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Sigma-i Lab #3 PoC実演会 文字起こし!

12月6日に開催された、新プロダクトPoC 公開イベント「Sigma-i Lab #3」。東北大学教授・シグマアイ代表の大関 真之と、東北大学客員准教授・シグマアイ共同代表の観山 正道が、新プロダクトのPoCを公開して、参加いただいた皆様からのフィードバックを受けました。その模様の文字起こしをお送りいたします。

▼第1回目の文字起こしはこちら
https://www.wantedly.com/companies/company_588716/post_articles/352828

▼第2回目の文字起こしはこちら
https://www.wantedly.com/companies/company_588716/post_articles/360533

▼今回のYouTubeアーカイブはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=1NCBaWMql1U&t=210s

2回の公開ブレストの内容をもとに、新しいコミュニケーションツールを開発

○大関:というわけで、第3回のSigma-i Labでございます。10月、11月、12月と、1カ月ずつSigma-i Labという企画をやっておりまして、今ボリューム1、2、3ということでございます。Sigma-i Labは何なんだというと、株式会社シグマアイでは、新しいソリューションを考えて、思いついて作っていこうということを、この場で、生配信で、何を考えているんだって話なんですけれども、ボリューム1、ボリューム2とやってきたんですけれども、どんなものが世の中には必要なのかとか、そういうことをフラットに考えて、この二人で議論しておりました。

その中で、YouTubeで流している以上、YouTubeコメントがこういうふうに出てきますので、そのコメントに対してレスポンスしながら、考えさせていただきながら、あ、なるほど世の中はこんなふうに今は変わっているんだねとか、いろいろな物事を皆さんはこういうふうに受け止めているんだねということを、僕らなりに感じ取りながら、こういうものを作ってみたらいいんではないかという議論をしてきました。

本日は、そのお披露目らしいですよ。PoC実演といきなり書いてありますからね。はい、始まりましたので、ご質問やご意見など、実際にアプリをこの後、PoC実演と書いちゃった以上は動かさなきゃいけないんですけど、動かさなきゃいけないので動いてほしいんですけれども、それの良しあしというか、これで何ができるのだろうかということを考えてほしいなというものができましたので、触りながら、紹介していければいいと思うんですけれども。

観山さん、どうですか。ボリューム1、ボリューム2とやってきましたけれども。

○観山:まず、このプロセスは、シグマアイの結構純度の高いところをさらけ出しているなというところがあって。基本的にシグマアイは、新しいサービスを作っていこうというところがあって、もちろんマーケティングとか、こういうところに課題があるよねというところで、お客さんのところへ行ったり。例えば、うちの現場に来いやと言ってくださる人がいると、そこへ行ってやる。そこから考え出してというところがあるんですけど、この営みで考えていることは、例えば第1回からコミュニケーションの話がたまたま、たまたま。

○大関:たまたまね。

○観山:もちろん。そもそも僕らの最近の意識として、僕らは研究者がスタートだったからというのもあると思うんです。しかも理論系の研究者だったから、基本一人でやっている。チームワークってあまりない。

それが、シグマアイという会社で、いろいろな分野のいろいろな人たちがやってきてやると、チームで動くということをもっとよくできるんじゃないかというところから、コミュニケーション文脈の話に行って、第1回から何となくそうなっていた。それはたぶん、僕ら自身が気になっている、そもそものところをやってきたのかなというのがあって、前回、引き続きでやったところだと、センシングというものも含めながら。つまり、僕らがコミュニケーションでやりとりしている情報はただの言葉の羅列じゃないよねと。

それをいろいろなとこから引き出したいなと。言葉としても、このシチュエーションだったらしゃべれないことがあるじゃんとか、決して言葉にならないこととか、身体性に近いところとか、そういうのがあるよねというので、2回目はセンシングの話とか結構掘り下げてディスカッションできたのかなという気がしていて。

そういったもろもろの中から、大関選手が今回何か作ってきたということで。

○大関:ハードルがどんどん上がるって、こういうことを言うんですね(笑)。

○観山:いやいや、ハードルを上げているわけじゃないんだけど、みんなで楽しんで、ちゃちゃ入れていきたいなというのが、今日の趣旨なのかなと思っています。よろしくお願いします。

○大関:よろしくお願いします。

前回までのやつ、どんな様子だったのかというのは、概要欄のところに文字起こし記事があったり、もちろんYouTubeアーカイブもあります。お時間がありましたらそちらのほうもご覧いただいて、あ、なるほど、こういうものができたんだなということを確認していただければと思います。このプロダクトを見てから振り返っていただくと、ああ、あの時の話を膨らましたらこういうふうにつながっていくんだなとか、そういうものを感じ取っていただけるので、後から見てもおいしいものになっております、ぜひともよろしくお願いいたします。

「トピックへの関心=アイコンの距離」で表現された、コミュニケーションツールを開発

○大関:さて、早速でございますね。だらだらやってもしょうがないので、見せていきましょう。

単純なアプリでございますので、例えばウェブブラウザー上で動くとか、何かウィンドウを開いてアプリが開いた画面になるんだよと思ってください。デザインとか、そういうところは凝る時間が当然ないので、さらっとしているんですけれども、こんな感じで、デモアプリの画面を開いてみましたけれども。

まず、皆さんからとって左上のところ、input your nameと書いてありますけれども、名前を書いて、俺だよと。もしくは、最初に選択することもできます。例えば大関真之、観山正道と書いてありますけれども、勝手にIDを作っているんですけれどね。テストは勝手に名前を借りてやっているんですけれども、例えばこうやって大関真之、自分ですから、こうしますよね。そうすると、誰が発言。言葉です。コミュニケーションなんですけれども、大関真之、左上と載って、これでまず俺の発言だよというふうに、いわゆるログインができるようにしておきました。

最初、このログイン機能とかは当然付けていなくて、とにかくコミュニケーションを言葉でやりましょうと。Slackとかがあるから、Slackとかのチャットツールとかをちょっと参考にしながら、これで何が生まれるんだろうと。次のものは何かとか、僕らなりに作り上げるとどうなるのかということで、勉強がてらやったんですよ。

なので、最初はこの上の部分がなくて、この下の部分なんですけれども、勝手に観山正道とか言っていますけども、これは何かと言うと、ここに、your ideaとデフォルトで入っていますけど、ここの部分にテキストを打つことができます。本来であれば、クリックすると消えるんですけれども、ちょっと今、都合で載っちゃいましたけれど、何にしましょうかね。「新時代到来」、何の話なんだと。

この上の部分の新時代到来と書いてある部分は、いわゆるトピック、何かの話題です。話題名。その話題について、以下、観山君が、「これでできたかな」「たまに裏っかえる」というのは、このアプリの動作の感想をただ書いているだけなんですけど、ただ、とにかくこうやって文章を打ってみましょう。新時代到。時代といえばとか、変換。ごめんなさいね。こんな感じで文字をまず打つことができるんですよ。

エンターキーを押すと、普通に言葉を言うことができるんですね。そうすると記録に残ります。

○観山:おお。

○大関:気付きました?

