なにをやっているのか
"地域に寄り添い、新しい価値を創造する"
私たちは北海道から沖縄まで、全国で16のホテルを展開しています。
各ホテルのスタッフには大きな裁量があり、地域のニーズに合わせて自由に企画を提案・実行できる環境があります。
■コートホテルシリーズ
新幹線駅から徒歩5分圏内という好立地を活かし、ビジネスの拠点として選ばれ続けています。「効率的なビジネスホテル」の概念を超えて、朝食メニューの開発からロビーの使い方まで、スタッフのアイデアで新しいサービスが次々と生まれています。
■EN HOTELシリーズ
渋谷、京都、博多など、日本の主要都市で展開する、街の魅力を引き出すホテル。黒板に描かれた手書きの地図を前に、スタッフがお客様と一緒に観光プランを考えたり、地域の飲食店と協力して特別なプランを企画したり。従来のホテルにない、温かみのある交流が生まれています。
■EN RESORTシリーズ
「Discover, Relax, Repeat」をコンセプトに、その土地の自然を最大限に活かしたリゾートホテル。夏は沖縄のビーチでマリンアクティビティ、冬は東北のスキー場でウィンタースポーツと、季節に応じて異なる魅力を提供。レストランでは地元の食材を使った独自のメニューを開発し、その土地ならではの味わいを届けています。
2025年には浅草と秋田で新たなホテルがオープン予定。「この街だからできること」をカタチにし、新しい価値を創造するチャレンジを続けています。
なぜやるのか
私たちが「地域と共生し、人々のLifeを豊かにする」というミッションを掲げる理由。
それは、ホテルが単なる「泊まる場所」ではなく、地域とお客様をつなぐ架け橋になれると信じているからです。
これまでのホテルチェーンの多くは、全国どこでも同じサービス、同じ空間を提供することに価値を見出してきました。しかし私たちは違います。その土地の魅力や文化を、最大限に活かし、唯一無二の体験を提供したい。
そんな想いから生まれたのが、地域に根ざした私たちの取り組みです。京都の祇園祭でのラムネ販売、博多の市と連携した婚活パーティー、伊勢の地元飲食店とのコラボレーション。どれも、地域とつながり、共に価値を創り出す挑戦です。
こうした活動を通じて、私たちは様々な「縁」を結びます。お客様と地域の縁、ホテルと地域の縁、そして働くスタッフ同士の縁。
宿泊者の思い出に残る旅を実現し、地域の魅力を引き出し、スタッフ一人ひとりの成長を支える。
関わるすべての人のLifeを豊かにする。それが、私たちの掲げる想いです。
どうやっているのか
▍現場が主役の組織づくり
「地域の魅力を引き出す」という想いを実現するために、私たちは現場主導の組織文化を大切にしています。各ホテルの支配人には大きな裁量があり、料金設定から販促企画まで、多くの決定権を委ねています。入社2年目で副支配人、3年目で支配人へと成長した事例や、他業界から転職して1年半の一般職経験を経て副支配人に抜擢された事例もあります。実力と情熱があれば、年齢や経験に関わらず活躍できる環境です。
▍業界平均を超える社員比率
私たちの社員比率は業界平均を大きく上回る8-9割。一般的なホテル業界では契約社員やアルバイトの比率が高い中、私たちは「質の高いサービスを継続的に提供するためには、長く働けるプロフェッショナルが必要」と考えています。社員一人ひとりの専門性を高め、長期的な視点でのキャリア形成を支援しています。
▍多様なバックグラウンドを持つメンバー
異業種からの転職者、外国籍スタッフ、子育て中の方など、様々なバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。
博多のホテルでは韓国からのお客様が増えると感じたスタッフが自主的に韓国語を勉強し始め、今では「アニョハセヨ」の挨拶が飛び交う国際色豊かな環境が生まれています。働く時間や役割は異なっても、お互いに感謝とリスペクトの気持ちを持って、同じ目標に向かって進んでいます。
▍季節や時間に応じた柔軟な働き方
私たちは柔軟な働き方を実践しています。季節によってスタッフが拠点を移動することもあります。冬は福島のスキーリゾート「Grandeco」、夏は沖縄の「EEF Beach」で働くなど、多様な経験を積める環境です。また時間帯によって、フロントスタッフが朝食時はレストランをサポートするなど、部門を超えた協力体制も当たり前になっています。
▍「トライ&エラー」を推奨する文化
各ホテルのコンセプトに基づいた接客を、常にアップデートし続ける姿勢を大切にしています。「これをやってみたい」という提案があれば、まずはチャレンジしてみる。うまくいかなければ見直し、また新しいアイデアを試す。京都での手書き地図による観光案内や、伊勢での地元飲食店とのコラボイベントなど、スタッフの創意工夫から生まれたサービスが、お客様の心に残る体験を創り出しています。
私たちは、こうした独自の組織文化が、地域と共生し、人々のLifeを豊かにするという想いを実現する原動力だと信じています。