チームの後輩が相談に来たら、時間を割いて本気で向き合います。私自身、若手のころにITの知識でつまずいていたとき、先輩が業務時間外にたびたび勉強会を開いてくれて、1年以上かけてマンツーマンで教えてくれた時期もありました。
このように、決められた業務範囲を超えて「困っている人に対して、自分に何ができるかを考え、行動できる人」。私は、これこそがMOVER(考動型人材)だと思っています。
▮新卒採用について
―どんな新卒社員や若手社員と一緒に働きたいですか?
「素直さ」を持った新入社員と働きたいですね。
コンサルタントとしてキャリアをスタートすると、分からないこと・できないことの連続です。学校のように体系化された教材があるわけではなく、「何を学べばいいのか」「何に努力すべきなのか」すら分からない。そんな状況に直面します。スキルアップに効率やタイパを求めれば求めるほど、かえって迷いが深くなることもあります。そんな中で、「この本を読んでみるといいよ」と言われたときに、迷わずその本を手に取り、素直に読み進める。そのような姿勢が、成長のスピードを大きく左右します。地頭の良い若手ほど、自分でアドバイスの取捨選択をしてしまう傾向があります。もちろん、自分で考えて選び取る力は重要です。しかし、新入社員の段階では、まずは「やってみる」という素直さを持つことが、何よりも大切だと感じています。私自身、そうした素直さを持ち、吸収力の高い若手と一緒に働きたいと思っています。
知識やスキルは後からいくらでも身につきます。まずは、目の前のアドバイスに対して真摯に向き合い、行動に移せるか──その姿勢こそが、未来の可能性を大きく広げてくれると信じています。
▮ムーバーへ興味を持っている方へ
―最後に、エントリーを検討している皆様へメッセージをお願いします
当社は、まだ発展途上のフェーズにある企業です。成熟した大手コンサルティングファームと比べれば、組織として未整備な部分や、至らない点があるのも事実です。ですが、その“伸びしろ”こそがムーバーの魅力でもあります。「会社を自らの手で成長させている」、という実感を持てる環境—— この“手触り感”こそが、私たちの最大の魅力の一つだと考えています。大手の成熟した会社では、歯車の一つとして会社を回す役割を担うことがほとんどですが、弊社の場合は個人が主語となって会社を大きくしていきます。全員が会社の成長に欠かせない大切なメンバーです。在籍しているコンサルタントのレベルも非常に高く、大手ファーム出身者を含め、実力者が多数活躍しています。クライアントワークの品質においても、大手にまったく引けを取らないと自信を持って言えます。
今、皆さんは人生における「最初の一社」を選ぶという、極めて重要な選択の時期にいらっしゃると思います。その選択において、ぜひ「どんな人たちと働くのか」という視点を持っていただきたいです。社会に出れば、視野は広がり、価値観も変化していきます。お金の稼ぎ方、キャリアの築き方、仕事の意味などなど、学生時代には見えなかったものが、少しずつ見えるようになります。しかし、どれだけ時が経っても、最初の会社で学んだ「仕事への向き合い方」は、自分自身の土台として残り続けます。その大切な基盤を築く場所として、心から尊敬できる先輩や仲間がいるかどうか。それこそが、企業選びにおいて最も大切にしてほしい視点です。
MOVER&COMPANYでは、選考の前に「カジュアル面談」の機会を設けています。
選考ではなく、私たちと応募者の双方がフラットにお話しできる場として行っています。
この記事を読んで少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ気軽にご応募ください。お話しできるのを楽しみにしています。