○観山:うん、気付いた、今。何か動いたよ。

○大関:動いたでしょう。良かったとか言って。

左側は、コミュニケーションチャットツールなんですよと。何か話題、Slackとかでいうとチャンネルですよね、チャンネルがあって、それについてコメントをしましょうとか、みんなでチャットをしましょう、ディスカッションしましょうということをすることができる。ここらへんは、既存のツールだと思うんですよ。

それで僕らは何がやりたいのかと言ったら、話をしたことでレスポンスが返ってくる喜びもあれば、今話題に挙がっていることについて、ほかのみんながどういうふうに興味を持っていて、もしくは、かつて興味を持っていたけど、例えば、これは最初の三つですけれども、どんどん、どんどん打つと、当然画面からアウトしていきますよね。そうすると、今、観山君と大関君は時代について何かディスカッションしているんだけれども、ずっと前に誰かさんが、例えば伊勢賢太郎君がこの話題について引っ掛かっていたぞと。何かすごい集中して議論していた時があるぞとか、そういう話題の価値の見いだし方とか、重きの置き方というのがあるわけですよね。

実は、そのへんをバロメーターにして、マップを作ったんですよ。

○観山:おお。

○大関:だから、これが近いと、この話題が好きというか、興味を持っているとか、何か熱を持ってディスカッションしているとか、そういう度合いによって近さというのを決めました。決めました、計算しましたですね。自動的に裏で計算して、その計算結果に基づいてウイーンと動いています。

だから、このまま大関がコメントしているわけですけれども、時代と言えば、何ですか。分かんないね。時代劇。こんな感じでコメントを打つことができるわけですよ。それで、これが蓄積されて、その結果これがぐっと動いたりとかして、変化していくわけですね。

ここをちょっとブラックボックスにしているわけですよ。これが、どう言葉を入れていくと、どうコミュニケーションしていくと、マップが変わるかというのを探りながらやるわけですよね。そうすると、移動がちょっと不自由なわけですけど、ある種ブラックボックスになっているので、これで、例えばAさんとBさんが近づいてくれたということになれば、あ、俺とあの人、この話題で盛り上がると近づいていくんだということが分かります。あ、こいつと今ディスカッションするべきだなとか、そういうふうに、今みんながどういう状態にあるかの可視化もしているんですよ。

今、議論しましょう、ディスカッションしましょうというと、会議をすると、基本なっちゃうじゃないですか。そうすると、確かにトピックでこの会議をしましょうというのはそうなんだけど、その会議に対してどれぐらいの材料を持っているとか、どれぐらい何か言うことを考えているというのは、人それぞれなんですよね。現状どんな作業をやっているかというのは、往々にして変わっちゃうので、今どんな状態にみんなはあるんだろうというのを、ばんとこういうオンラインなり何なりのチャットとかで、どういうふうになっているのかって分析しながら、その状況を表現することができるというアプリを作ってみました。

○観山:これは、単純に反応したから近づいたとか、遠くなったとかというわけではないんですよね。

○大関:そうですね。

○観山:中も見ているんですね。

○大関:そうですね。それで、ほかの話題。これね、今一つしかトピック。新時代到来とたまたまになったんですけど、Nextとやると、次の別のトピックになるんですね。例えばシグマアイの今後についてと。伊勢賢太郎君が。これは、僕が演じた伊勢賢太郎君ですからね。本人じゃないですけど。

○観山:一人遊びをしているのね。

○大関:たぶんこう言うだろうみたいなことを勝手にやっているんですけど、ごめんなさいね。このツールを使って新しいアイデアを生み出していきましょうとか、観山君がそれに対して、ああ、伊勢賢太郎、攻めているなとか。たぶんその瞬間一緒にチャットを、同時代、同時期にこの話題になったらそういう反応もあるでしょうし、後々になって、しばらく放っておいた後に、あ、そういえばと言って、Nextを押したじゃないですか。このNextも実は最適化しています。

つまり、あなたはこのトピックに興味があると思うぜ、という提案をしています、裏で。ただの乱数にしか、僕らにとっては分からないと思うんですけど、感覚としては、だけど、実は、裏では、システム側では、今までの発言とか、ほかの人の発言との相互作用によって、あ、あなた、これに今、興味あるじゃないですかといって提案をしてほしいじゃないですか。

もちろん今、すごい本当にリアルタイムに盛り上がっている話題があれば、当然それに行く割合は大きいし、Nextと押していけば探索。次は何、次は何、次、俺に何を求めている?みたいな意味で変えられますから、今この話題じゃないと言って変えることができるんですけど、一応システム側としては、大関さん、今この話題、興味ないですかという探索と、日常的に、毎日のようにディスカッションしているんだったら、やっぱりこれだよねというのも、ちゃんと提案してくれます。

周りがログアウトしていても、投稿すれば反応してくれる

○観山:いろいろ聞きたいことが出てきたけれど。

○大関:一気に話しちゃいましたからね。

○大関:一応そうですね。何かしらの基準を設けて、話題が共通している人、思いが共通している人、何かやろうと思っている段階で、例えばピクニックに行きましょうとか、海水浴に行きましょうとか、いろいろなプランがあると思うんですけど、そのプランがそろっているとか、そんなニュアンスで、同じことを今の段階で思っている人、というのが分かるようになっています。

