目次
なぜ、AIの発信を始めるのか
私たちが目指していること
これから発信していく内容
変化を楽しむ組織へ
セブンリッチグループでは今、グループ全体でAIへの取り組みが進んでいます。一部の専門家だけでなく、全社員がAIを日常的に活用できる状態を目指して、組織全体が動いている変化の過程を、このnoteで継続的に発信していくことにしました。
なぜ、AIの発信を始めるのか
この数年で、AIをめぐる環境は目まぐるしく変化しました。生成AIの登場により、業務の進め方やビジネスモデルそのものが見直される時代になっています。こうした変化のスピードに対応していくためには、エンジニアや一部の専門的な知識を持ったメンバーだけではなく、組織全体でAIを理解し使いこなせる状態をつくることが不可欠だと考えています。
セブンリッチでは今、グループ全体でこの変化に向き合っています。スキル研修だけでなく、AIを組織文化として浸透させ、全社員が日常的に活用できる状態をつくる。それが私たちの目指す姿です。
社会やテクノロジーの変化を恐れず、むしろ積極的に取り込みながら、組織としてアップデートし続ける。その過程をこのnoteでお伝えしていきます。私たちがどう変化と向き合い、何を大切にしているのか、少しでも伝わればうれしいです。
私たちが目指していること
この取り組みで大切にしていることのひとつに「AIカルチャーの醸成」があります。AIに関する知識を得ることだけではなく、職種やスキルの差を越えて、全員がAIを共通言語として使いこなせるようになること。そして、各部門でAI活用が自然と広がっていくための土台をつくること。それこそが、私たちの目指す姿です。
たとえば、エンジニアだけがAIを理解しているのではなく、様々な職種・事業がそれぞれの業務にAIを取り入れ、活用できるようになる。そんな組織を目指しています。
「AIが人の仕事を奪う」という単純な構図ではなく、AIを使いこなすことでより創造的で戦略的な仕事に集中できる環境をつくる。人間とAIが互いの強みを活かしながら、新しい価値を共創する関係性を築いていくことが大切だと考えています。
社会の変化に柔軟に適応するために、私たちは学び続けています。こうした考えをもって、セブンリッチグループはAIを文化として実装していきます。
これから発信していく内容
今後このnoteでは、私たちのAIへの取り組みを、さまざまな角度からお届けしていきます。
■ グループ全体の戦略
セブンリッチグループがAIに対してどのような戦略を描いているのか、経営・組織の視点からお伝えします。新たに立ち上げた「AX室」が担う役割や、グループのAI戦略の全体像についても、順次ご紹介していく予定です。
■ 事業としてのAI
2025年8月に設立したAI事業に特化したジョイントベンチャー「AI Rich Studio」の取り組みもご紹介します。日本全体のAIリテラシー向上と産業競争力強化を目指すこのプロジェクトが、どのような未来を描いているのか。設立の背景や今後の展望について、詳しくお伝えしていきます。
■ 現場でのAI活用
さらに、実際にグループ内でAIがどう使われているのか、現場の声もお届けします。全社導入したGemini PROの活用事例や、生成AI研修の実施レポート、そして会計・採用・広報・飲食といった各部門でのAI実装の最前線まで、リアルな姿をご紹介します。
■ コミュニティ運営
AI推進担当者向けのコミュニティ「AI Implementation Meetup (AIM)」の活動についても発信していきます。自社でのAI活用推進だけでなく、他社の推進担当者ともつながり、学び合う場をつくる。そんな取り組みもご紹介する予定です。
これらの発信を通じて、セブンリッチグループがどのように変化し、進化していくのか。その過程を丁寧にお伝えしていきます。
変化を楽しむ組織へ
私たちは、変化を恐れるのではなく、楽しむ組織でありたいと思っています。AIはあくまでもツールであり、大切なのは、それを使って何を実現するか。どんな価値を生み出すか。そして、どんな未来をつくっていくか。
セブンリッチグループは、AIという新しいテクノロジーと向き合いながら、これからも進化し続けます。うまくいくこともあれば、試行錯誤することもあるでしょう。ですが、その過程そのものが、私たちの成長であり、組織文化の醸成につながっていくと信じています。
AIを通じた私たちの取り組みを、今後も継続的に発信していきます。