「面白いスタートアップがあるんだけど、興味ない?」
そんな何気ない一言から始まった二人のキャリアがあります。
株式会社メンテルで活躍するデータサイエンティスト・エンジニアの東光健さんと、データサイエンティストの瀬戸優作さん。二人は東京農工大学機械学科の同期であり、メンテルにもほぼ同じタイミングで参画しました。
それから約3年。
今では商業施設の空調最適化や空間リコメンドシステム、VPPシミュレータ開発など、メンテルの中核プロジェクトを担う存在として活躍しています。
今回は、学生時代から互いを知る二人だからこそ語れる「成長の軌跡」と「メンテルで働く面白さ」について話を聞きました。
同じ大学の同期が、同じ会社へ
先にメンテルへ参画したのは東光さんでした。
「エネルギー分野のプロダクトに関わりたかったんですよね。建物の空調を最適化するという、課題としてはわりと分かりやすいテーマに対して、データとアルゴリズムでアプローチしているところに面白さを感じて、入りました」
その約1か月後、瀬戸さんもメンテルに加わります。
きっかけは東光さんからの紹介でした。
「『メンテルっていう面白いスタートアップがあるんだけど、データ系できる人探してるらしいよ』と言われて。当時はPythonでのデータ処理を学び始めたばかりで、経験はほとんどなかったんですけど、『学んだ技術が社会でどう生かされるのかを肌で感じてみたい』という思いもあって。まずは『少しでも役に立てればいいな』くらいの気持ちで飛び込みました」
当時の二人は、この経験が3年続くキャリアになるとは想像していなかったと思います。
実プロジェクトの中で成長した1年目
参画当初、二人とも十分な実務経験があったわけではありません。
瀬戸さんは大手ゼネコンや設備工事会社のプロジェクトに参加し、エネルギーデータの分析や可視化を担当しました。
「業界の知識もデータの扱い方も、実際の業務の中で身につけていった感覚です。本を読んで準備するより、とにかく手を動かして覚えていきました」
一方の東光さんは、現在も担当している商業施設向けの空調最適化プロジェクトに参画しました。
「最初は本当に大変でした。扱うデータ量も多くて、何から見ればいいのか分からないこともありました」
それでも二人が共通していたのは、「分からないことを放置しない姿勢」でした。
周囲のメンバーに積極的に相談しながら課題を一つずつ解決し、少しずつできることを増やしていったと言います。
3年でここまで広がった担当領域
現在、東光さんは商業施設向けの空調最適化システム全体を担当しています。
予測モデルの開発だけではなく、GCP環境の運用やデータベース管理、本番環境へのデプロイまで幅広く対応しています。また、大学との共同研究によるVPPシミュレータ開発にも携わっています。
「学生の頃に想像していたデータサイエンティスト像とはかなり違います。今ではインフラやDBの対応まで行っています」
瀬戸さんは、空間リコメンドシステムや電力需給管理ロジックの開発を担当しています。
オフィス内の混雑状況を分析し、利用者へ最適な空間を提案するアルゴリズム設計や、節電アプリ向けのダッシュボード構築なども手掛けています。
「学生時代はPythonでデータ処理ができる程度でした。今では自分が設計したアルゴリズムが実際のビルや店舗で使われています。技術が社会で動いている実感があります」
スタートアップだから味わえる責任と達成感
二人が共通して話していたのが、少人数組織ならではのスピード感です。
東光さんが特に印象に残っているのは、本番環境で発生したトラブル対応でした。
「データベースの不具合が発生したときは本当に焦りました。でも原因調査から復旧までチーム全員で対応し、無事に復旧できたときは大きな達成感がありました」
瀬戸さんも同じように、プロダクト改善の手応えを感じる場面が多いと言います。
「空間リコメンドの精度検証をしていたとき、アルゴリズムを一から作り直したことがありました。大変でしたが、改善結果がそのままユーザー体験につながるのでやりがいがあります」
メンテルでは、自分の仕事がどのように社会で使われるのかを近い距離で見ることができます。
同期だからこそ分かる、お互いの成長
3年間一緒に働いてきたからこそ、お互いの変化もよく見えているそうです。
瀬戸さんは東光さんについてこう話します。
「東光は明らかに『なんでもやる』感が強くなった気がします。最初のころは『データ分析が中心』っていう感じだったのが、いつの間にかDB復旧とかGCPのインフラまで触ってるみたいな」
一方の東光さんは瀬戸さんについて、
「最初は『言われたことをこなす』感じだったんですけど、いまは『次にどう動かすか』を自分で考える時間が増えました」
と話します。
同じスタートラインから始まり、それぞれ異なる強みを伸ばしながら成長してきたことが伝わってきます。
同期がいる安心感
二人に「同期が同じ会社にいるメリット」を聞くと、共通して返ってきたのは安心感でした。
「メリットはそれに尽きると思います。社外でメシ食いながら冗談も言えるし、技術的な相談もできる」(東光さん)
「たまに『これ、どこまでやればいいんだ?』みたいな迷いが出たときに、フラットに聞ける相手がいるのは精神的にすごく助かります」(瀬戸さん)
スタートアップは挑戦の機会が多い一方で、不安を感じる場面もあります。
そんな時に気軽に相談できる仲間の存在は、大きな支えになっているようです。
メンテルで得られるもの
最後に、二人へ「メンテルで働く魅力」を聞きました。
瀬戸さんは、
「自分が設計したアルゴリズムが、実際のビルや店舗で動いている。この距離の近さは、本当に大きいです。学生時代のデータサイエンスは『精度を出して終わり』になりがちだったんですけど、メンテルはそこから先の『現実で動かす』段階まで、自分で責任を持って関われる。これは他では体験しにくいだろうな、と思います」
と話します。
東光さんは、
「フロントエンドからインフラ、データパイプラインまで、一人がカバーする範囲がとにかく広いんです。『それはインフラチームの仕事』って言葉が、メンテルではとにかく出てこない。大変ですけど、その分、システム全体が見えてくる」
と語りました。
また、海外メンバーと英語で議論しながらプロジェクトを進める機会もあり、技術面だけでなくコミュニケーション面でも成長できる環境があります。
未来の仲間へ
今回登場した二人も、最初から豊富な実務経験があったわけではありません。
実際のプロジェクトに入り、試行錯誤しながら成長してきました。
メンテルでは、年次や経験に関係なく挑戦できる環境があります。
データサイエンスやAI、エネルギー領域に興味がある方。
自分の技術を実社会で活かしたい方。
課題解決に主体的に取り組みたい方。
そんな方と一緒に働けることを楽しみにしています。