○観山:Slackとか、チャットツールは、世の中に今、あるよね。だから左半面は、まあ、あるじゃない。

○大関:はいはい、よくあるやつですね。

○観山:この後の質問にもつながるんだけど、ここでのUI、UXで何だろう。左画面でのあれってあるんだろうなって思うけど、たぶん大関さんの頭の中では、右半面が本当の今までのチャットツールにないところなのかなと思っていて、逆に言うと、右を見ながら会話すると何が生まれるんだろうね、というところを議論してたいなと。

○大関:そうだね。それは試しに使ってみて、あ、近づいた、近づいたというので面白がって、逆に文章を打つようになるんじゃないかとかも思っているんですよ。やっぱり人のレスポンスがあるから、チャットってはかどる部分というか、どんどん、どんどん進んでいくというのはあると思うんですね。

それって、でもタイミングよく一緒に、例えば3時会議で4時終わり。4時から4時半ぐらいの時間がみんな空いていた。たまたまSlackなり何なりを開いちゃってチャットが始まったという同時があれば少し進むんだけど、かといって、みんなが、それこそシグマアイがそうですけど、ばらばらのプロジェクトをそれぞれ独立してやっていると、時間も、どうしてもお客さん相手で変わりますから、同時が確保できますかと言ったら、結構ずれますよね。

ライフスタイルの多様性もあるじゃないですか。例えば幼稚園のお迎えしなきゃいけない、送り迎えしなきゃいけないから朝はちょっと、夕方はちょっとってなった時に離れちゃうわけですよね。だけど、実は夕方からすごい熱いディスカッションが始まっちゃって、そのテンションに付いていけなくて、ごめん、発言、遅れちゃったわって言って違うテンションになっちゃったりするじゃないですか。

○観山:はいはい、はいはい。

○大関:で、夜8時に皆さんログインしました。チャットがバンとあります。夕方4時、5時ぐらいにすげえ盛り上がっているのは見られますよ。見られますよ。だけど、ふむってなるじゃないですか。ぽつねんと、8時ぐらいに、一応いけてるコメントしなきゃなって、ちょっとプレッシャーがあるじゃないですか。いけてるコメントを頑張って打ったとします。ノーレスポンス、寂しい、やめるってなるじゃないですか。だけど、これは動いてくれるんですよ。

○観山:なるほどね。

○大関:そう。ノーレスポンスじゃないんですよ。もちろん人はいない。もしくはbotがあればいいんじゃないかとかが、今まで考えられたことだと思うんですけど、結局、明示的に言葉が返ってくるから、それは最上級にうれしいと思うんですけど。結局その言葉から何を受け取ったんだろうって考えると、情報は受け取りますよね。情報はもうあるじゃないですか。だけど、私とチームとみんなの考えは、どれぐらいまで近くて、離れていて、寄せるためにはどうしたらいいんだろうかって考えますよね。考えた時に、それがいいのか悪いのかというのは、もちろん正解は分からないんですけど、ある程度の基準を設けて作ったんですけれども、それで近づいていったら、あ、こういうことなのねと、一人考えられると思うんですよ。

○観山:なるほど。

○大関:一人でチャットができるって、これは何か引きこもりみたいなこと言っていますけど、違って、時間がずれちゃうから。あと、対面が今できるようにはなりつつあるけれども、でも、しなくてもオンラインがあるじゃんというのを許容したチャットツールって何だろうと思ったら、いや、もちろんSlackさんはすごいんですけど、同時で同じチャンネルにずっといなきゃそのディスカッションできないよね問題があって、それが、時間もばらばらでもレスポンスが何かある、手応えがある、触ってみたくなるから、独り言かもしれないけど独り言じゃないんですよ。ずっと言えるんですよ。

ある種の仮説を立てられる。感触として。これは、もちろんただの二次元平面かもしれないけど、もうちょっといい表現があるかもしれないけど、でも、これで変わるんですよね。俺が言った独り言のような、空に向かっていった発言は、オンライン授業とかもそう言われちゃいますけど、空に向かった発言は、実は意味があるわけです。響くはずなんです。誰に響くのかとか、誰と近い考えなのかというのが分かれば、そうか、じゃあチームのみんなはこう考えてるっぽいなということを考えて、じゃあ、別の考え方をするとって、一人で冷静な時にやれるじゃないですか。そのための、ちょっとだけのディレクションになると思うんですよ。

もしもがちっと言葉を分析して、自然言語処理とかして分析して、要約するとこうですよと言われて、それについて考えなさいって言ったら、ある意味ベクトルがびしっとそろうかもしれないんだけど、そうなると新しいものが生まれないとか、変なことを考えづらくなりますよね。

そうなると、そこまで見せちゃいけないんじゃないかと思って、一つの隠し方はこうかなって思ったんですね。

ひとりでのブレストも可能になる



○観山:確かに、同じ言葉を繰り返せばあれなんだけど、独り言とか、対話の中で理解する時って、言ってくれたことを言い換えて、それって俺のケースで言うとこうだよねみたいな。たぶん、議論に置いてけぼりにされちゃうと、その子の反復反芻とか何とかというのが、足りていないわけじゃん。もう5時台にやっとるやつがおって、そこのサイクルが回せていないから、それを独り言で追っ掛けていく。

○大関:ですです。

○観山:だから、それはその自分の中でやっていても面白いですね。

○大関:うん。ですです。

○観山:こうなんだな、これってこういうことなのかなとかって独り言を言っていると、大関が近寄っていった。何か知らないんだけど。だけど、別の人とはちょっと違っていたとなると、あ、なるほど、インタラクションとして、あ、そういう軸がまずあって、とかっていうのがね。いや、それは面白いな。

○大関:これを自分で作っていて、面白いなって思っちゃったんです。何かコメントがあるとうれしいのと同じだし、コメントに対してレスポンスがあるとうれしいし、でも、今みんな多様的な社会を生きてるんだったら、それを求め過ぎてもきついよねという話で。

そうなると、いつも3時に会議、いつも何とか時に会議というふうになっちゃうので、もっと自由だったら。

お、これ、面白いと思います。ありがとうございます。タイムラグを埋めるということで、自由な働きを活性化する役割があると思います。ありがとうございます。もう、それがあれば僕は生きていけます。

