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[メンバーインタビュー]MBA取得後、コンサル企業に勤めて改めて感じたスタートアップの魅力

Q: Naoさんのバックグラウンドを教えてください

サンフランシスコで魅せられたスタートアップの世界

2004年にケンブリッジ大学を卒業しました。大学では最初の3年間はソフトウェアエンジニア、航空宇宙工学など、いろんなエンジニアリングの勉強をし、4年目で何をするのかを考えたときに目に見えるものをやりたかったので専攻は土木関係を選択しました。卒業後はイギリスで土木関係の仕事をしていました。そこで、California High-Speed Railのプロジェクトで新しい新幹線をデザイン、設計をした時のエンジニアマネジャーとしてイギリスからサンフランシスコに赴任しました。サンフランシスコに住んでみると、スタートアップやテック関係に勤めている人が周囲にとても多く、話を聞いているうちにそっちの方が面白いと思うようになりました。

その時点で9年間建設関係の仕事をしていて、似たような仕事が多いと感じることが多かったんです。テクノロジーの世界はペースが早く、イノベーションがどんどん生み出されている、自分もモノを作ったり生み出したモノを早くみてみたいと思い、スタートアップ、テック企業で働きたいと思うようになりました。ただ関連する知識や経験が当時はなかったので、まずはMBAを学ぼうと思い、イギリスに住んでいたのが長かったのでイギリスに帰ってロンドンビジネススクールでMBAを取りました。

MBA取得後、コンサル企業に勤めて改めて感じたスタートアップの魅力

そこから、直接スタートアップに行く前に1年間ロンドンでコンサルティングの仕事をしました。WPPグループというロンドンに本拠地がある、世界第1位の広告代理店グループです。そこではヨーロッパのクライアント、例えばコカコーラ、ダノンや主にDtoCプロダクトのマーケティングの人たちのパートナーとして、セグメンテーションやプライシングやマーケティングのストラテジー構築を行いました。そこでやはり思ったのは、コンサルティング会社はストラテジーは考えるが、それを実際にやるのはクライアント。なかなか直接モノを生み出したり改革することに携われないので、それはつまらないと改めて思いました。

やはりスタートアップをやりたくて2016年にサンフランシスコへ戻ってきました。最初は、友達でSASというソフトウェア会社で働いていた人がいたのでそれを手伝い始めました。しかしSASにはハードウェアがなかった。目に見えるものに興味があったのでファービーというペットロボットとAIを融合させたハードウェア関係のスタートアップに入り、3−4年働きました。その後も、そこからちょこちょこ小さいスタートアップに勤めてビジネスオペレーションの設計と運用を担当していました。

Q:MODEに入社した決め手はどんなところですか

妻の検索から始まったMODE人生、IoTの素晴らしさを広めていきたい

僕は長崎で生まれたのですが、7-10歳の間、アメリカのバーモント州に住んでいました。中学校からイギリスへ行き大学もイギリスへ。大学の時に日本協会(Japan Society)ジャパンソサエティに入った時に、随分日本語ができなくなってきていると感じました。妻もアメリカ人なのでMODE入る前は日本語を話すのは親と弟ぐらいという環境で、どんどん日本語を忘れていってしまい日本語に触れられる会社に行きたいなと漠然と思っていたところ、妻がオンラインでMODEのポジションを見つけてきてくれました。

IoTの分野は個人的に前から興味がありました。少しだけプログラミングができるので、家の中のオートメーションをやっていた関係で、IoTの素晴らしさもわかる。以前仕事で中国の工場を視察した時に、製造業の中でこういうUnknownをKnownにしたらいいなというイメージもすごく沸いていました。久しぶりに1社目の業界に戻ってきたという感覚もありました。以前から、IoT、特にBtoBの領域は伸びると言われていましたが、インタビュー中に色々な社員の方から話を聞いて伸びる会社だと確信しました。また比較的小さい会社だと特に誰と働くのかはすごく重要になってきますが、お話しさせてもらったどの社員もみんな感じの良い人たちでした。入社後も話しやすくよい人ばかりで自分の目に狂いはなかったと思いました。

MODEはサンフランシスコ・ベイエリアと東京のオフィスがまるで一つのオフィスのように感じる珍しい環境

MODEはこの数年で急成長しているので、システムやプロセスの構築がまだ追い付いていなかったり、小さいチームでやっていて大丈夫だったものが機能しなくなっているものがあると思っています。これは入社前の想定通りです。ただ解決策はだんだん見えてきているので試行錯誤しながら実行に移していきたいと思っています。解決策は会社の規模、業界、フェーズ、スタンスによって様々。一つのソリューションで全てが当てはまるわけではないので難しくもありますが、やりがいもあると思っています。

みんなそれぞれ強みと弱みがありますが、お互いがそれぞれをサポートできる環境がMODEにはあると実感しています。あと非常に面白いなと思うのは、ベイエリアのオフィスと東京のオフィスが一つのオフィスに感じること。これは本当に珍しいことだと思います。大きなグローバルの会社で働いていましたが、オフィスの場所が違うとオフィスごとに雰囲気が全然違うのが当たり前です。しかしMODEの場合はこのようにアメリカから東京のオフィスの人と話していても、同じオフィスにいる感覚があります。Google meetの背景がMODEのサンフランシスコオフィスの写真だからかもしれませんけど(笑)

Q:Naoさんの趣味はなんですか

家からそのままカヤックで海へ、アウトドア好きにはたまらない最高のロケーション

アウトドアが好きなので休みの日はハイキングに行ったり、海も近いのでカヤックや海釣りを楽しんでいます。実は僕の家からそのままカヤックで海に出れるんです!パンデミックで公園が閉鎖されたりしたので、家から海に出れるのはすごくよかったです。パンデミック前に引っ越してきてよかった!

イギリスに住んでいた時は化石を掘りに行っていました。アンモナイトや恐竜を金槌を持っていって採掘するんです。実は恐竜の骨が初めて発掘できたのはジュラシック・コーストというイギリスの南海岸だったんですよ。

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