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急拡大する5年間で、ミイダスの組織やアーキテクチャをどのように変化させてきたか

こんにちは、VPoEのyuji.otaniです。ミイダスは2020年8月で、リリースから5年を迎えました!!
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サービスが拡大していくなかで、組織やアーキテクチャを変化させてきました。これまでの5年間のチャレンジについてお伝えしたいと思います。

開発リソースが全くないところから始まった立ち上げフェーズ

ミイダスは、インテリジェンス(現パーソルキャリア)の新規事業コンテスト「0to1」を経て事業化されました。4人のメンバーによって起案され、コンテストで優勝。事業化の承認を経て開発がスタートします。

今では技術者が多数在籍する会社になりましたが、2015年当時のインテリジェンス(現パーソルキャリア)にはシステムを内製するための組織も文化もありませんでした。ミイダスの開発を外注する選択肢もありましたが「リリース後の素早い改善サイクルがプロダクトの競争力になる」という思いからエンジニアを自社で採用すると意思決定し、内製開発に舵を切ったのです。

<リリース当初の採用技術>
・フロントエンド: jQuery, Backbone.js
・サーバサイド: Hack(FuelPHP)
・バッチ: Go言語
・DB: MariaDB(Galera Cluster)
・キャッシュ: Redis
・インフラ: さくらクラウド
・アプリ: Java(Android), Swift(iOS)

上記の開発環境を準備し、とにかくリリース最優先で進めました。当時は社内規定で利用可能なサービスが限られており、例えばAWSやGithubなどは利用できなかったため、制約条件もある中でのチャレンジでした。

サービスが順調に伸びてきた拡大フェーズ

リリース後にサービスは順調に伸びていき、それに伴い機能追加も活発に行われました。エンジニア組織の人数も増え、アーキテクチャも進化し続けます。2017年には、ユーザ登録数が10万人を超え、利用企業も1万社を超えました。
※2020年10月現在、ユーザ登録数は45万人、利用企業は17万社を超えています。

拡大フェーズにおいて取り組んだこと

- 専任のテストチームをつくり、エンジニアが開発に専念できる環境を作りました。
- Docker Composeを活用した開発環境を準備し、新しいメンバーがすぐに開発に入れるようにしました。
- 毎週リリースできるフローを構築し、各フェーズにおけるプロセスを整備しました。
- esaを導入し、ナレッジを蓄積して共有していく文化ができました。
- フロント、サーバ、インフラなどチームを独立させ「優先度が低いけれどサービスにとってやるべきこと」にきちんと取り組めるようにしました。
- SREチームをつくり、サービスの安定運用や中長期的な改善に取り組める体制にしました。
- さくらクラウドからAWSに移行し、RDSやRedShiftなどクラウド独自の機能活用を進めました。
- PHPとGoが混在している環境でしたが、PHPの90%以上はGoに書き換えられています。
- Backbone.js+SSRで書かれたフロントエンドはReact+Reduxにシフトし、95%以上が書き換えられています。
- Javaで書かれたAndroidアプリはKotlinに100%書き換えられています。


このように、組織やサービスの成長に合わせて様々な変化を行いました。現在エンジニアは50名を超えていますが、リリースサイクルの中で着実にプロダクトを進化させることができています。

更なる拡大を見据えた現状の課題と、これから取り組んでいきたいこと

・ソースコードの肥大化・複雑化
開発を長年続けている中で改修を繰り返した結果、一つのリポジトリでソースコードが肥大化・複雑化してきてしまっています。それが予期しない不具合に繋がることも多く、改修の難易度とスピードに悪い影響を与えています。今後このまま放置しておくと影響範囲が大きいため、抜本的な改善が必要となります。

データ量急増による処理時間の長さ
ミイダスではユーザー数約50万人、利用企業数約170,000社のデータを管理しており、日々急速にユーザー数や企業数が増加しています。データ量の増加によりユーザ操作のパフォーマンスに影響が出る、バッチの処理時間が長くなるなどの影響がでています。RDBのデータをKVSに移行するなどの取り組みは行っていますが、まだまだ改善すべき点は多いです。

組織の急成長による課題
サービスの成長とともにチームメンバーが増えてきているため、隣のチームがやっていることが見えなくなることも増えてきました。COVID-19によるリモートワークが始まってから、より一層顕著になりました。こちらについても、それぞれの役割の在り方や情報連携の方法等を検討する必要があります。

リモートワーク中心の組織なったことによる課題
2021年3月まではリモートワーク中心にすることにしました。引き続き拡大していく組織において、効率的かつしっかり立ち上がれるようなオンボーディングプログラムを導入する必要があります。また、ある程度の一体感を持った組織になるよう、常々工夫をしていく必要もあります。

最後に

サービスをリリースしてから5年間、ミイダスは着実に成長を続けています。
クリアしてきた課題、目の前にある課題。多くの課題がありますが、越えるべき山が高ければ高いほど、チャレンジする醍醐味があると思います。最高のメンバーと一緒に、課題に向き合いながら、サービスとしても組織としても更に大きな成長を目指していきたいと思います。

一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集していますので、少しでも興味をもたれた方はお気軽にご連絡ください!

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