これも、作りながらですけどね、こうなんじゃないかなというふうに、手探りでそれこそやっていったので。最初は、本当、このコメントを打ったら出るくらいまで頑張っていましたけど、今は、こういうふうに、アイデアを書くと動いていくようになります。

ログアウトして、観山になって、何か新しい話題、作りたいやつあります? あ、そうだ。自分のブレストに使えますね。

○観山:ああ、なるほど。

トピックに対するレスポンスの速さや量を見ると、ヘルスケアやマインドケアにも使える

○大関:そんなに考え込まなくていいんですけどね。一応、どんな機能があるかと。機能というほどじゃないですけれどね、一応ここまで動くようになっていますけど、ほかの話題。

○観山:最近食べたおいしいもの。

○大関:最近食べたておいしいもの。こうやって打って、クリエイトってやると、話題を作ることができます。ですね。

 最近食べておいしいものって入れた時点でも動くのは、観山君はまず最近食べたおいしいものに興味があって、ほかの人はそれに対してコメントしていないので、これはたまたまな部分もありますけど、ちょっと引いているんですよね。

○観山:めちゃめちゃ引いとるやん。反対側に行っちゃったよ(笑)。

○大関:観山と大関は、僕の演じる観山と僕自身は離れていますね。本物はどこか知りません。たまたまですよ、たまたま。

○観山:そうそう。それで、第2の質問は、これはスレッドとかで。究極を言うと、右のやつって。ごめん、ごめん、ちょっと待って。整理する。

○大関:いいよいいよ。

○観山:右の話はすごい面白いなと思って、これって、いろいろな距離があるなと思ったの。だから、もちろん、自然言語バリバリで解析して、ファーストテキストが出て、文のセンテンスの内積を取って、近さを求めて、今までしゃべったやつと、そいつのしゃべったことの近さに攻める。それは、まあまあ簡単にできるじゃないですか、最近のやつでは。

それも一つだし、本当言うと、レイヤーとか、抽象性、具体性とか、そういうところで抽象を好むのか、具象を好むのかというのもあるだろうし、単純に、レスポンス頻度とか、それで元気の良さみたいなところとか。

○大関:そうです、そうです。そうなんですよ。

○観山:いろいろな空間を入れられるよねというのがあって。

○大関:入れられます。

○観山:それぞれの空間で見ると、僕らの関係性ってどうなんだろうって見てみると。

○大関:そうです。

○観山:だから、これは、まず大関マインドで作り上げられた謎ブラックボックスの距離空間、これを味わうのも楽しいし、自分で設計した、このチームのために必要な距離空間というのを考えていくのもすごく楽しいと思ったな。

○大関:だから、素朴に、リモートワークだったり、オフィスワークだったりとかで、ちょっと断絶されぎみとか、ハイブリッドって難しいよねというのが、今、悩みとしてたぶんあると思うんですけど。仮にここで、テキストでまずは載せてみた時に、この表示を、おっしゃるように頻度であるとか、全員に対する発言回数とか、このトピックに対するレスポンスの速さや量を見ると、ヘルスケアやマインドケアにも使えます。チームの中でちょっとしんどそうだなとかもそうだし、何かタイミングがずれちゃった人とか、そういうのを発見するというのもできると思うんですよ。

だけど、逆に、自分はどうなんだろうという認識もできると思うんですよ。今、みんなすごい頑張っているんだ、じゃあ、俺も頑張ろうなのか。例えば3人ぐらいが固まっていて、「ふうっ」て言ったから、あの3人、やっぱりいい感じで進んでいるよね、じゃあ僕も頑張ろうとか。そういう認識ができるというのもあって、自分に返ってくるんじゃないかと思うんですよね。

そのバロメーターは、カスタマイズ、裏のブラックボックスはいくらでも可能です。ただの算数の問題なので、どんなものを載せますかというのは、お客さんだったり、自分たちもそうだけど、使う人のニーズによっていろいろ切り替えたりもできるだろうなとは思いますね。

だから、この図を自分で作った時に、来たって思いましたね。

既存の定番に、新しいものを掛け合わせる

○観山:僕の大好きなSF小説に、宇宙空間で暮らしている世界の話なんだよ。そうしたら、通信もラグがあるのね。

○大関:そう。

○観山:今以上にあるわけ。だから、必然的に。

○大関:イエス。

○観山:AIを、自分の返答とほぼ同じようなAIモデルを相手に渡しておいて、簡便なやつだったら、そこでやりとりできるやつ。そういうのが普及している世界の話を書いている林譲治さんというSF作家の作品があるんだけれど、これはまさに、それのプロトタイプだよね。

○大関:そう。

○観山:一人でしかいないのに、みんながどうなっているかというのを、疑似的に対話できる。このモデルは、いくらでも賢くできるわけですよ。

○大関:そうです、そうです。

○観山:だけど、要はそのやりとりというものを、見えるレスポンスとして届けるというUXなのかなと思うと、これは実に面白いなと思って。

○大関:こういうことができるんですよね。ツールだけじゃなくて。ツールというのは、要するにディールをうまく操るかとか、どう送信してどのタイミングで回収するかというのが、今までのデジタルツールだと思うんですけれども、僕らは技術を持っているじゃないですか。その技術で最適化もそうだし、人工知能の機械学習とかもそうだけど、だんだん成長していった時に、「あなた、これ、いいんじゃない?」と言うのは、まさに裏で学習をしたからなんですね。

ある意味、そういう最先端テクノロジーが身近なこういうツールで、面白い遊びだったり、発見とかを支援してくれるものを作ることができる。あえて左と右で分けているのは、見え方もあるんですけど、左側は既存なんですよ。よくあるよねって思わせておいて、何?これと。これの融合を目指すのがうちらだぞ、というのは作りながら思ったんですよ。

これから新しく出てくる技術すらも、今のツールにくっつけちゃおうと。

○観山:だから、極端な話、Slackの過去ログがあれば、次のやつがどんどん変わっていっていたよねというのが、ムービーで1カ月の俺たち、みたいに。

○大関:そうだね。ムービーは面白いね、確かに。

○観山:そうそう。みんなが分かるというのも面白いけど、こう変わっていたよねというのが、比較、一瞬こいつの意見にいいなと思っていたんだけど、それが一人また集まってきて新しいものに変わった時に、うわっと集まったとか、盛り上がったとか、集合離散みたいなものが可視化されると、それ自体が新しいアクティビティーの見せ方というのかな。

