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私の仕事観と私からみたカイラボ【前編】

❶仕事を楽しんで、働きがいを見出した状態で働くか。
❷仕事を楽しまないで、やらされている状態で働くか。
仕事を自分の人生の中でどのような立ち位置に置くのかは、自分で決めることができます。どうせ働くなら、❶の状態で働く人が多い世の中であってほしいと思います。

はじめまして、カイラボの一員として活動している野村です。僕の仕事観と、僕から見たカイラボについて書きていきますので、最後まで読んでみてください!

周囲にいた大人たちから自然と学んだ仕事観

今思えば幸いなことに、僕の周りには、仕事に対してマイナスな姿勢を持った人がいませんでした(いたのかもしれないけど、そういう人との関わりを持たないようにしていたのかもしれません)。

特に、仕事観の形成に影響した2人を紹介します。1人目は父親です。僕の父親は、仕事での不平や不満を家族に漏らすことはありませんでした。仕事に使命感と責任感を持ち、家族を幸せにすることをゴールに設定して仕事に臨んでいました。2人目は大学・大学院時代にお世話になった助教授と教授です。仕事の隙間時間すら確保が難しいほど多忙なのにも関わらず、いつも楽しそうに仕事に臨んでいました。「どんな状況でも仕事は楽しめるんだ!」と、その時に知ることができました。

そのおかげで、「仕事に就く」ということに対してマイナスな気持ちを持たずに学生期間を過ごせましたし、社会人11年目を過ごしている今でも、「仕事は人生を良くする手段である」という姿勢で働いています。

同じ環境でも働きがいは人によって変わる

大学院を修了し、新卒1社目で入社したのは総合建設会社(いわゆるゼネコン)でした。高校1年生の頃から志していた建築構造設計職に就き、3年間働いていました。この3年間で、「同じ環境でも働きがいは人によって変わる」ということに気づきました。「当たり前のことじゃん」と思うかもしれませんが、それってなんでなのかを考えて、自分と向き合っている人ってどのくらいいると思いますか?

働きがいを感じられない人は、周りにいる人や置かれている環境に不平不満を言っていることが多いんですけど、周りにいるのは同じ人なのに、置かれているのは同じ環境なのに、働きがいを感じながら、使命感や責任感を持って働いている人もいるんです。働きがいを感じていない人も、その会社に入る時には目的を持っていたはずなのに、時間が経つにつれて、「この環境にいるから仕方ない」とか「この仕事をやってるから仕方ない」とか、後ろ向きな言葉ばかりを発するようになってしまう。

居酒屋に行けば、先輩・後輩・上司や会社の愚痴ばかり聞こえてくるし、どうすれば良くなるのかという話は聞こえてくることはない。もしかすると、多くの会社で「働かされている社員が多い(主体的に働いている社員が少ない)」という状態なのかな?・・・自分の会社の人だけでなく、他社の人とも話をしていく中で、そう感じるようになりました。僕自身は、目的を持って働きがいを持って仕事と向き合っていたので、「働きがいを持って仕事をする人が増えたらいいな」と思っていました。

一緒に働く人や環境が変わらなくても、働く人自身の心が変われば、働きがいを生み出すことができる。僕の経験的に、それは確信していました。なので、業界や職種にこだわらずに転職することを決意して、世の中にイキイキとワクワクした気持ちを持って仕事に臨む人を増やす動きをしようと思いました。

転職、そして本業の確立と副業へ

今の本業で勤めている会社に転職したのが2016年4月のこと。「自分で自分の人生をコントロール出来るようになってほしい」という想いを、働く個人に抱いているベンチャー企業です。いわゆる大手企業からベンチャー企業への転職、建築構造設計職から人事職への転職ということで、仕事への向き合い方が大きく変わりました。『●●会社の野村尚史』という見られ方ではなく、『野村尚史という人間が勤めている●●会社』という認識を相手に持ってもらうように、自分の市場価値を高めることを強く意識して仕事と向き合ってきました。

採用担当から転職後のキャリアをスタートさせ、そこから広く人事領域を担い、現在は労務や総務も実務者兼責任者として担っています。その過程の中で、社内だけの価値向上に意識を留めることなく、社外にも目を向けて、自分の市場価値と向き合ってきました。「自分と同じ仕事をしている他社の人はどんな人なのか?」とか「自分のどういう要素が強みになっていくのか?」とか「これからどんな知識やスキルや経験を積み重ねていくべきなのか?」ということを考え、行動に移してきました(今も継続して)。

人事という仕事は会社の中では同じ仕事をしている人は少なくて、外部の方と交流する機会が多い仕事です。僕自身も、この8年間でいろいろな人と交流を持たせてもらい、学ばせてもらいました。これまでの出会いには本当に感謝していて、そういう出会いがあったからこそ、今の自分があると思っています。

「一緒にやりましょう」と声をかけていただけることも増えてきて、本業だけでなく副業をするようになりました。僕自身は「どんな仕事でも稼げればいい」というスタンスではなくて、「同じ志を持つ仲間としてビジョンやミッションを共有しながら仕事をする」というスタンスで本業も副業もやっているので、自分自身の軸やビジョンを明確にして共有してきましたし、これからも志を持って仕事をしていきます。

そんな僕が、カイラボで活動をするようになった話は、次のストーリーで紹介します・・・。

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