「SNS運用の仕事って、実際どこまで任されるの?」
企業のSNSアカウント運用を経験したことがある人なら、一度は感じたことがあるかもしれません。投稿を作って、数字を見て、レポートをまとめる。その繰り返しの中で、「もっと上流から関わりたい」「自分の企画を形にしたい」と思ったことはないでしょうか。
今回お話を聞いたのは、GLAPentertainmentでSNS運用を担当する佐々木さん(28歳)。前職はバイク販売会社の広報。そこからGLAPに入社してまだ半年ですが、今では航空系・食品系・ヘルスケアなど複数業界のSNSアカウントを一人で担当し、企画の立案からキャンペーン設計まで手がけています。
今回は、彼女のある1日に密着し、GLAPのSNS運用の仕事をみていきましょう。
◆佐々木さんの1日の流れ
【10:00〜】企画と準備の時間
出社してまずやるのは、担当アカウントの確認。投稿への反応やコメントをチェックして、状況を把握するところから1日が始まります。
そのあとは企画の仕事に入ることが多いです。来月の投稿テーマを考えたり、進行中の案件のラフ案やキャプションを作成したり。複数案件を抱えているので、「今日はこの案件のテーマ出しを仕上げて、こっちの案件のラフを進めよう」と、自分で優先順位をつけて動きます。
企画ミーティングがある日は、午前中に提案資料の最終確認をして臨むこともあります。
【13:00〜】ランチタイム
【14:00〜】制作と確認のやり取り
午後はデザインチームとのやり取りが増える時間帯です。ラフ案が通った企画をデザインチームに依頼して、上がってきた制作物を確認する。修正があればフィードバックを返し、OKなら先方に提出します。
先方からの確認待ちの間に、別の案件の企画を進めたり、急に入ってきたコラボ企画やキャンペーン企画の対応をしたりします。「本日中にいけますか?」という連絡が飛んでくることもあるので、午後は臨機応変に動く時間です。
【17:00〜】投稿と翌日以降の準備
確認が全て通った投稿の予約作業や、翌日以降のタスク整理をする時間です。案件によっては、テストアカウントで投稿した画面のスクリーンショットを送って最終確認を取る手順もあります。
並行しながら、チームメンバーと次の企画のアイデアを壁打ちすることもあります。複数案件の企画を同時に考えるので、自分だけではなく他の人の力を借りることが大切になってきます。
佐々木さんの1日、ここがポイント
「投稿を作って終わり」ではなく、企画テーマの立案・ラフ作成・デザイン発注・確認対応・投稿実務まで、1日の中で複数の工程が並行して走っています。しかもそれが案件ごとに異なるスケジュールで進むので、自分で優先順位を組み立てて回していく力が日々鍛えられる環境です。
◆1ヶ月の仕事は「企画テーマ出し」から始まる
——1ヶ月の仕事の流れを具体的に教えてもらえますか?
まず最初にやるのが、企画のテーマ出しです。その月に投稿する内容のテーマを、投稿本数より少し多めに考えて準備します。
ある案件では、月に2回ある企画ミーティングで提案します。1回目のミーティングでまず案を出して、いろいろなフィードバックをもらいます。「この方向性はいいけど、もう少しこう変えたら?」とか「これはこういう理由で難しいから、別の切り口で考えてほしい」とか。
そのフィードバックを受けてブラッシュアップしたものを、2回目のミーティングに持っていきます。そこで企画が通ったら、次はラフ案の作成に進みます。
——ラフ案というのは?
企画を実際の投稿としてどう形にするか、というイメージですね。投稿のビジュアルイメージやキャプションを作って提出します。それにまたフィードバックがあって、問題なければデザインチームに「このラフで制作をお願いします」と依頼して作ってもらいます。
制作物が上がってきたら確認して、OKなら先方に提出。先方でも確認があって、最終的にOKが出たら投稿に進められるという流れです。
◆「テーマ出し」だけじゃない。キャンペーン企画やコラボ企画も
——通常の投稿企画以外にも、仕事はありますか?
あります。たとえばキャンペーンの企画を一から考えてほしいと言われることもありますし、他社とのコラボ企画を考えてほしいという依頼が来ることもあります。
——キャンペーンの企画もされているんですね。
そうですね。ただ投稿を作るだけじゃなくて、「なぜ今この企画をやるのか」という戦略的な部分まで考えています。企画内容の考案や企画の実行まで任せてもらえることも多くて、自分でディレクションしながら進めていく、ということもあります。
コラボ企画の場合は、いくつかの候補先の中からブランドに合いそうなところを自分で選んで、企画の中身を考えるところまでやります。
——幅広い仕事を担当されているんですね。
正直、大変だなと思うこともあります。でも、ただ言われたことをやるだけじゃなくて、自分で考えた企画を提案できる。それが通って形になるというのは、やりがいがあります。
◆「自分のアイデアが形になる」手触り感
——この仕事のやりがいは、どんなところにありますか?
やっぱり、案件の最初から最後までほぼ一人で任せてもらえるところですね。企画力もそうですし、スケジュール管理も、全部自分でやらなきゃいけない。責任は重いですけど、そのぶん手触り感がすごくあります。
あと、自分の知っている企業やブランドの案件を担当できるのは楽しいです。自分が企画した投稿が、そのブランドのアカウントで実際に上がる。それは単純にやりがいになっています。
——他の会社では、なかなかすぐにはできない経験ですよね。
そうだと思います。大手の会社に入っても、いきなりこういう案件を任されることはないと思うので。スタートアップならではのスピード感はあると思います。
——色々な業界の案件を担当できるのも特徴ですか?
はい。業界が違う案件を複数持つので、それぞれに合った企画を考える必要があるんですけど、そのぶん経験の幅は広がります。自分がやりたい業界があれば、案件が来た時に「やりたいです」と手を挙げれば任せてもらえる環境だと思います。
こんな人に来てほしい
——最後に、GLAPのSNS運用に興味がある人に向けてメッセージをお願いします。
SNSの経験をもっと積みたい、もっとやりたいという人にはぴったりだと思います。一通りの流れをすべて自分で担当するので、企画力、制作ディレクション、スケジュール管理、クライアント対応と、全方位のスキルが身につきます。
複数の業界の案件を持てるので、一つの会社のSNSだけをやるのとは全然違う経験値になります。
もちろん大変なこともあります。でも、自分のアイデアが形になって、それが実際に世の中に出ていくのを見られるのは、この仕事ならではだと思います。