○大関:それは、ありがたいですね。この画面は、配信用にあらかじめ置いておいて出しちゃったか、何の始まりもないんですけど、実は、一応オープニングがあるんですよ、このアプリ。何かと言うと、ただ適当に散らばっているメンバーが、この丸がメンバーだと思って散らばっているところから、今の状態にひうゅっと移動してくるんですよ。

その時に、観山アイデアの、1カ月の変遷をアニメーションしていったら、考え方が変わるよね。

「先週、俺、何言ったっけ」とか、「先々週、何しゃべったっけ」と思いだした時に、ああ、そう話していくと、こうなっていくのねとなるから、チームとの関係はこうなんだねと分かるから、というのはあると思うんですよ。

言われたことで、「そうですね」と言うのもそうなんだけど、「自分はこういうふうに影響を与えたんですよ」というふうに言われたほうが、復習と同じで、学びが深いんですよね。自分の中での納得も深いよなと思って。アニメーションというのは、いいかもしれないですね。

究極の雑談・独り言用のslackみたいなもの

○大関:最近食べたおいしいもの、何ですか、ちなみに。

○観山:何かあったかな。いや、でも、焼き肉は本当においしいので。

○大関:焼き肉。

○観山:叙々苑。

○大関:叙々苑ね。焼き肉叙々苑ね。焼きネギとかありますね。

○観山:何年ぶりかに行きました。どんどん離れとるやないか。

○大関:たまたまかもしれませんけどね、バグかもしれないですけどね、僕はちなみにすき焼きですけど。

○観山:あ、ちょっと待って。これ、近づくと期待したいんで。

○大関:いや。どうだろ。すき焼きと焼き肉ってね。

○観山:ちょっと近づいた。

○大関:ちょっとね。もどかしいでしょ。

○観山:転換としては、重心は、オバタさんなのかな、これは。なぜか。

○大関:たまたまね。うん。

○観山:二次元に意味があるの、これ。距離空間だけじゃなくて。

○大関:見やすさですね。三次元ぐらいならまだ、もちろん、インスタでいいと思うんですけど。

○観山:だから、軸があるわけではないよね。

○大関:うん。

○観山:距離空間の自動描画でこうなっているということだよね。

○大関:そうです。

○観山:ああ、そうかそうか。だから、本質的には、距離とかがもっと分かりやすいとあれかもしれないけど、でも、こうか、こうか、ぐらいしかないよね、結局。

○大関:そうなんですよ。

○観山:クラスターか、そうじゃないかとか。

○大関:ある軸を言えという考えもあるんですけど、その軸すらも変わるじゃないですか、という話じゃないですか。

○観山:そうそう、そうそう。

○大関:だったら、近いか遠いかというほうがいいんじゃない?という、軽さですね。ほかも、Next、話題。これを壊していい時は、removeとやって消すとか、できます。

○観山:ちなみに、右の話が結構できたなと思ったので、左の話で、新しく思ったところというのは、さっき言った話題、これはまずスレットが、例えば2ちゃんねるみたいにしてスレットがいっぱい並んでいるじゃん?

○大関:うん。

○観山:ああいうふうには、わざとしていないってこと?

○大関:はい、そうです。だって、並べたら2ちゃんねるでいいじゃないですか、という話になるので。

○観山:です。

○大関:もしくは、Slackのチャンネルみたいなのでいいと思うんですよ。だから、本当にチャットツールにしちゃうんだったら、Slackでいいじゃない?とか、Slackプラスアルファでいいんじゃない?って思うんですよ。

ここでブラインドしたということは、どれだけ話題があるか分からないんですよ。

○観山:うんうん、うんうん。

○大関:そうなると、探しますよ。そうすると、発見してもらえて、参加するでしょうね、というのがあって、見せないことによってどれだけ。

例えばシグマアイの社内でやった場合に、シグマアイのメンバーでほかの考え方をしているやつはいるんだろうかと探すじゃないですか。最初は、一人でぽつねんと考えているかもしれないんですよ。だけど、あ、そんなことを、例えば田口さんって出ているから田口さんが考えているんだって思ったら、ここで、俺が、「そんなこと考えていたんだ」って振って。そうすると、関係がまた変わりますけれども、こういうふうに記録が残る。田口さんは一番興味を持っているわけだから、一人である意味悶々としていたかもしれないし、いろいろ独創的に考えていたかもしれない。そうしたら、レスポンスがいつの間にか入っていて、あ、興味持っているんだね、みたいな感じで、例えばこっちも近づいたし、このコメントで、あ、なるほどねというふうになる。

長期間チャットが蓄積していくと、右側の丸が動きにくくなるんですか。そうかもしれないですね。チャットがたくさん出て、ある意味チームの定常状態ですよね。基本的にAという話題は、1番君、2番君、3番君が興味を持っていた。Bという話題は、4番君、5番君ですねといったら、ある種ディバイドしていくと思います。

だから、時間の効果とか、1カ月ぐらいはそれに重点的だけど、2カ月、3カ月前というのは、ちょっと重みを下げるみたいなことは考えてもいいと思いますね。そうするとアニメーションが余計生きると思うんですよ。1年間振り返るといって、ういいっと動いていったら、ちょっと面白いと思いますよ。

○観山:ひとしきりやって、俺はもう飽きたぞってなったら、Nextを押して。

○大関:そう。

○観山:仮に、これでみんなで盛り上がったとして。

○大関:だから、意見を引き出すという側面が、たぶん強いのかなと思うんですよ。

○観山:究極の雑談用Slackみたいなものなの。

○大関:そうです。そうだと思いますね。狙って作った気持ちはないんですけど、この機能が果たすのはそこかもしれない。独り言を雑談して、思い付くままにクリエートしていって、ある意味荒らした後じゃないですか。自分の思っていることをとにかく書いてあって。

そうしたら、それを発見して、同調する仲間、もしくは違う意見を持っている仲間がいる。それをチャットに対して、この下に続けていくものに対してレスポンスするのもあれば、まだこれに直接レスポンスするほど固まっていないなとか、強い意見じゃないなという時はクリエートして、別の考え方を自分なりに表現してみる、というふうにするのもあるのかなと思うんですね。

