こんにちは!フォッグ株式会社・採用担当です。
フォッグには多様なバックグラウンドを持つ個性豊かなメンバーが毎月続々とジョインしていますが、今回は社内初の産休・育休取得から復帰して2か月を迎えた商品企画グループ・渡辺睦未の社員インタビューをお届けします。
「フォッグじゃなかったら、戻ってこようと思えなかったかもしれない」
そう話してくれた、RAFFLEの商品企画を担当する渡辺睦未。2025年7月からフォッグ社内で初めて産休・育休を取得し、2026年5月に復帰しました。
渡辺が取得を決めた当時、実は社内に産休や育休に関する制度は一切ありませんでした。前例がない中でも彼女は休み、そして戻ってきてくれました。
復帰からまだ2ヶ月足らず。毎朝5時に起きて、夜23時に眠る日々の中で、渡辺が感じていることを率直に話してもらいました。
音楽業界のデザイナーが、なぜくじの企画職へ?
グッズ制作からIPコンテンツの企画へ
現在のお仕事内容を教えてください。
RAFFLEの商品企画を担当しています。営業が受注してきた案件に対して、「どうすればもっと売れるか」を考えながら、景品のラインナップや演出を企画する仕事です。産休前も同じ部署にいました。
フォッグに入社した経緯を聞かせてください。
もともとグラフィックデザイナーとして音楽事務所やファンクラブでグッズ制作やコンテンツづくりをしていました。フォッグはさまざまなIPを扱っていて、デザインだけでなく企画面も強化したい気持ちがあったので、ここなら両方できると思って入社を決めました。
選考はすごくスピードが速くて。一次面接を終えて帰宅途中に電話がかかってきて、「このあと企画の人と会えますか?」って。今はそれがとてもフォッグっぽいな、と思います。
ターニングポイントは、人気アニメ案件でのバズり体験
仕事で印象に残っている出来事はありますか?
マンガ原作でTVアニメ化された人気作品の案件です。ただグッズを作るんじゃなくて、作品のファン心理や世界観に踏み込んで、裏テーマを持たせた"概念系グッズ"を企画したんです。そうしたらSNSでバズり、「なぜこの景品がこのラインナップなのか」という考察をしてくれるユーザーさんまで出てきて。
「ファン心理に踏み込めると、ただのアクスタでも刺さるんだ」と初めて気づいた瞬間でした。それから企画への向き合い方が変わりました。
制度ゼロからのスタート、社内初・産休育休取得の決断
不安と申し訳なさでいっぱいの日々
産休・育休を取得しようと決めたとき、正直どんな気持ちでしたか?
不安だらけでした。もともとバリバリ仕事重視のタイプだったので、仕事をストップすること自体への怖さもあったし、周りに迷惑をかけることへの申し訳なさも。それに加えて、当時フォッグには産休・育休に関する制度が一切なかったんです。それも大きな不安要素でした。
制度がない中での取得、どう進んでいったんですか?
上長の稲熊さん(COO)に報告したら、なんと翌日から動いてくれて。1ヶ月以内には、制度ができていました。このスピード感で整備してくださったことに、稲熊さんと管理部の方には本当に感謝しています。しかも自分が求めていたのは産休・育休の基本的な制度だったのですが、それをはるかに超える様々な制度が一気に導入されて。そういう流れの中で「ちゃんと戻ってこられる」という安心感を持つことができました。
最終出社日も出社できなかったけど、オンラインで送り出してくれた
休業前の引き継ぎ期間で、印象に残っていることはありますか?
体調が思わしくなくて、予定より早めに休みに入ることになったんです。最終出社日も結局出社できなくて。でもそうしたら、オンラインでもう一度送り出す会をやってくれて。
他部署のメンバーからも安産祈願のお守りやお祝いをもらったり。置きっぱなしにしていた荷物も、メッセージつきで実家に送ってくれて。そのとき「早く戻りたい」と強く思いました。
早く戻りたい。でも、まだ子どもといたい。——育休中の、正直な気持ち
育児は仕事よりも、もっと大変だった
育休中の生活は、どんな感じでしたか?
自分の時間がまったくない状態が、思った以上にしんどくて。働いているときよりもメンタルの浮き沈みが激しかったです。
6ヶ月を過ぎたら、気持ちが揺れ始めた
「早く戻りたい」という気持ちは、ずっとありましたか?