量子アニーリングの応用先であるブラックボックス最適化が、使われているのでは

○大関:こんなことを、1カ月ずっとやっていたわけじゃないですけど、1カ月、ボリューム2から。

○観山:これも、限定されていることに、もう少し意味がほしいね。

○大関:そうね。

○観山:何か、絶対あるよね。

○大関:発言内容は自由なんですよ。だけど、続けていく、重ねていくなり、追っていくのには制限があるというか、ちょっと見えないというか。探索しているんですよね。僕はここで、Nextのところを探索にしたところは、ちょっとこだわっている部分はありますね。

○観山:過去の履歴とかから、興味あるポイントで、アニーリング界隈でも最近応用先の一つとして知られているブラックボックス最適化が使われているんじゃないかなと思うんですけど、そういう意味でもちょっと面白いかなと思って。

○大関:そうです、そうです。あれは、材料探索とか、何かしらの組み合わせを探索って使われるんですけど、組み合わせ、探索、話題の探索提供に使えばええやんって思っちゃって、ちょっと乗っけてみましたという部分はありますね。

○観山:逆に、ここまで来ると、システムから何か欲しいよね、もう一つ、もう一声。

○大関:何だ、何だ。

○観山:逆に、先ほど高橋さんが、右の丸が固定化されてきちゃったりするじゃん。

○大関:ああ、なるほどね。

○観山:それを崩すように話題を振る振り方を変えるとか、あえてこっちとこっちのクラスターを近づけるように、相互に興味を持つこと、今までスルーしていたやつを出すとか、あるいは、お題をひねってくれてもいいんじゃないの、と思うね。

○大関:確かに、このマップをあるがままじゃなくて、崩すなり、誘導するなり、散らばせるなりというのを、アクションできるようなことを提案されて、実際にやるとか、システム側で擾乱的にやるのもあったりはいいですね。

たぶんありだと思うんですよ。探索、話題に関しては探索をするというわけだから、背景に、誰がどんな話題に興味を持っていてというのは数値として分かるので、それを埋めるとか。それに、ある意味、数学の用語だと直行する、まるで違うことを提案するというのはあり得るわけですね。それで埋めていく方向に、ある意味考え方がAという方向に行っているから、Bという考え方もあるんだよと気づかせるとか、そういうことはあったりできるかなと思いますね。なるほど、なるほど。

今のところバグが出なくて良かったですけどね。1時間前までバグがあって、やべえやべえって言っていたんですけど、何とか取れましたね。

言語の壁を越えた後は、考え方の壁を超える

○観山:これは、ウェブアプリで、みんなでやってみません?

○大関:そうですね。

○観山:それで、まず右の変化がどうなっていくのかとか、これは、名前を出すんですか。

○大関:どういうこと?

○観山:出したほうがいいのかな。出さないほうがいいのかな。

○大関:この名前ってこと?

○観山:この名前。左。右はいい。

○大関:左の名前も、悩ましかったんですよ。最初、僕は出さなかったの。一応、これはバグチェックのために、誰の発言かってトレースできているよねというので出しているんですけど、僕の心持ちでは出さないことにしようと思っていますね。だって、話題も、そもそも誰が提案したかって書いていないんですよ、これ。

○観山:うんうん。

○大関:記録は残っているんですけど、誰が提案したかというのは、ユーザー側は知らないようになっているので、ある意味、遠慮がなくコメントできるんです。

○観山:そうですよね。

○大関:そうすると、自分の考え方を、ある意味出していいんだよってなるんですね。いい2ちゃんねるの使い方と言うとあれなんだな。それは、オープンにして、いろいろなことを考えることができる、いろいろなことを発言することができるとなったら、もちろんいろいろなことになっちゃうと思うんですけど、社内のチーム内でとか、ある限定されたコミュニティーの中でポジティブに使いましょうとか、何かのクリエーションのために作りましょうというのだったら、名前はなくていいと思うんですよ。

意外にそんな考え方をするやつがいるんだって、まず認識するじゃないですか。そうして、だけど誰だかは分からない。だけど、例えばこのマップで、観山と大関がウイーンと近づいていって、もしかしてもあの話なんだけどと言ったら、乗っかってくれるとか。もしくは、全然違うかもしれないけど、言いづらかったこととか、こんな考え、ちょっとシンプルすぎるよね、ごめんねと思って言わなかったやつを言えるかもしれない。

それで言ったら、例えば観山だったら、あ、その考えはなかったってなったら、本当にリアルのところでの話題になりますよね。会った時に何をしゃべるかというのも、これで、ある種推測というか、考えられるのかなと。

最近、リモートで仕事をしていて、普段そうなんだけど、対面でディスカッションするべき時とか、することができるチャンスがあって会うじゃないですか。その時に、すっごくいろいろしゃべるんですよね。あの時に言えなかったこれとか、ついでだからこれも聞こうって。それって、たぶん縛られていたからだと思うんですよ。ずっとしゃべれるよって言われたら、たぶん、そこまでしゃべらないですよ。だけど、ずっと離されていて、悶々としているというか、取りあえず友人関係だから離れていても友人だよねとなるんだけど、話す内容の源泉というか、何を話すかというのは、離されることによっていろいろ作られていって、ばんとぶつかると思うんですよね。

友達というまではまだ付き合いきれていないんだけど、そういう人とリアルに会った時に、何をお話ししたらいいだろうというのを、話題もいっぱい出てくるし、実はチームの中で新人さんとベテランさんで近いと。もしかしてこの話、しても通じるかなといってしゃべる。世代をまたぐとか、そういうこともできるのかなと思うんですよね。

だって、これは名前だけにしていますけれども、裏では、それこそ国籍だったり、性別もそうだし、いろいろな属性があるわけですよ。だけど、それを二次元平面で何にも考えずにマップさせる。裏では、どんなことを考えていますか、どんなことを発言していますかというのでマッピングされているから、ある種の平等性が出てくるんですよね。

そうすると、きっかけとして壁を壊す。離れていたこともそうかもしれないし、属性として違うと言われていたやつも、今は気にしなくていいはずなんだから、気にしないとしたら何かと言ったら、人間はしゃべることだと思うので。

言語とかの壁は、今は翻訳ツールのおかげで全然進んできたけど、次はと言ったら、考え方の壁を越えるというか、それを共有できるようにするには何がいいだろうと言ったら、しゃべるしかないんだけど、テレパシーじゃできないんで。だけど、しゃべるんだったら、何をしゃべったらいいかというのも考えられるのかなと思いますね。

○観山:だから、相互理解を目的とするコミュニケーションと、何かの話題を深める、あるいは探索するということでは、匿名性というのは違うと思っていて。つまり、話される内容自体が重要なのかというと、それは何でもいいよと。でも、他人との違いを発揮したいんだったら、名前は出していて、この人が故のというところが見えるとことはあれで、Twitterを匿名じゃなくてやっている人はそういうところがあると思うので。

一方で、匿名のコミュニケーションというのは、ネタ自体が大事なんだと。これはどっちもあるよねと。

非常誹謗中傷ワードを設定して、発言者との距離を追うこともできる

○大関:そう。

○観山:ただ、その間をどうつなげるか。

○大関:そうだな。

○観山:それを右が担っているんだとしたら、右の画面がすごく面白いなと思って。つまり、近さというのをゆるゆると感じさせてくれる。

前回のディスカッションで、会社の役職とか、そういうのは、それ自体がレイヤーになっていたり、その人が故に考えること。そもそもの立ち位置とか、レイヤーとか。

○大関:視座があると。

○観山:視座があって、視座、視点というのがありますよと。これを理解しないと、いくらやってもランダムなやりとりしかなくて。

○大関:そうですね。「Nextでキーワードを提案するのではなくて、ある特定のキーワード群。例えば非常誹謗中傷のようなワードを固定して、そのキーワード群と発言者との距離を追うということができるんですか?」。やろうと思えばできます。確かにできますね。この分野とか。だからそうだね。

○観山:言語セットが集まると、それはそれで、右とかと関係なくてできることは、今はいっぱいあるよねという気がする。

○大関:ある種きっかけになったのが、自然言語処理の研究をちょっとサーベイしたんですよ。サーベイというほどレベルは高くないですけど、どんなことをやられているんだろうと。やっぱりデータがめちゃくちゃあるんですよね。Wikipediaみたいな文字がいっぱいあるのもそうだし、とにかく今はみんなしゃべるようになって、データが取られるようになってとか。

Slackとかだってそうですよね。チャットツールがあって、そのチャットの中のデータを使うことができれば、確かにある。
だから、データをいっぱい取ることができるんだな、この言葉って、と思ったんですよ。じゃあ、純度の高い言葉を集めることによって、みんなに使われる翻訳みたいな、そういうツールとは違って、チーム内で作るって言ったら、どれだけ発言を引き出すかってことだと思うんです。

はいはい、どうでしょう。

○観山:いや、いやいや、そうだねと。賛意の矢印。賛意の指さしです。ケチャみたいなものです。

○大関:そうなんです。

○観山:いや、本当ね、あんまり話せないけど、自然言語は、僕も最近ちょっと凝っていて、欲しいのは、ドメイン固有コーパスが欲しいんだよ。でも、それは人手でやりたくないの。

○大関:そう。

○観山:うちコーパスが欲しいわけ。結局。だけど、語彙とかの使われ方は、
よくやるやつとかでもいいかもしれないんだけど、結局、僕らには僕らの言葉の使い方があるし、ドメインにはそういう使い方があるじゃない?というところで、それはすごい感じるんだよね。

○大関:すごいな。ここに来て、いろいろとみんな、はっと、こうやって使おうと思ってきたんですかね。YKさんが、「プロジェクトのチーム編成、近しい人と、逆に離れている者同士とかに使えるかもしれないなと思いました」。まあ、そうですよね。まさにこの動きを見て、変化も分かるから、それこそ1年間経て、どうでしょうね、新しく配属された人がどの人の考え方に近いのかとか、じゃあ次のプロジェクトはこうしようというのも考えられるかもしれないですね。

ネガティブな使い方かもしれないですけど、将来危険人物になりそうな人物を予知することにもできそうですね。というのは、使い方によってはありだと思いますよね。危険人物かどうかというか、考え方なのかもしれないし、例えば、さっきの健康的な話で、ネガティブワードが増えてきたねというのでディテクションするのはありだと思うんですよ。

そうすると、表立っては言いづらいとか、ケアしづらいんだけれども、このツールを介したことによって、間接的に分かったので、あえて助けに行くというか、そういうことができるのかなというのはあります。いきなり、直接どかんとしにくいですからね。というのも、この中では、匿名もそうだし、匿名なんだか半匿名みたいな感じなので、そういうところはあるのかなと思いますね。

このツールを使えば、チームがバラバラになることを防ぐこともできる

○観山:冒頭、僕が疑問を発したように、近ければいいのかという話もあるよね。程よく散らばっていることがいいという考え方もあるじゃないですか。お話しした会社さんの中には、みんな同じ考え方になっちゃって、逆にそれでいいのかという課題を。上司が気に入りそうな言葉ばかりを言うとか。極端な話。それはそれでそろうというところがいいんだけれど。

○大関:そうですね。

○観山:何か、いや、違うんじゃないのと。社会はそこを求めていないよ、とずばっと言えるとか、あるいは、違うところにセンサーを、アンテナ張っていられる人がいられるかどうか。これでみんなが集まったら、僕は逆にすごい気持ち悪いチームだなと思って。

○大関:そう。だから形状に意味が出てくるかもしれないですね。

○観山:そうそう、そうそう、そうそう。

○大関:ものすごい雑な考え方をすれば、いわゆる上位の人と部下の人たちで、離れて行ったらやばいよと。当たり前なんだけど、やばいよと。それが、インタビューを通して調べましょうだと結構かったるいというか、難しいじゃないですか。結局、忖度しちゃうから。

だけど、日々の業務の中でアイディエーションのために使っていたとして、それが自然に見えちゃったら、逆にどうしましょう、という話があったけれども、それでチームがばらばらになるとか、実は同じことを考えられない状態になっちゃっている。アラートとして使うのもあるかもしれないですね。

いろいろなデータパターンが、企業さんごとだったり、グループごとにあったとして、うまくいってる傾向にあるグループは、こういう形状をしたチーム編成なんですよ。そういうのが見つかったら、どうやって持っていけばいいでしょうかということを、今度はコンサルティングできるとか、アドバイスできるというふうにもなるよね。

○観山:距離空間の設計を、いろいろやってみたいですね。

○大関:うん。

○観山:気が付いた、運営側から、残り10分ぐらいだというので。

○大関:早いな。

○観山:そろそろ僕らも。意外と楽しめちゃったな。

○大関:良かった。

○観山:僕も、情報なしで、今回は臨んでいるじゃない?