ずっとというわけじゃないんです。最初は早く戻りたい気持ちが強かったんですけど、6ヶ月を過ぎたあたりから「まだ子どもといたい」という気持ちも出てきて。
保育園入園の都合もあって早期復帰になったんですが、続くメンバーたちはもう少し休んでもいいんじゃないかな、とも思います・・・!
それでも、会社と仲間への気持ちが上回った
育休中に、キャリアについて考えることはありましたか?
会社も企画の仕事も好きなので、戻りたい気持ちはずっとありました。休んでいる間に穴を埋めてもらった分、みんなのために頑張りたいという気持ちも強くて。休みながらも面白そうなグッズのリサーチは続けていましたし、「早くまた面白いものを作りたい」という気持ちは消えなかったです。
育休を経て変わったことがあるとしたら、仕事へのストレスがなくなったことです。子育てで自分の時間がない中で、仕事は「自分の時間に好きなことができる場所」になった。好きなメンバーたちと一緒に働ける。それが前よりずっとはっきりと見えるようになりました。
復帰して2ヶ月。「あんまり変わってなかった」が、一番うれしかった
「フルタイム復帰を止められたこと」がありがたい
復帰後の働き方はどのように決めたんですか?
フルタイムで復帰したいと伝えたら、上長にも人事にもすごく止められました。「時短にしたら?」って。でも自分は、一旦両立してどこまでできるか試してみてから判断したかったんです。フルでやってみて、無理だったら時短に切り替えようと。
今は保育園のお迎えに合わせて16時頃に一旦退社して、子どもが寝た20時以降仕事をするスタイルです。止めてくれたのはありがたかったし、現場立ち合いなども子育てに配慮して他のメンバーが対応してくれようと声をかけてくれたり、本当に助かっています。
毎日5時起き、23時就寝。それでも「仕事が自分の時間」になった
具体的な1日のスケジュールを教えてもらえますか?
5時に起きて、7時に出発、8時半に出社。16時頃に一旦退社して、20時までには寝かしつけ。そのあとまた仕事をして、23時に寝ます。
ハードといえばハードなのですが、仕事の時間が「自分の時間」になった感覚があるので、以前より前向きに働けている気がします。
フォッグという会社を、一言で言うと?
「気合いの入った会社」
フォッグってどんな会社だと思いますか?
「気合いの入った会社」です。嘘がなくて、スピード感がある。フォッグじゃなかったら、戻ってこようと思えなかったかもしれないとは、強く感じています。
職場で「ここが好き」と感じることはありますか?
やさしい人しかいないこと。本当に一人として意地悪な人がいないんです。それと、会社が個々の本質を見てくれている感じがあること。キックオフなどでも、仕事の成果だけじゃなく人間性にフォーカスしたポイントをよく見てもらえていて、評価してもらえる。嘘のない、いい会社だと思っています。
共に働くメンバーたちへ伝えたいこと:「居場所はなくならないし、自分次第」
ライフイベントを不安に思っている後輩に伝えたいことはありますか?
商品企画は女性が多い職種で、将来的に産休育休を取ることを不安に思っている人もいます。でも、居場所はなくならない。自分次第です。
やりたいことに向かって自分が頑張っていれば、周りもちゃんと見ていてくれます。「認めてもらえるので、あまり気にしないで大丈夫だよ」と伝えたいですね。
これからやりたいこと——推しのくじを、フォッグで作りたい
今後、仕事でやりたいことはありますか?
K-POPが好きで、推しグループのくじをフォッグでやりたいです。それが今一番の目標です(笑)
あとは、子どもがいる/いないに関係なく、クライアントが喜んでくれる企画を出せる商品企画の即戦力でありたいと思っています。
おわりに
「嘘のない、いい会社」——渡辺が最後に口にしたのは、飾りのないその一言でした。
制度がゼロの状態から産休・育休取得を全面的に支援する。渡辺の経験は、フォッグが社員のために「実際にどう動くか」を映し出しています。
フォッグにご興味をお持ちの方にとっても、ライフイベントと仕事の両立に不安を感じている方にとっても、この記事が少しでもリアルな参考になれば幸いです!