○大関:そうなんですよ。ひどくて、台本がないどころか、何ができたかすら言わない、という。

○観山:そうそう、そうそう。

○大関:完成品を初めて見たという。

○観山:出たとこ勝負で、空耳アワーの安斎肇さん的なポジションで、僕はコメントしなきゃいけないんで。

○大関:遅刻しないだけましですよ。安斎さんは結構遅刻しますからね。そう。台本もなければ、どういう状況なのかも分からない、というね。

これをウェブアプリ化して、みんなで使おうか



○観山:いったんできちゃったわけなんですけど、個人的には、PoCという意味では完了していないと思っていて、今日、思惑と品物は大関さんが語ってくれたじゃん。

○大関:はい。

○観山:実際にやってみたらどうなるかというのが、ちょっと学びとして、最終的な落ちとしてみんなに届けられるとすごい面白いなと。これは個人的な意見なんだけど。

○大関:いや、そうするべきだと思いますよ。少なくともシグマアイメンバーでやってみましたと。そうすると、ある種の分析結果かもしれないし、こういう変遷をしていったと。それをお見せすることによって、何があったんだろうねみたいなことを振り返ってみて、そういうことを検知しているのかもしれないという、次のもうちょっと粒度の細かい仮説が立つと思うんですよね。

そうしたら、本当にそれがどんなどうなんだろう、実際はどうなんだろうということを、例えばヒアリングするのもそうだろうし、働きぶりを見てみて、あ、本当に理にかなっているねとなったら、実証になるぞといって、もうちょっと細かいことやるというふうになるはずなので。

ある意味、仮説を立てるためのプラットフォームができたかなというのはありますね。

○観山:これをウェブアプリ化して、みんなでやろうか。

○大関:そう。そういうのもありです。

○観山:社内じゃなくて。

○大関:これは、そうなんですよ。最初、超簡単にグーグルスプレッドシートでこのコメントをデータ化して、アクセスして読み取ってというふうに、まずは簡単なものを作ったんですよ。そうしたら、やがて、チャットに耐えられるわけないじゃんとなってきて、やばい、これ、もうデータベース使わなきゃ、当たり前だけど無理だよね、レスポンス的にとなって、データベースを勉強して、あ、できる、できると言ってやって、これの左半分ができて、何が面白いの作れるかなといって、Nextボタンを次に考えたんです。Nextを考えて、これはむしろ話題がどれだけあるか分からないほうがいいだろうと。探すって、マウスでホイルして、上下して探すって結構面倒くさいんですよ。スマートフォンでも、ひゃっひゃっとやるのも。目で滑っちゃう時もあるし。

だったら、パンと出されたほうがいいよと。少ない回数で出されたほうがいいよとなったら、最適化するべきだよねとなって、Nextボタンがそういう仕様になったんですよ。

その後に時間と空間の話が出てきたんですよね。時間がいつも一緒じゃない。空間も離れている。じゃあどうしましょうと言ったら、何かのテーブルを用意しましょう。何を基準にしますといったら、俺らが取れるデータを基準にしましょうと言って、だんだんこれで外形ができてきて、外に出せる、データベースですから共通のものがあるので、そこにアクセスすればできる。チームごととか、ユーザーごととか。

手元で持っているローカルなり、ウェブアプリのやつは、ほとんど原型はできているから変えるだけ、翻訳するだけなので、それをやってみるというのはありだと思いますね。それで、面白い使い方、面白いと思ってくれるのもそうだし、簡単に面白さって分かんない部分は僕もあるので、今は、作られた後に触ってみて面白いなと、俺ですら思い始めているくらいですか、まだ真価は分かっていないんですよ。

だけど、みんなが使ってみて、あ、こういう使い方がありますよと思いついたら、それが一つの答えだったり、発見だったりするので、そういうふうに調べていくのがいいのかなと思いますね。

そうか、じゃあ、次回は、少なくともシグマアイメンバーの結果分析かな。

○観山:そうそう。Sigma-i Labは、スタートもあれだったんですけど、終わりはいつ来るんだろうと。

○大関:いつだろう。でも、これで3カ月。3カ月でああだこうだ言って、作るのは実質1週間、2週間ぐらいだったかな、頑張ったんですけど、それで、3カ月で1個、こういうふうにプロダクトゼロじゃないけど、何か試作品は作れるわけじゃないですか。

それで、面白いね、面白くないねって言って、次また、というのはサイクルとした成立したので、これは続けていこうと思います。

次は、観山君の番ですね。

○観山:はい。頑張ります。いやいや、僕は苦手なんで。

○大関:なんだそりゃ、という感じでございますけれどもね、いや、でも無事、無事と言うべきか分からないですけど、自分の中でもスキルが付いたから楽しかったしね、この動くやつは、今日作ったんですよ。追い込みもいいところでございましたけれどもね、非常に楽しい文化祭の乗りで何とか頑張ってきましたけども。

というわけで、早かったですね。本当ですね。もう8時になっちゃいますね。いかがだったでございますでしょうか。こんな感じで、ボリューム1から、10月からずっと、Sigma-i Labという企画をやっておりまして、次回、また、ひと月、ふた月ぐらい後になってから、ボリューム4というのができるかなと思います。このPoCを使って、さらなる検証を考えていきたいと思います。よろしくお願いします。

日程等、決まりましたらお知らせいたしますので、ぜひとも、登録のほど、よろしくお願いします。

「続けていただけるのは嬉しいです。」、良かったです。続けるんじゃないと言われたら、どうしようかと。空き缶でも投げられたらどうしようかと思っていたんですけど。

○観山:まだやるの、みたいな。

○大関:もうええわと言われたら、もうあれなんですけれど、楽しんでいただけた人がいるようで良かったです。はい。ありがとうございます。

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